一覧表 (29奈良) 青葉(せいよう)の滝 (29奈良) 室生龍口の滝 (29奈良) 西ヶ滝(にしゃたき)
室生龍口の滝
所在地/奈良県宇陀市室生龍口(りゅうぐち)
淀川←木津川←名張川←宇陀川←阿清水川←龍口川に落ちる龍口不動滝と、その上流の両門の滝となっている陀羅滝(だらたき)と倶呂滝です。
阿清水川沿いの道から数寄屋橋手前で右の細い道に入って行くと、
やがて林道入口に害獣侵入防止柵があるので、これを自分で開けて入って行きましたが、直ぐに車は走れない道となりました。
Uターンできる場所もなく、バックで害獣侵入防止柵のところまで戻って駐車し滝に向かいました。
帰りもUターンできる場所が無くて、結局少し手前の林道龍口夫婦川線との分岐点までバックで戻る破目になったので、
車はこの分岐点辺りの邪魔にならない路肩に停めるのがいいでしょう。

参考HP・ブログ/(HP)tanukiの滝めぐり
大日滝は凍っているかにて、2021.02.11(木) 訪問
荒れた林道崩れの道を進みましたが、事前の調査不足でどこから谷に下りればいいのか判らなかったので、
ほぼ滝の近くかなという辺りで、ブッシュが少なく傾斜も緩いところを選んで谷に下りました。
そこから沢を遡上、100mぐらいはあったでしょうか、上流に滝が見えてきました。
龍口不動滝です。
目測落差は5mぐらい、上の滑部分も含めれば8mぐらいになるでしょうか。
google map




滝前の狭いテラスの岩の割れ目にはお不動様が祀られていました。

この滝をどう越えようかと悩んだすえに、
滝の左端に何とか足が掛けれる水平の板状のステップがあったので、これを使って何とか上がることが出来ました。
垂直部分は案外楽に上れたのですが、その後の滑のところの方が足を滑らせないよう気を使いました。
おそらくこれ以上水量が増えたら、滑部分を上がるのは難しいかもしれません。
滑らない足も必要です。(ちなみに、私の長靴はフェルト地で、グリップは最高です)
しばらく遡上すると、全長20mほどのいい感じの滑滝が現れました。
google map


ここを越えると突然、前方に大きな滝が並んで落ちる場所が現れました。
期待を越えた素晴らしい空間・・・、しばらく感動に浸りました。

左に陀羅滝(だらたき)、右に倶呂滝です。
先ずは、右の倶呂滝(ぐろたき)です。
落差15mの秘境感たっぷりの滝でした。
google map



そして、左の陀羅滝(だらたき)です。
板状節理を真っ直ぐに削ってサラサラと流れ落ちる姿は、女性的でもありました。
落差は20mとも25mとも言われますが、私の目では30m以上ありそうに見える立派なものでした。
google map


まったく違う個性の滝を2つ同時に見れるという珍しくて、かつ素晴らしい空間を十分堪能しました。
帰りは、遡上途中で見かけた倒木だらけの荒れた水路跡を辿ってみました。

少し行くと上に上がって行く分岐、恐らく上の林道に続いているのでしょう。
ここはそのまま真っ直ぐ進むと、龍口不動滝のすぐ上で、下に滝の滑部分がよく見えます。

滝の真上辺りは幅1mほどの道で、所々地面にヒビ割れが見られたので、注意が必要でしょう。
(振り返って・・)

そのまま進むと、道はブッシュの中に消えてしまいましたが、
そのあたりから上がりやすいところを上に進んだら数mで林道崩れの道に出ることが出来ました。
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