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安達太良山周辺の紅葉と滝めぐり



2020年10月22日(木)

約1週間の定予で安達太良山周辺の紅葉と滝を巡ろうと家を出ました。

今日は主に移動日のつもりでしたが、
少し早めに着いたので阿武隈川に架かる100選滝、乙字ヶ滝を見てきました。
落差は6mですが幅は100mあるそうで、
こういう横に広い滝は本当に撮りにくいですね。
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普段どうなのかわかりませんが、今日は笹濁りでした。






このあと鏡石町内で食事のあと、鏡石PAで車中泊です。
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恐らく今夜から雨が降りだし、明日は一日中雨みたいで悩ましい一日となりそうです。


2020年10月23日(金)

鏡石PAで朝を迎えました。
夜半から降りだした雨も朝は降っていませんでしたがいつ降りだしてもおかしくない天気です。

磐梯熱海 I.Cで高速を下り、K24を安達太良山方面に走って、
今日最初の滝は、100選滝の銚子ケ滝です。
滝入口に着いた頃にはまた雨が降りだしました。
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かっぱと長靴の完全防備で出かけました。
遊歩道沿いの雑木林は黄色に染まっていました。





滝までの1.4kmの遊歩道はよく整備されていて全体的には高度差も少なく楽ですが、最後の谷に下りる0.3kmはけっこうきつかったです。
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雨の中の撮影は、いつもながら苦労します。
レンズに水滴がついて、1/3ぐらいは失敗作となってしまいました。



  

落差は48mです。

  




次は、達沢不動滝です。
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どんだけメジャーなんでしょうか、雨の中をひっきりなしに滝見のお客さんが来てました。
こちらは主瀑の男滝で、落差10m、幅16mです。
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女滝男滝の左側の枝沢に落ちていて、比較されるので可哀想ですがこちらの滝も十分いい滝です。
ウッ、水滴が・・・
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今日の滝は二つだけで、
最後は横向温泉の中の湯旅館さんで温泉を頂きました。
肌に優しくなじむいい温泉でした。
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この辺りは紅葉もピークを迎えていました。



いったん猪苗代まで下りて、今晩は新しく出来た道の駅猪苗代で車中泊です。
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2020年10月24日(土)

道の駅猪苗代で朝を迎えました。
快晴を期待していたのですが、雲の多い空です。

今日最初に目差したのは、白糸の滝とその上にある沼尻元湯湯畑です。



沼尻スキー場の上の方にある駐車場に車を停め安達太良山の登山道を上がって行きました。
5分ほどで観瀑台があり、白糸の滝が遠望できました。
紅葉に染まった山肌が一挙に切れ落ち、そこに落ちる一筋の瀑布の大パノラマです。
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落差は様々言われているんですが、約60mと言ってるのが多いようです。

  

白糸の滝を遠望してから、さらに30分ほど登山道を進むと
やがて沼尻元湯湯畑に下りる分岐が現れますのでそこから谷に下って行きました。
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10分ほどで谷底に下りると、辺り一面硫黄の匂いが鼻をつきます。(のはずです)
というのは、実は私今は匂いがほとんどわかりません。(≧◇≦)
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そして、念願の野湯へ。
ちょっとしたプールがあれば基本どこでもいいのですが、今回入るところは小滝の滝壺です。
ヒスイのようないい色でしょう。
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こんな強酸性の温泉に入って大丈夫かしらん。

  

帰りは登山道に戻らずに、温泉のパイプラインに沿って下る道で戻りました。
実はこちらの方か距離も高低差も少なく全然楽でした。
そして白糸の滝もこちらの方がよく見えたりしました。
駐車場で、こちらのコースの入口には私有地につき立ち入り禁止の看板とクサリが掛かっていたので行きは遠慮しましたが、
湯畑、鉄山経由で安達太良山に行く人たちはこちらを利用することが多いのではないでしょうか。
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このあと、五色沼方面に向かって、小野川不動滝です。
駐車場から滝まで740m、最初は左のような道で楽勝気分でいると、途中心臓破りの長く急な石段が待っています。

  

約15分で滝に到着しました。
落差は25m、紅葉とのコラボが最高でした。
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今日最後は、五色沼の散策です。



