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高野山プロジェクションマッピング


高野山は今年開創1200年を迎え、記念行事としてプロジェクションマッピングをやるというので見に行ってきました。



2015. 05. 14 (木)


映すのは檀上伽藍の根本大塔
大塔の前で僧侶の唱える声明(日々の勤行や各法会などで唱えらる仏教の伝統的儀式音楽)と
プロジェクションマッピングの融合で幻想的な世界を醸し出していました。
空気を震わすほどの太鼓もド迫力で凄まじかったです。



本番中は撮影禁止でしたか、後で撮影用として数分間映してくれました。
静止画では判りませんが、映す画像が目まぐるしく変わり、声明と相まって幻想的な雰囲気を醸し出していました。

  

下右写真に映し出されているのは「三鈷杵(さんこしょ)」といって、密教法具の金剛杵の中の一形式です。
弘法大師が唐で密教を学んで帰国するとき、寧波の港で
「わたしが漏らすことなく受け継いだ密教を広めるのにふさわしい地へ行くように・・」
という願いを込め三鈷杵を東に向けて投げたそうです。
帰国後、その三鈷杵を探していると、弘仁7年(816年)頃、(・・・ちょうど1200年前ですね)
高野山の松の木(現在の檀上伽藍にある「三鈷の松」と呼ばれる松)にかかっているのを見つけ、この地に真言密教の道場を開きました。
ちなみに、この松葉は稀に三股に分かれたものがあり、
この落ち葉を見つけ財布にいれておくと、幸福になれるとかお金が貯まるとかいわれています。

  



本番の後で、近くにいた方が倒れられ救急車で運ばれたハプニングもありましたが、大師さまがお守り下さったでしょうか。

この後、奥之院の参道へ。 夜は灯篭の灯の中訪れる人もなく、幽冥界に足を踏み入れた心持でした。




今夜は、高野町観光情報センターの無料駐車場で車中泊です。



2015. 05. 15 (金)


早朝に金剛峯寺の周辺を散歩しました。



標高が高いことと新緑に包まれて、すがすがしい朝です。 この辺りの寺のほとんどは宿坊となっています。



高野山霊宝館前の緑です。 8時30分を待って館内を拝観させていただきました。






高野山の最後に、奥之院に参拝です。









  







御廟の橋です。
ここから先は弘法大師御廟の霊域につき脱帽し、写真撮影、飲食、携帯電話、私語などは禁止となります。
奥に見えるのは燈籠堂で、その裏手に大師御廟があります。
この御廟の中で、弘法大師は今も生きて瞑想を続けているとされていて、今でも毎日2回食事が届けられています。

「有難や 高野の山の岩陰に 大師はいまだ 在しますなる」





この後、今日中に白浜温泉まで行って温泉に浸かり、明日はパンダの双子の赤ちゃんを見てから帰ります。
先ずはR371(高野龍神スカイライン)を南下。
途中、高野大滝にちょっと寄り道。 新緑がきれいですが、秋の紅葉もよさそうです。






初めての道をと思いR371(高野龍神スカイライン)からR480に乗り換え。 途中、しみず温泉に立ち寄りました。
八角形の檜風呂はチョイつるのいい温泉でした。







しみず温泉から2,3分はしったところの「あらぎ島」です。 国選定重要文化的景観に指定されているそうです。
田んぼが黄金色に染まったころがきれいでしょうね。




有田川町経由で、夕刻近く白浜町に到着しました。 日帰り温泉施設「とれとれの湯」で夕食と温泉を済ませました。
魚の塩焼き定食です。 アジのようなものを想像してたら・・・、イガミの一夜干しだそうです。




ここの湯もつるつる系でした。 途中から小雨が降りだしましたが気持ちよかったです。







今夜は、「とれとれの湯」の大駐車場で車中泊しようとしたのですが、
入口を閉めるからと追い出され、やむなく近くのファミマ駐車場で車中泊です。



2015. 05. 16 (土)


昨日の温泉に入っていたころから降り始めた雨は今朝も降り続いています。
パンダのいるアドベンチャーワールドは9時半開園なので、
それまで「崎の湯露天風呂」で朝風呂に入らせて頂きました。 湯はチョイつるで、少し塩味があるような感じでした。
湯壺は、撮影禁止で写真はありませんので公式HPでご覧ください。







「崎の湯露天風呂」からアドベンチャーワールドまでは15分ほど。 9時過ぎに到着しましたが、すでに開園を待つ人の列が。




雨は現在上がってますけど双子パンダは室内展示でした。
いよいよ双子のパンダ君とご対面(^.^)/~~~、 言葉で言い表せないほどの愛らしさ・・・。
姉の「桜浜(おうひん)」と妹の「桃浜(とうひん)」です。 2014年12月2日生まれだから5ヶ月ですね。
ところで、父親は「永明」、母親は「良浜(らうひん)」のようですが、「良浜(らうひん)」は「永明」の子供ですけど、大丈夫なんでしょうか。











しばらく外を見てから戻ったら、早や遊び疲れたのかお昼寝に入っていました。 寝顔もまた可愛い。







父親の「永明」は隣の部屋でグータラ親父っぷりを発揮してました。



母親の「良浜(らうひん)」は屋外に出ていました。 おいしそうに食べてますね。





パンダの後はイルカショーです。
最近こういったショーをやめた国とかあるようだけど、見ていて本当に楽しいし、どう見てもイルカ自身楽しんでいるようにしか見えないんだけど。
でもこういうのを見ると、イルカ猟とかは理屈抜きで止める方向に進んでほしいと思ってしまいます。













昼前には園を出て帰路につきました。串本経由で帰りましたけどさすがに疲れました。
刈谷ハイウエイオアシスに立ち寄ったら、ちょうど太陽が沈むところだったので観覧車に乗って撮影してみました。







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