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桜前線を追う旅 北海道 (下)


桜前線を追う旅 北海道 (上) からの続きになります。

2019.05.18 (土)


宗谷岬の駐車場で朝を迎えました。
水平線はやはり雲におおわれ、こんな高い位置に太陽が現れました。
  


宗谷岬を後にし、宗谷丘陵の白い道です。
白い貝殻を敷き詰めてつくられた道です。
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ポツリとあるレーダーサイトは北を守る自衛隊でしょうか。



稚内港北防波堤ドームです。
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ドームの前に停泊する海上保安庁の「りしり」、北の不審船の活動から水際で守ってくれています。



ノシャップ岬をぐるっと回って、
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日本海沿いに南下しました。

海の向こうにはほとんど空に溶け込むように利尻島がありました。
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中川町国府辺り、桜はほとんど無いんだけど白い花をびっしりと付けた木をよく見かけました。
何でしょうか?  スモモかなにかでしょうか。
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音威子府村(おといねっぷむら)の
音威子府住民保養センター 天塩川温泉によって温泉と早めの昼食。
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温泉と隣の天塩川リバーサイドパークキャンプ場の敷地にかけ沢山の桜が植えられていました。
ピンクの色合いが濃く、花はエゾヤマザクラのようでもありますが、低く広がる樹形からすると千島桜だと思います。
天塩川温泉の千島桜と呼んでおきます。
バックは天塩川です。






美深町に来ました。
D49を少し走って、高広パーキングエリアから見れる高広の滝です。
落差30mの滝が二本並んで落ちていますが、向かって右を雄滝、左を雌滝と呼ぶそうです。
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雄滝 です。
  

雌滝 です。
  




高広パーキングのところから北側の沢沿いの林道を2kmほど上がって行くと
落差11mの深緑の滝です。
雪代で増水し水しぶき激しく、くっきりとは撮れませんでした。
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(右)は深緑の滝の下流の左岸から、林道の橋の袂に落ちていた無名滝です。
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雨霧の滝女神の滝にも行こうとしたのですが林道が入口で閉まっていて諦めました。
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次に、激流の滝を訪れた時、間違って脇の沢に入ってしまったところにあった滝で、名前があるかわかりません。
下が私を惑わせた看板で、引き出し線のようなものが目に入ってませんでした。


目測落差は8mです。
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こちらが激流の滝です。
目測総落差は5mほどの渓流瀑です。
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名寄市に入って、
落差7mの比翼の滝です。
形の整った末広がりに落ちるきれいな直瀑でした。
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同じ沢の1kmぐらい上流にある落差5mの晨光(しんこう)の滝です。
横に落ちている滝は、三ツ糸の滝と書かれていて、目測落差は15mほどです。
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今日はこれでお終い。



今夜は名寄市風連にある道の駅 もち米の里☆なよろで車中泊です。
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2019.05.19 (日)


道の駅 もち米の里☆なよろで朝を迎えました。
今日も安定したお天気です。

この時期、4時から明るくなるので、早朝から昨日の見残しの滝を見てきました。
ナイオロップの滝です。
林道は1kmほどで行き止まりとなるので、そこから山道を200mほど歩きました。
滝名は名寄の由来になったんだそうで、アイヌ語でナイ(川)・オロ(所)・プト(口)で、名寄川が天塩川に入るところを意味するんだそうです。
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滝前に何本もの木が倒れていて荒れていました。
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剣淵町まできて、
ビバアルパカ牧場の看板に誘われ寄ってみました。

去年生まれた子は、カシミアみたいにふわふわでした。
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北海道ではセミが鳴きだしました。


これからの行先をいろいろ迷った挙句、この時期の富良野はどうかと思い向かいました。

途中旭川空港の近くを走っていたとき、ちょうど空港に下りる飛行機を見てしまったので休憩がてら立ち寄りました。
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途中深山峠にて、十勝岳連山がきれいでした。
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富良野の富田ファームです。
残念ながらラベンダーは花芽も出ていなかったし、撮るものはほとんどありませんでした。
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ヒメリンゴの花です。





