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桜前線を追う旅2014 四国・山陽


桜前線を追う旅2014のスタートとして約10日間の予定でサンデーと共に四国方面を旅してきました。




2014.03.24 (月)


朝8時半、予定より少し早く出発し、伊勢湾岸、新東名、東名、山陽と高速を走り、14時過ぎ福山IC着。
計画より大分早く到着したので急きょ尾道に寄ることにしました。

広島県尾道市の天寧寺(てんねいじ)は釈迦牟尼佛を本尊とする曹洞宗のお寺です。
さすり仏さんと慕われている賓頭盧さん、座禅堂の五百羅漢、三重塔の海雲塔(国重文)としだれ桜と牡丹が見所です。
坂の小道は海雲塔、そして千光寺山へと通じます。
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天寧寺(てんねいじ)のしだれ桜 です。
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尾道からしまなみハイウェイへ。
因島大橋を通過。
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そして、多々羅大橋も通過。
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明日一番で大久野島(うさぎ島)に渡るため、今日は大三島のサークルK多々羅大橋前店の近くで車中泊です。
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2014.03.25 (火)


穏やかな瀬戸内の朝です。
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今日は朝一番にうさぎを見るために大久野島に渡ります。
その間サンデーは車にお留守番です。
盛港9時発の大三島フェリーに乗船し、
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13分で大久野島に到着です。
往復620円はなかなか手頃なお値段でいいですね。
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船着き場から専用バスが無料で休暇村大久野島まで運んでくれます。
ここには立派なホテルがあってお客さんも多いようです。
ユーチューブで紹介されていたので外国人も結構来るんじゃあないかと思いました。
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うさぎは至る所にいて、近づくと餌を求めて向こうからかけ寄ってくる姿がなんともかわいらしいです。
ペレット状の餌を買うこともできますが、キャベツやニンジンなど持参するとよさそうです。


  






10時42分大久野島発、10時55分盛港着のフェリーで戻りました。
1時間半の滞在でしたが十分癒されて帰ってきました。

しまなみハイウェイを過ぎ愛媛県今治市に入り真光寺のウバヒガン を見てきました。
残念ながら桜はまだ開花していませんでした。
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次は、同じく今治市の 無量寺のしだれ桜 を見に立ち寄りました。
7分咲きぐらいでしたが、
うっとりするぐらいきれいなしだれ桜でした。
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なかなか愛嬌がある木像、よくよく見ると雷神と風神でした。古くからのものなんでしょうか。
       

次に、西条市の 実報寺の一樹桜(ひときざくら) と呼ばれるエドヒガン桜を見に立ち寄りました。
残念ながらここもまだ開花前でした。
桜の名前は、寛政7年(1795)この地を訪れた俳人小林一茶が「遠山と見しは是也花一木」と詠んだとされるのが由来です。
全国の桜の名木60本の一つとしてこの桜の挿し木が東京・多摩森林科学園に保存されているそうです。

エドヒガン(江戸彼岸)、別名アズマヒガン(東彼岸)、ウバヒガン(老婆彼岸)といわれるこの桜は、純白で、開花の時期が少し早い。
ウバヒガン(老婆彼岸)というのは、花が葉のないうちに咲くので、ウバ(姥)に歯がないことにかけて名付けられたそうです。
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もう一つ、同じ境内にある古木の 実報寺の江戸彼岸桜 です。
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今日は今治市から少し山に入って行った鈍川(にぶかわ)温泉 鈍川温泉ホテルに宿泊です。
川のせせらぎを聞きながらゆっくり温泉を楽しみました。
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ラドン含有量が高いアルカリ性単純泉だそうで、無色透明の少しつるつるのやさしいお湯でした。





2014.03.26 (水)