歩きだして直ぐに雨が降りはじめ傘をさしての散策となりました。
この辺、まだ色付き始めといったところで、黄色だけが目立っていました。



毘沙門沼です。
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弁天沼です。
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青沼です。
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そして今夜は五色沼観光プラザの駐車場で車中泊です。
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明日はなんとかお天気になってほしいものです。


2020年10月25日(日)

五色沼観光プラザの駐車場で朝を迎えました。
朝から雨が降っていて、気の重い朝です。
今日は中津川渓谷を紅葉を見ながら散策予定でしたが、
雨の中の散策も辛いだけだなぁと思い、
急きょ予定を変更して吾妻山に上がってみることにしました。

昨夜は吾妻山で初冠雪があって、上がる途中うっすらと雪景色が見られラッキーでした。
駐車場所が見つからず車を停めることが出来なかったので
写真に収めることが出来ず残念でした。
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浄土平はすでに紅葉は終わっていました。
吾妻小富士の上は、簡単に歩けないほどの強風が吹いていました。
なかなか貴重な体験をしました。
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裏磐梯側はあんなに天気が悪かったのに、吾妻山、安達太良山を挟んで中通り側はきれいに晴れわたっていました。



紅葉はつばくろ谷辺りが見頃でした。
日曜日とあって駐車場はあき待ちの渋滞でした。
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吾妻山を下りて、今日最初で最後の滝は、幕滝です。
2012年にこの辺りを廻った時、磐梯吾妻スカイラインから遠望しただけだったので楽しみです。



今夜宿泊予定の幕川温泉水戸屋旅館さんと、
もう一軒の吉倉屋旅館さんの間の小径を進んで、約700mで滝に到着しました。
途中には、温泉成分か白く析出した潜流瀑もありました。
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落差30m、幕滝です。
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主瀑の左側には無数の潜流瀑が垂れていました。

  


滝を見終えたら、今日はここの水戸屋旅館さんで宿泊です。
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この宿ご自慢の渓流露天風呂「さえりの湯」は乳白色の濁り湯でした。
ご夫婦で入られてた方、途中からお邪魔して申し訳ありませんでした。



今夜は蒲団の上でしっかり疲れを癒し、
明日からは安達太良山を中通り側から攻めていきます。


2020年10月26日(月)

幕川温泉の水戸屋旅館さんで朝を迎えました。
雲は多いものの青空も見えています。
今日から安達太良山の東山麓に落ちる滝を巡ります。

途中、K30から福島市方面を望みます。
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先ずは湯川渓谷に架かる滝達です。



事前調査ほぼゼロだったので、登山道を間違えて僧悟台の方に×の辺りまで行ってしまい
だいぶ時間的ロスをしてしまったので、今日はここの渓谷だけとなりました。
間違えた分岐まで戻って、くろがね小屋への登山道を進みましたがぬかるんだところもあり歩きにくかったです。

  

やがて三階滝に下りる分岐がありましたが、
この滝は後回しのつもりでさらに先に進むと、やがて谷底に三階滝が見えてきました。
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しばらく進むと屏風岩に到着。
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ごつごつとした岩の上から谷底を覗くと、下に見えるのは相恋の滝です。
覗き込むとあそこが縮んでしまいそうなデンジャラスな場所でした。
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あと、ここから下流側に谷を下りる道を確認。
位置関係からすれば三階滝の上に下りる道のようなので、帰りにここを下ってみることにしました。

そのままさらに登山道を進み、
切れ落ちた岩場に平均台ほどの木製の足場という恐ろしい鎖場も慎重に通過すると、二つの沢の出合いに到着しました。
右の沢に落ちているのが八幡滝です。
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実はさらに上流に中の滝霧降の滝が残っているのですが、
どちらもこの沢の上流であり、行くためにはこの滝の右に設置してある鎖を伝わって越えて行かなければなりません。
今回は足が登山靴だったのでここは諦めてここまでとしました。
ちなみに登山道はこのあと左の沢に沿ってくろがね小屋へと続きます。


屏風岩まで戻って、谷へと下る道を行くと、やはり三階滝の上部に出ました。
まさか滝下まで下りるのは無理だろうと思い込んでいたら、
見ると、右岸にピンクテープが滝下まで続くように巻かれています。
鎖、ロープ、アルミの梯子など使て、思ったより簡単に滝を下りることが出来ました。
上段の滝です。
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中段の滝です。
正面から撮り辛いです。