このあ、と少し戻るようではありますが、白竜の滝だけは見ておこうと滝川市に向かいました。
滝川に入ったら、菜の花畑が増えてきました。
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日も傾いたので滝は明日にして道の駅 たきかわで夕食、
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近くのえべおつ温泉ホテルで入浴のあと道の駅で車中泊です。
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2019.05.20 (月)


道の駅 たきかわで朝を迎えました。
今日もいいお天気です。

先ずは滝川にきた目的の、白竜の滝に向かいました。
ところが・・
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解除予定は6/6とのこと (≧▽≦)、 今回はなんと無駄走りの多いことか・・
通行止めのところの暑寒湖です。


と言うことで残念でしたが、滝めぐりを続けます。
ナイエ川の滝をと思ったら、ナビではこちらも通行止めとなっていたので諦めて次に・・


美唄市の我路沢に架かる落差5mの歌音(かおん)の滝です。
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細くて悪路ですが滝のすぐ前まで車で入れました。 (乗用車では轍や凹みが酷いのでお勧めできません)


見たかったのはこの上流の滝ですが
この滝のところからは滝を越せないので、ちょっと下流の今は廃道となっている林道を進んでから歌音の滝の上流に下りました。
林道はご覧の通り水の流れで大きく掘られてしまっています。
今はまだ雑草が低くていいですが、夏に向かい徐々に歩くのも大変になるでしょうね。


歌音の滝も先ほどの対岸から見ることが出来ました。
  

我路沢を少し遡上すると左から流れ込む沢の30mほど奥に目測落差10mの美唄の滝が見えました。
期待通りの美しい滝でした。
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本流に戻って50mぐらい上がったところに、落差3mほどで川幅いっぱいに落ちる我路沢の滝がありました。
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滝からの戻りの途中安田侃彫刻美術館 アルテピアッツァ美唄です。
広い芝生と八重の桜、彫刻のモニュメントと気持ちのいい空間でした。
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岩見沢からD38を夕張方面に向かって、まず朝日不動の滝です。
D38から滝前まで車で入ることが出来るお手軽滝でした。
目測総落差4mほどの小滝で、右岸上にはおそらくお不動様が祀られているであろう建物が見えました。
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D38を更に進んで、東毛陽の滝です。
一枚目の写真のちょうど中央付近にあるんですが、木々に覆われて見えませんでした。
あぜ道を通らせて頂いてから、V字状の水路を飛び越えたら(これがけっこうギリギリ)目の前です。
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更に進んで、万字の滝です。
万字炭山森林公園内にあり、案内板では三段の滝となっていました。
管理棟のある駐車場に車を止め、ポンホロムイ川沿いに遊歩道を5分ほど歩いたところの橋の上から滝が見えました。
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遊歩道の橋からも見える、三段の滝の下段です。




(左)中段はあまり滝らしくなく、(右)は上段です。
  


そして万字峠越えの登りに掛かった辺りで見かけた滝でマークしてなかったので名前があるかもわかりません。
落差は、上にもまだ続いていたので正確にはわかりませんが15mぐらいはありそうでした。
仮名として万字峠の滝と呼んでおきます。
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万字峠にある丁未風致(ていみふうち)公園の桜です。