昨夜から雨が降り出し、今日は薄い霧のなか時々小雨の降るようなお天気となりました。

今日最初は、愛媛県西条市の 古田のしだれ桜 です。
樹齢およそ90年、樹高約九メートルのエドヒガン系シダレザクラで、
霧の中に浮かびあがった姿はまさに幻想的でした。
「この地は桑村家(古田)の葬祭場で、堂庵がありりっぱな庭園が造築されたその中に枝垂桜の大木がありました。
しかし、原木は十五年まえの台風で枯死し、現在の枝垂桜はその時共にあった桜で、今は立派に花を咲かせ見物人の目を楽しませてます。
丹原町内にある枝垂桜の中では巨木で美しい、乙女(おとめ)が日傘をさしたような樹形、
毎年四月には美しいピンクの花をつけ、枝垂れる形は高貴さを感じさせます。」 (丹原町文化協会)
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次は、西条市の 来見の陽春 です。
ソメイヨシノの変種ということで寿命に近いのでしょうか、だいぶ痛々しい姿となっていました。
「大正3年近辺の水路工事完成記念で植えられたソメイヨシノの中で一本だけ生き残った桜でありそれがソメイヨシノの変種であった。
樹齢は90年以上で、ソメイヨシノの寿命が60年と言われているので、30年以上長生きしていることになる。
平成2年、新品種として登録されヨウシュンと命名された。
花はソメイヨシノより少し大きい花径35ミリで、色も少し濃い淡紅色である。
花序(かじょ)がソメイヨシノは3〜4に対し陽春は4〜5と多く、豪華に見える。
かつては巨樹であったが、残念ながら上半分が枯死し現在の姿となってしまった。」 とありました。
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 コーヒーブレイク

来見の陽春のある土手には菜の花が植えられ、薄く霧も掛かって桜のピンクと黄色のコラボが幻想的で美しかったです。
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 コーヒーブレイク

久尾彼岸桜に行くのに道を間違え上がっていってたまたま見つけた風景です。
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次は愛媛県東温市に入って、久尾地区にある 久尾彼岸桜 です。
集落の最上部に咲くエドヒガンの一本桜です。残念ながらまだ開花前でした。
「久尾地区は、海抜400mの山の中腹に開けた土地で、この地域では一番早く拓かれたところと言われている。
この桜の花は、花梗が長く下向きに垂れて咲くことから、釣鐘桜とも呼ばれている。
このほかにも孝子桜や幸太郎桜とも呼ばれており、これらの呼び名は、この桜に関係した人の名前ではないかと考えられている。
この桜には花の咲き具合でその年の豊凶を占ったという伝説もある。
樹高16m、目通り3mで、市内の桜の中でも巨木の一つである。」
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 そして同じく東温市の 大通庵彼岸桜 です。
墓守の桜として植えられたエドヒガン桜です。残念ながらまだ咲き始めでした。
「大通庵は、河野氏配下の武将であった戒能氏一族の庵で、墓地には小手ヶ滝城主 戒能備前守道森 の墓などが残っている。
この墓地の一隅にこの桜はある。春になると他の桜に先駆けて薄紅色の花が咲く。高台にあることから、満開の頃には遠くからこの桜を見ることが出来る。
高さ12m、目通り1.5m。樹齢は不明であるが、幹の状況などからかなりの老木であると考えられる。」
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今日は松山市の道後温泉本館から徒歩で1分ほどのホテル葛城に宿泊です。
温泉はホテルと道後温泉本館の両方とも入らせていただきました。
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2014.03.27 (木)