  

下段の滝へと続きます。



下段の滝です。



  


このあと右岸に切られた道を上がって、最初にあった三階滝へ下る分岐のところに上がってきました。
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当初、間違えたこともあって、結構ハードな一日でした。


悲鳴を上げ始めた足腰をほぐそうと土湯温泉まで走って公衆浴場中之湯さんで入浴。
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福うさぎさんで食事もすませ、今夜は道の駅つちゆで車中泊です。
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2020年10月27日(火)

道の駅つちゆで朝を迎えました。
この旅で一番のいいお天気で、霜も降りたようです。
遠く二本松方面にはわずかに雲海も見られました。







今日はあだたら渓谷の滝を見たあと、
あだたら山ロープウェイで薬師岳パノラマパークまで上がってみようと思います。


あだたら渓谷自然遊歩道を下流側から入って、





沢に降りると橋の上流に二階滝が見えました。
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左岸に続く遊歩道を進むと直ぐに魚止滝です。
この渓谷一の滝で、落差は12mと言われています。
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滝裏の少し削れた火山灰地層?が良い感じを出してました。




滝の上には橋が架かっていて、その上には昇竜の滝が滑り落ちていました。
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龍の頭の部分です。




大亀の石とその上の滑滝です。
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そして最後に、紅葉滝です。
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滝めぐりを終えて、
すぐ横のあだたら高原スキー場のあだたら山ロープウェイで
標高1322mの薬師岳パノラマパークまで上がりました。
紅葉は中腹が見頃で、それより上はすでに終わっていました。


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ナナカマドの実が唯一彩りを添えてくれていました。
左の溶岩ドームのようなのが、標高1699mの山頂です。



あと一週間早ければこんな景色が見れたのでしょうか。
でも、
山の上でも下でもというのはちょっと欲張りすぎですね。



山を下りてまだ12時を回ったばかりなので、もう一つ滝を廻ることにしました。


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遠藤ヶ滝遊歩道を1kmほど上がると、三日月の滝です。
残念ながら水量が少なく、あの優美な姿を見ることは出来ませんでした。
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どちらかというとこういう時のほうが多いんでしょうね。
いつか広がった姿を見たいものです。


少し上がると遠藤が滝です。
滝の横に不動尊を祀った信仰の滝です。
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今回の旅で計画した滝はこれでほぼ見終えてしまいましたので、
これで終わりとし、明日に帰ることにしました。

最後に旅の疲れを取ろうと岳温泉のmt. innさんで温泉を頂き、
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今夜は安達太良SAで車中泊です。
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明日は帰りの移動日となります。


2020年10月28日(水)

あだたらSAで朝を迎えました。
周囲は霧に包まれていて、もし高いところに上がってたら広く中通り一帯に雲海が見れたことでしょう。
10/22から始まった今回の旅もいよいよ最終日、といっても帰りの移動日です。

いつも東北への行き帰りは
東名⇔首都高3号渋谷線⇔大橋JCT⇔C2(地下)⇔S1⇔川口JCT⇔東北道
というルートを取っているのですが、
今回の帰りは
東北道⇒久喜白岡JCT⇒圏央道⇒八王子JCT⇒中央道⇒大月JCT⇒河口湖IC
と高速を走って、R139で富士市まできて新富士ICで新東名に乗る
というルートを取ってみました。
なかなか走りやすくていい感じなのでこれからはこちらに決まりかなという感じでした。

ちなみに、グーグルマップを使って久喜白岡JCTから新富士ICまでを比較してみると、
今までの東京経由は、189km、2:26 だったのが、圏央道、河口湖経由では、177km、2:41 ということでした。

     


実は、早く帰ってきてしまったので富士宮市で通りがけの陣馬の滝に寄ってみました。
駐車場から直ぐのお手軽滝で、
滝前も広く平らに小石が堆積して、子供連れで訪れるには最適じゃあないでしょうか。
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主瀑は芝川(五斗目木川)の水みたいですが、周りに落ちているのはみんな潜流瀑です。







裏見も出来ました。

  


約1Wの旅を終え
17時30分無事帰宅しました。



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