エゾヤマザクラですが標高が700m位あるとかで、まだ満開でした。
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夕張に下りてきて、夕張市内思い出橋の下に落ちる志幌加別川の滝です。
目測落差は約10m、水量豊富で川幅いっぱいに広がって落ちる様は素晴らしく、
もっと観光化してもと思うのですが、町を見ればそんな予算は到底無理なんでしょうね。
思い出橋からとか、滝の横あたりの両岸からのぞき込むことも出来ますが、下流の栄橋からの遠望が一番いい感じでした。
あとから調べたら、
本町ふれあい公園から階段で川に下りる事ができるらしい(閉鎖中かも)ことと、すぐ近くの昭和橋の下にポンポロカベツの滝があるようで、
現地で気が付かなかったのは残念でした。
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夕張の"滝の上"まで来て、於兎牛沢川(おそうしさわがわ)の滝です。
目測落差は10m、落ち口から大きく左右2つに分かれた、個性的でなかなか雰囲気のある私好みの滝でした。
川の名は、アイヌ語のオソウシ(河口に滝のあるもの)という意味なんだそうです。
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そして、滝上公園のところの千鳥ヶ滝です。
落差は目測15mぐらいでしょうか、夕張川本流で水量豊富、
地層に沿って削られて出来た水路から激流となって流れ落ちる姿は豪快そのものでした。
千鳥橋とその下の公園からの遠望ですが、近寄りがたい荒々しさを感じる場所でした。
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滝の下流、右岸にも目測落差20mほどの小さな滝がありました。
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そして今日の最後は、栗山町の落差7m、不動の滝です。
川に下りる時、フキの葉の上に砂塵がいっぱい積もっていて、かき分けて歩くとそれが舞い上がって大変でした。
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道の駅 花ロードえにわまで来て、今夜はここで車中泊です。
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今日は風の強い一日で、夕方は砂塵で遠くはが霞んでみえるほどでした。
明日はどうも雨になるようで、今回の旅も先が見えてきました。
(道南はまたいつか・・)
と言うことで、
22日夕方のフェリーで帰路につくことにし予約を入れました。


2019.05.21 (火)


道の駅 花ロードえにわで朝を迎えましたが、ここまで完璧な天気だった旅もついに雨となりました。
北海道も残り2日、
今日は道の駅でゆっくり午前中を過ごし、午後になってもまだ雨が降り続いてますが近くの滝を見に行くことにしました。

D117をえにわ湖方面に走って、ラルマナイの滝の駐車場に止めて、二つの滝を見てきました。




雨だったので三脚は使いませんでしたがやっぱりスローシャッターのものは手ブレしています。

先ずは、ラルマナイの滝です。
D117のラルマナイ郷橋からの遠望です。
駐車場から滝前にある橋まで行くことも出来て行ってみましたが、橋上流は倒木が多く荒れていました。
木々に隠れて全体像はわかりませんが、推定総落差30mの滑滝でした。
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そして、三段の滝です。
三段の滝橋の袂に落ちる落差15mの滝で、橋の上からと、橋の下まで遊歩道があるのでそこで見るのがお勧めです。
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清水(せいすい)橋からラルマナイ川を覗くとこんな滝もありました。
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車で少し先に進むと、白扇の滝です。
本流の滝で、落差15mの川幅いっぱいに広がった滝です。
遊歩道や観瀑台からしか見られませんが、木々が邪魔をして全体をきれいに見れないのは残念でした。
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滝を見終わって少ししたら雨も上がって、西の空には青空も見えてきました。
今日はこれでお終いにして
明日の最終日は国営滝野すずらん丘陵公園内の滝に寄ってから苫小牧に向かうことにして、
公園まで行ったんですが、ここは夜は入れず明日の開園も9時とのこと。
朝の時間がもったいないですがしょうがないですね。
このあと真栄の羊ケ丘通りまで出て夕食を取った後、今夜は店の駐車場で車中泊です。
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2019.05.22 (水)


札幌市清田区真栄で朝を迎えました。
昨日の雨もすっかり上がって、北海道にきて一番のお天気かもしれません。
朝ドラを見てからゆっくり出発。
今日は国営滝野すずらん丘陵公園周辺の滝を廻ったあと苫小牧のフェリー乗り場に向かいます。