お天気も回復しました。

翌日早朝のお散歩にて、道後温泉本館あたりを散策、まるで千と千尋の世界です。
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今日最初は愛媛県松山市の 大宝寺のうば桜 に立ち寄りました。
ようやく満開の桜に会えました。
ここの本堂は鎌倉時代初期の建築と見られ国宝となっています。
「むかし、この地の角木長者の娘が長い病床にあったが、乳母のお袖が必死になってお薬師さまにお願いをして、娘は回復した。
その後、乳母のお袖が急病になり、「わらわはお嬢様の身代わりをお薬師さまにお願いしたのだから嘆かぬよう。
ただお嬢様の病気回復のお礼に寺に桜を植えてほしい」と遺言して世を去った。それでこの桜を乳母桜。姥桜と呼ぶようになったと伝えられている。
この桜は松山地方では早く開花する種類で、和名エドヒガン(江戸彼岸)・アズマヒガン(東彼岸)・ウバヒガン(姥彼岸)ともいうが、
必ずしも東日本のものではなく四国においても、低山から山地でその生育が時折見られる。
この桜は根回り2.8m、樹高5mで特別高くはないが根張りがよく、その姿態は美しい。」
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 コーヒーブレイク

松山から内子町の石畳東のしだれ桜に向かう途中、県道226号猪の峠手前、永木付近の風景です。
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内子町の石畳東のしだれ桜です。
高さ8m、東西に約15mもの枝を伸ばす、樹齢350年を越える一本桜で県内有数のしだれ桜です。
どっしりと存在感のある古木で、ちょうど満開に出会えました。
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 コーヒーブレイク

内子町石畳から内子町に出てくる途中、河内付近です。菜の花も満開です。
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内子町では内郷之谷川沿いの約100mの区間に20本程のしだれ桜が花を咲かせます。
郷之谷川のしだれ桜です。
今回はすでに散り始めていました。
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 内子町の山間部に入ってきました。
立石地区の相野のエドヒガン桜です。
相野のしだれ桜に到着するとこちらがまず目に入りました。
無名だと思いますが心に残る一本桜です。
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 そして、内子町立石の相野のしだれ桜です。
個人が丹精込めて育てたしだれ桜はまだ咲き始めでした。
訪れた人をお茶でもてなしてくれる優しさがうれしかったです。
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久万高原町に入って、法蓮寺のしだれ桜です。
この法蓮寺境内のしだれ桜は県内でも珍しいと言われています。
桜の木の寿命は80〜100年と言われていますが、この桜はこの地に植えられてから約120年を過ぎている老木です。
この木の由来ははっきりしませんが県下でもこれ程成長したしだれ桜は近在で見ることはできません。
春になると枝先まで花を付け、地面に届くまで枝が垂れます。
その桜の花を見物するため郡内はもとより県外からも多くの人がやってきます。
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樹齢120年、樹高8m、幹囲2m
         

今日は道の駅みかわで車中泊の予定でしたが、店が閉まって食事もできなかったので、
少し戻って久万高原町のサークルK久万大谷店の駐車場で車中泊です。
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2014.03.28 (金)


目覚めたら朝霧が掛かっていましたが、こんな日は天気がいいんです。
案の定出発の頃には霧は晴れていいお天気となりました。

 R494からR439に出た高知県仁淀川町池川のあたり、安居川沿いのソメイヨシノがきれいだったのでしばし休憩です。
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R439から山を見上げると桜が密集している場所が目に付きました。
位置的にあのあたりがひょうたん桜のある桜地区のようです。
桜地区に上がって行くには2つの道があり、この時期観光客の通行は一方を行き、もう一方を帰りというふうに
一方通行となっていて途中で渋滞はありませんでした。
ただ、駐車場には限りがあるので、近くになれば渋滞が出来てしまっていました。
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この地区は、昔は大藪という地名でしたけど、桜が有名になってきて昭和33年に桜と地名を変更したのだそうです。
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仁淀川町のひょうたん桜です。
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ひょうたん桜をバックに、ちょっと一休みのサンデーです。


