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日帰り滝めぐり 東近江



2020.10.06 (火)

今日は日本全体が大きな高気圧におおわれて、すっきりした秋晴れになりそうなので、
どこか日帰り、だいたい片道1時間ぐらいで行けそうな滝めぐりが出来るところはないかと考えた結果、
紅葉でとても有名な滋賀県の永源寺辺りに行ってみることにしました。

最初に向かったのは、今日半日を費やしてしまいそうな姫ヶ滝です。
永源寺ダム湖に流れ込む佐目子谷川の奥にあります。
佐目子谷橋左岸袂に林道入口があり、入ると直ぐにチェーンで通行止めとなっているのでその手前の駐車スペースに車を停めました。
電動自転車で向かおうとスタートしましたが、5分ぐらい走った取水堤のところで林道は終わりでした。
取水堤の下には小滝が落ちていましたが帰りに寄ってみましょう。
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自転車はここにデポして、川沿いの山道を進みますが、
道の下がなだれたりあるいは崩落したりで、時々川に降りてまた上がるを繰り返しながら進みました。
この辺りの川はゴーロ帯で、川を遡上するのは時間がかかりすぎます。

40分ぐらいでここを抜けると川は開けて平坦になりましたが、山道も無くなるので、あとは川の遡上になります。
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所々、川のサイドが植林帯だったり雑木林だったりするので、積極的にそういうところを歩いて楽をしました。
雑木林の木はほぼモミジの木なので、紅葉の時はどんなにきれいになるでしょう。
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右岸が高いところから崩落したヵ所です。
落下してきた巨大な岩が3つ、川を塞いでいますが、ここは左から越えて行きました。
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歩いてすでに約2時間、すでに来た方の情報で見覚えのある小滝が見えました。
どうやらついたようです。
滝は、あの小滝の落ちる沢を入ったところです。





狭い沢の入口を入ると、中は意外に広く、スピリチュアルな空間ですか滝は見えません。
でも、すぐそこに落ちている感じはビシビシ伝わってきます。



もう少し入って行くと見えてきました、姫ヶ滝です。
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大きいです。
見える範囲では三段になって約50mを流れ落ちます。
最上段は右からヒョングリ気味にチラッとしか見えていません。

  

  

  

谷に日が入ってきたころ、後ろ髪を引かれるように滝を後にしました。






帰りは約1時間半で取水堤まで戻ってきました。
堤下の滝に下りてみました。



  


姫ヶ滝を終えて、次に永源寺ダム下流の沢に落ちる識廬ノ滝、永禅の滝に向かったのですが、
愛知川を渡った先でがけ崩れの復旧工事中で通れませんでした。
永源寺ダム上の道路も鎖で通行止め、ダム湖上流から右岸を進む道も入口で通行止めとなっていて、もはや行く術はなく諦めざるをえませんでした。


次の滝へ向かう途中、永源寺ダム湖畔のR421を走っていると大瀧神社なるものが目に入ったので、
近くに滝でもあったのかなと沢を覗いてみたら小さな滝がありました。
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そして、愛知川を少し上流に走って、R421沿いの沢に落ちる目測落差20m以上の芦原谷(あしはらたに)の滝です。
細い沢ですが、きれいに段々に落ちていて、 五段ぐらいは見えるのですが、まだ上に続いているようです。
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今日最後に、日本コバ(標高934.1m)の登山道沿いの藤川谷大滝を目指すことにしました。
滝のある付近は谷も深く、沢よりだいぶ高いところを登山道が切られているので、
この辺りか?と思って谷に降りても違うところだったり、沢の遡上もままならず、結局藤川谷大滝には行き着けませんでした。

  

落差3mの無名滝です。



  


今日の日帰り滝めぐりを終えて18時、無事に帰宅しました。



2020.10.15 (木)

今日も日帰り滝めぐりに行ってきました。

先ずは、御在所を越えて野洲川ダム方面に下って行く途中の沢に落ちる滝を2つ。
ここは色々と勘違いしてしまったようです。
雨乞岳登山口2hと水木谷の滝5分の道しるべが同じ木柱にあったので
登山道を行くとあるのが水木谷の滝だと思い込んでしまいました。
沢は道路脇でちょうど合流していて、
登山道は左の沢、そして最初にあったこの滝を水木谷の滝だと思ってしまいました。
帰ってからネットを見ていたらこれは稲ヶ谷大滝の手前の小滝のようです。
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稲ヶ谷大滝はさらにここから上に上がるんですね。
また宿題が残ってしまいました。

右の沢は道はありませんが、こちらもそう遠くありません。
こちらが本当の水木谷の滝です。
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そして、今日のメインは元越大滝です。

元越谷の林道は入って間もなく頑丈なゲートで車はここまで。
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距離があるので何とか電動自転車で行けないかと無理やり自転車を侵入させました。
林道は多少荒れて入るものの、滝近くまで自転車で行くことが出来ました。
最後は林道の上側からの土砂崩れで道路は塞がれていました。
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自転車をここに置いて、
杉林の緩斜面を下って行くと、
トラバースするようにしっかりした踏み跡の作業道が谷に平行に付いていました。
(振り返ってパチリ)


右下に川を感じながらこの道をしばらく上流に進むと
川が近くなってきたのでそこから川に降りました。
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ここから川を下って行きますが、ほとんど少し上の斜面を歩きます。
斜面が緩い左岸をずっと歩き、小滝が見えれば川に降りたりしてみました。

  

  

花崗岩の渓谷ではダイモンジ草が咲き乱れていましたが、ここのはどれも小さくて繊細な感じ。



水も美しいです。

  


下に大きな滝があるようですが、滑るといけないので落ち口には近づけません。
規模からすると元越大滝で間違いないでしょう。



一旦、右岸の尾根状の杉林の斜面を上がって、そこから下流側の少し緩くなった斜面を下り滝の下流に降りました。
少し遡上して元越大滝です。
想像以上のいい滝です。
その場では20mはあるだろうと思いましたが、実際は15mだそうです。
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滝見を終え林道を戻る途中、仙ノ谷にも滝が見えたが、谷が急峻で下りれそうもなく諦めました。

このあと、もう一つ予定していましたが、
すでに16時となっていたので今日の滝めぐりは終わりとし帰路につきました。


元越大滝あたりの歩いたログを適当に書いてみました。



元越大滝だけに行く場合、林道から点線のようにおりたら作業道に出るので、
少し上流側に進むと下の写真のような場所(Ⓐ)があり、
そこを過ぎたところから谷に降りて行くと何とか危険なく川まで下りることができます。





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