公園のゲートが開くのに30分ほどあったので、
近くですが公園外にある落差5mの有明小滝に行ってみました。
D341からの林道入口のゲートは閉まっていましたが、手前の駐車場に止め徒歩で向かいました。
林道を歩くこと600mで到着し、適当なところから5mほど下の沢に下りてみました。
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そして国営滝野すずらん丘陵公園に9時と同時に入り折角ですから先にチューリップを見て・・、
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公園内にはいくつもの人工の滝が落ちていました。



そして、白帆の滝です。
中央口駐車場から歩いて行きました。
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次は、アシリベツの滝です。
日本の滝100選に選ばれている滝です。
渓谷口駐車場から平坦でよく整備された遊歩道を1km強歩くと着きますが、滝まではまだ100m弱あるでしょうか。
観光滝で、近づけないのが残念でした。
滝は向かって右側の厚別川本流に落ちる落差26mの雄滝と、左側の清水沢川に落ちる雌滝の2本の滝からなっていました。
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アシリベツの滝の近くに、不動滝という滝があるのですが、現在は通行止めで行くことが出来ませんでした。
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次に、公園から出て鱒見口駐車場に止めなおし、700mほど歩いて鱒見の滝です。
自転車で行けるよう広く整備された平坦な遊歩道が滝近くまで出来ていました。
終点であまり危険とは思えないのに近寄れないようロープが張られていたんですが、ここは自己責任ということで短時間入らせていただきました。
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滝の右岸には別の滝が落ちてました。
  


そして最後に、有明の滝です。
D341沿いの駐車場から、落ち葉でふわふわした遊歩道を600mほど行ったところにありました。
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滝めぐりを終えて、高速に乗ろうとむかう途中で見かけた里塚霊園の八重桜です。
八重は今が満開でした。
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苫小牧に到着しました。

ちょっと早いので天然温泉なごみの湯で旅の疲れと汚れを洗い流して、
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フェリー乗り場に向かいました。

フェリー 「いしかり」は定刻通り19時に出港しました。
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今回のフェリーは、昨日の悪天候の関係でスケジュール変更があり仙台で船を乗り換えるため6時間ぐらいの上陸があるようです。
ちょっとした観光が出来そうです。


2019.05.23 (木)


昨日の19時に苫小牧を出港し、海上で朝を迎えました。
日の出は4時半とか言う放送があったので合わせて行ってみたらもうこんなに上がっていました。
  

仙台に10時に入港。

この前の低気圧の関係でいくつかが欠航になった余波で、仙台で「いしかり」から「きそ」に乗り換えが生じました。
と言うことで16時の再集合まで自由行動が出来ることになりました。


初めての仙台、行くとしたら青葉城ですかね。
市内を走っているとさすがに杜の都、ケヤキだと思いますが、新緑の若葉がトンネルの様に道路に覆い被って本当にきれいでした。
街路樹をこんなに伸び伸びと育てるなんて、心の貧しい我が市では考えられません。

青葉城に着きました。
思ったより見どころが少ない気がしました。
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海岸までいって東日本大震災 慰霊の塔を参ってからフェリー乗り場に戻りました。
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集合時間は16時、それから全部載せ次第ということで17時30分に出港となりました。


しばらくして18時45分、相馬の山並みに沈む夕日です。





2019.05.24 (金)


仙台から名古屋へ向かう航路上での朝、4時41分に日の出を迎えました。


     


苫小牧-仙台間はよく揺れたものの、こちらは穏やかな航海となり助かりました。

12時30分、伊良湖水道通過。
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伊良湖岬です。


神島です。
釣り船がいっぱい出てますが、かつては私もよく来ました。


13時36分、セントレア沖を通過。


14時30分に無事名古屋港に着岸、上陸、
15時30分、無事帰宅しました。


今回のお土産は、生ものは日持ちしないので乾物ばかり(^_^;)




m(_ _)m 最後までご覧いただき、ありがとうございました m(_ _)m



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