仁淀川に出てから上流にある大渡ダムを過ぎ、別枝地区に入って行くと直ぐに市川家のしだれ桜です。
満開で大勢の方が見えてましたが、道路も狭く駐車場もほとんどないのが玉に瑕。
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更に入って行くと中越家のしだれ桜です。
集落の最上部、秋葉神社の近くにあります。満開で存在感も十分でした。
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同じく集落内の大石家のしだれ桜です。
自分の庭にこんなしだれ桜があるなんて羨ましいですね。
すぐ横に広い駐車場があるのでここに駐車して村内の桜を見て廻るのがいいでしょう。
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いったん 仁淀川まで下りて対岸の山に登り返すと再び愛媛県に入って、久万高原町中津地区の苗代桜です。
苗代作業の時期を知らせるこの桜を苗代桜と呼んでいます。
エドヒガンザクラで、樹齢はおよそ200年。白く小さめの花を咲かせます。
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墓守桜でしょうが、周りは棚田がありこの桜の開花を待って里人が苗代の準備を始めたのでしょう。

旅も長くなって、サンデー君ちょっとお疲れかな? それにしてもなんかおじいちゃんになってきたねぇ。


更に上がって、中津地区の最上部にある西村大師堂のしだれ桜です。
この辺りではかなり有名な桜ですが、開花にはあと少し。
「地上2mで三分岐しており、樹勢はやや衰えているが、毎年花を付けて見事である。
推定樹齢350年、樹高9m、根廻り2.2m、胸高廻り2.0m」
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 四国カルストまで来ました。
昔、大雨の夕暮れにバイクで心細く走った思い出がよみがえってきました。360度のパノラマで四国の屋根といった感じです。
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この時期あまりお客はみえなく、牛もまだ放牧前でちょっと寂しいですね。


今日は愛媛県鬼北町の道の駅森の三角ぼうしで車中泊です。夜半より車の屋根をうつ雨音が・・。
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2014.03.29 (土)


気になっていた雨も時々パラッとする程度でたいしたことなく一安心です。

今日最初は、愛媛県鬼北町の小倉のしだれ桜です。
訪れる人も少ないと思われるちょっと寂しげなしだれ桜でした。
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コーヒーブレイク

鬼北町から報恩寺へ行く途中、城川付近です。
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次は、西予市城川町の報恩寺のしだれ桜です。
理由は定かではないですが非常に花数の少ない桜で残念でした。
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愛媛県を離れ、高知県須崎に向かいR197を走っている途中で立ち寄った道の駅布施ヶ坂でたまたま津野山古式神楽を見ました。
お神楽のイメージとちょっと違う単調だがリズミカルなお囃子につい虜になってしまいました。
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女性の打つ力強い太鼓がまた良かったです。よし、今年の秋はこの神楽を見に来るぞ!


南国市まで来て、国分寺のしだれ桜に立ち寄りました。
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この日は南国市の道の駅南国風良里で車中泊の予定でしたが、温泉に入ろうと思い一番近そうな夢の温泉に向かいました。
途中、ナビで花マークのあった鏡野公園に立ち寄りました。
ソメイヨシノが満開の場所でした。
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夢の温泉は、無色透明の温泉で、一人だけだったのでゆっくり入らせていただきました。
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外の景色がなかなかいいですね。


今日は道の駅南国風良里で車中泊です。夕方からちょっと雨がひどくなってきました。
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2014.03.30 (日)


朝も結構強い雨が降っています。今日は再び山間部に入っていきますがどうなることやら。
先ずは今日最初の目的地である大滝地蔵堂を目差しました。


コーヒーブレイク

大豊町豊永にてR439から大滝地蔵堂に上がって行く村道に入って、半分ぐらいまで上がったあたりからの景色です。
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大豊町豊永の大滝地蔵堂のエドヒガン桜です。
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徳島県に入ってきました。
また谷底の露天風呂に入りたくて和の宿 ホテル祖谷温泉に立ち寄りました。
祖谷谷は、昔ツーリングで寄ってテント泊したところです。
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ケーブルカーで谷底まで10分ほどかけて下りていきます。

