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なめくりの滝

所在地/長野県下伊那郡阿南町富草

天竜川水系牛ヶ爪川支流南の沢川に左岸より流れ落ちる目測落差40mの人工の滝です。
「獅子岩は古くからの地名で、入豊山神社の奥より流れ出る牛ヶ爪川の清流で浸食された第三紀層の肌である。
なめくりも古くからの地名で斜面がぬるぬるとしてすべる「滑(なめ)る」と、岩盤が流れによってえぐられた「刳(く)る」から名づけられた。
1400年代に吉岡城を築いた豪族下條氏は、田畑開発のため、南の沢川上流を水源とする灌漑用の井水造りに着手した。
江戸時代の元禄年間(1690年ごろ)に完成した井水は、吉岡、菅野、大島村の高台を流れ、
最後に大地の突端からなめくりの滝となって再び南の沢川に戻っている。
なめくりの滝は、農業用水の余りの水の終着点で、
いわば人工の滝であるが、出来てから300年以上もたった勇姿は自然と調和し、人工物の違和感はない。」
平成12年(2000年)11月12日 なめくりくらぶ
参考HP・ブログ/(ブログ)ぶらり〜下條村

桜前線を追う旅 南信の旅にて、2019.04.16(火)撮影

  

  



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