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湯川渓谷の滝

所在地/福島県二本松市塩沢

太平洋←阿武隈川←湯井川←湯川上流部の湯川渓谷に架かる滝群です。
安達太良山東山麓の二本松塩沢スキー場の駐車場からくろがね小屋経由安達太良山登山道を進むと、
順に三階滝、相恋の滝、八幡滝、中の滝、霧降の滝などが架かっています。
八幡滝まではほぼ登山道沿いですが、
中の滝、霧降の滝へは、八幡滝の横に設置されたクサリを使って越えたあと沢を遡上して進むようです。

参考HP・ブログ/(HP)福島登高会-安達太良山・湯川-、 (HP)YamaReco-安達太良山:塩沢登山口から山頂へ。湯川渓谷の素晴らしい沢と滝-

安達太良山周辺の紅葉と滝めぐりの旅にて、2020.10.26(月) 訪問

二本松塩沢スキー場の駐車場から15分ほど進むと、分岐(馬返し分岐)がありますが、沢の方向だからと右に行ってはいけません。
左のくろがね小屋方面に進みます。

  

馬返し分岐から約1時間で三階滝に下りる分岐があります。
google map


この滝は後回しのつもりで登山道をさらに進むと、やがて右谷底に三階滝が木々の間に見えてきました。
google map



10分ほどで屏風岩に到着しました。
切り立った岩塊が細い半島のように突き出た地形で、谷から見上げれば屏風のように切り立って見えることでこの名が付いたと思われます。
先端まで行くことができ、谷を覗き込むとあそこが縮んでしまいそうなデンジャラスな場所でした。
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深い谷底に見えるのは総落差約10mの渓流瀑、相恋の滝です。
google map
  



  



あと、ここから下流側に谷を下りる道を確認。
位置関係からすれば三階滝の上に下りる道のようなので、帰りにここを下ってみることにしました。

そのままさらに登山道を進み、
切れ落ちた岩場に平均台ほどの木製の足場という恐ろしい鎖場も慎重に通過すると、20分ほどで二つの沢の出合いに到着しました。
右の沢に落ちているのが落差8mの八幡滝です。
google map








実はさらに上流に20m斜瀑の中の滝と落差20mの霧降の滝が残っているのですが、
どちらもこの沢の上流であり、行くためにはこの滝の右に設置してある鎖を伝わって越えて行かなければなりません。
今回は足が登山靴だったのでここは諦めてここまでとしました。
ちなみに登山道はこのあと左の沢に沿ってくろがね小屋へと続きます。


屏風岩まで戻って、谷へと下る道を行くと、やはり三階滝の上部に出ました。
まさか滝下まで下りるのは無理だろうと思い込んでいたら、
見ると、右岸にピンクテープが滝下まで続くように巻かれています。
鎖、ロープ、アルミの梯子など使て、思ったより簡単に滝を下りることが出来ました。
上段の滝、8mです。
google map




  

中段の滝、10mです。
正面から撮り辛いです。

  

下段の滝へと続きます。



下段の滝、8mです。



  




このあと右岸に切られた道を上がって、最初にあった三階滝へ下る分岐のところに上がってきました。
そして駐車場まで戻ると早や16時、当初道を間違えたこともあって、
約6時間余りの結構ハードな一日でした。



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