やっぱり気持ちのいい露天風呂だ!
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祖谷から美馬市木屋平へ向かう途中の剣山の少し手前、何やらちょっと不気味な人形のようなものが
たくさん置かれている場所があったので休憩がてら寄ってみました。
奥祖谷かかしの里です。
後で調べたら、
綾野さんという人が、最初鳥追いのために人形を置いていたが、
そのユーモラスなかかしが評判となり、
だんだんと数が増えるにつれ口コミで観光名所にまでなってしまった場所のようです。
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これらのかかし全てを綾野さんが一人で作られたそうです。

畑仕事したり、縁側で話をしていたりするかかしは人間的で生活感と温かみがあるとはいえ、夜にここを通りたくないですね。
  

 1420m、剣山見の越 まで来ました。
剣山登山口です。
ここまで上がるとまだこんなに雪が残っています。ガスもかかってきました。
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これまではR439でしたが、見の越からR438に変わりました。
酷道の名にふさわしく片側はどこまでも落ちてます。
おおコワッ。
後で判ったことですが3月いっぱいまでは冬季通行止めだったようです。
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美馬市木屋平まで来て、川井のエドヒガン桜を見に寄りました。
温泉施設つるぎの湯大桜に隣接して立っていました。
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 この日の車中泊のつるぎの湯大桜です。
お風呂と夕食を頂きました。
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お風呂は温泉ではないけど広くて気持ちよかったです。でもお客さん、いるのかなぁ、ちょっと心配。



2014.03.31 (月)


昨日は雨模様の天気だったですが、今日はよく晴れました。

今日最初は、徳島県美馬市木屋平の貢公園のしだれ桜です。
旅の計画中にBing地図の航空写真で桜らしきものがたくさん写っていたので寄ってみることにした場所です。
そこは公園になっていてしだれ桜がたくさん植えられた場所でしたが、
まだ若木が多く将来が楽しみな場所でした。
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美馬市木屋平の駒止桜です。
貢公園からR429に下りる途中でたまたま見かけた桜です。

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コーヒーブレイク

四国は和紙の産地と聞いたことがあるけど、ちょっと開けたところがあればすぐにミツマタが繁殖するようです。



木屋平を後にし、川井峠から木屋平を振り返ります。
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左上のあたりにつるぎの湯大桜と川井のエドヒガン桜も見えます。
  
しだれ桜が多いと言うことで来てみましたが、何故かあまり目につかなかった川井峠です。
後で調べたら白い神社というところに多いらしいのだけど、R438沿いにも関わらず全く気が付かなかったのはなぜ??

神山町に出てきて、明王寺のしだれ桜です。
今回の旅一番の超満開しだれ桜でした。
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サンデーはおばちゃんに可愛がられ離れてくれません。
一緒にパチリ。

裏から見る桜もきれい!




吉野川沿いに出てきました。
つるぎ町の桜堂のひょうたん桜に寄ってみました。
ピンクがやや濃いめの美しいひょうたん桜でした。
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ひょうたん桜の近くの分校跡地?にあった大きな桜です。この桜だって立派です。
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そして、同じくつるぎ町の吉良のエドヒガン桜です。
桜堂のひょうたん桜と同じ色目の美しい巨木でした。
近くの神社では地元の方がお茶のおもてなしも・・、有り難いですね。
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吉野川を渡り、R438にて讃岐山脈(阿讃山脈)に入ってきました。
香川県となって、まんのう町の長谷のヤマザクラに立ち寄りました。
ほとんどが枯れて寂しい姿でしたが、新しく若い枝も出ていておいそれとは死なないぞと言ってるようでした。
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今日はR438長尾の交差点にあるデイリーヤマザキというコンビニの駐車場で車中泊です。
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2014.04.01 (火)


今日最初は、綾川町の堀池のしだれ桜です。
早朝に訪れました。四国では今回最後の桜でした。
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せっかく香川に来たんだからと、うどんを頂きました。
讃岐一番の人気店がもううどんさんは朝8時半の開店からこの車です。
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中の席は少ないのでほとんどの人は外で食べています。



お揚げ2枚。おつゆはさっぱり味でしょうか。なかなかおいしかったです。


四国とお別れです。
瀬戸大橋を使って岡山に渡りますが・・、ちょっと与島で休憩しますか。
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岡山県に入って最初は、倉敷市の由加山蓮台寺双樹満願桜を見に立ち寄りました。
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多宝塔としだれ桜です。
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次は岡山市に入って、曹源寺のしだれ桜です。
青空に映えて輝いていました。
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今日は岡山自動車道高梁SAで車中泊です。
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2014.04.02 (水)


朝一で津山まで走って、千光寺のしだれ桜を見に立ち寄りました。
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次の桜に行く途中、美作市宮本の宮本武蔵の生家の近くを通るので立ち寄りました。
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そして美作市の道仙寺の桜に着きました。
この辺りは内陸部で春遅く、開花はもう少し先のようでした。
推定樹齢100年、樹高18m、目通周囲3.7m。美作市指定天然記念物です。
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道仙寺の桜と同じ集落にあった笠岡家のしだれ桜 (左)と久保のしだれ桜 (右) です。
こちらも開花前でした。
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兵庫県に入って、佐用町の光福寺の大糸桜に立ち寄りました。
樹齢300年、根回り8m、高さ13m、しだれ具合が見事でした。
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計画していた桜は一応見終わったけど、もう少し見たいなぁということで、もう一日奈良周辺を観て廻ることにしました。
と言うことで、奈良県葛城市の当麻寺護念院のしだれ桜を目指すこととしました。

阪神高速1号線で大阪のど真ん中を突き抜けました。
ちょうど中之島付近です。
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阪神高速1号線中央区付近です。遠くの高いビルが位置的にあの日本一高いビルあべのハルカスでしょうか。
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奈良県の当麻寺近くまで来ました。
今日は道の駅ふたかみパーク當麻(たいま)で車中泊です。
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2014.04.03 (木)


今回の旅の最終日です。
今日もお花見日よりのいいお天気です。

最終日の最初は、奈良県葛城市の当麻寺護念院のしだれ桜です。
しだれ桜を見に立ち寄りましたが、境内の外にもきれいなソメイヨシノが咲いてました。

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こちらは当麻寺奥院です。
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次に、超メジャーな宇陀市の又兵衛桜に立ち寄ってみました。
想像以上の大きな桜でした。
7分咲きぐらいでしたが一度満開を見たいものです。
「名の由来である後藤又兵衛は、大阪冬の陣、夏の陣で豊臣方で活躍した豪傑。
戦に敗れた後も当地に落ち、豊臣家の再興を待ったが叶わず僧となって余生を過ごしたと伝えられる。
当地には後藤を名乗る家が数軒あり、桜が残っている場所も後藤家の屋敷跡である。」とのこと。
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次に、同じく宇陀市の佛隆寺の千年桜です。
千年桜を見に立ち寄りましたが、残念ながら開花前でした。
「ヤマザクラとエドヒガンの雑種であるモチヅキザクラの一型だが、花柱に毛がなく、
萼筒のふくらみが円筒状楕円型をして長いなど、ヤマザクラの形質をもそなえている点、学術上貴重な巨樹である。
根囲7.7mにおよび、根株から2mのところで大小十一本に分岐し、分岐枝の最大のものは幹囲1.2mで四方に枝を広げ、
樹勢は衰えておらず、県下で最大最古の株とされ、貴重な存在でもある。」とのこと。
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この旅最後の桜は、同じく宇陀市の大野寺のしだれ桜です。
二本のしだれ桜がちょうど満開でまさに百花繚乱といった、旅の締めにふさわしい華やかさでした。
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四国をメインに11日間、多くの桜に会うたびに都度新たな感動をもらいながら2212kmを走り抜けた旅でした。



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