一覧表 (08茨城) 塩原渓谷の滝 (08茨城) 桜沢の滝 (09栃木) スッカン沢の滝
桜沢の滝
所在地/栃木県那須塩原市塩原
太平洋←那珂川←箒川←鹿股川←桜沢に落ちる目測落差10mの咆哮霹靂(ほうこうへきれき)の滝、落差10mの雷霆(らいてい)の滝の二つの滝です。
行き方は塩の湯温泉側から鹿股川沿いに上がって行く方法、スッカン沢の遊歩道を桜沢分岐まで下ってから桜沢を上がって行く方法、
八方ヶ原の山の駅たかはらから登山道を下って行く方法の3通りがあるが、
2022年現在、前者2つは途中通行止めがあり、行けるのは八方ヶ原から下る方法のみとなっています。

参考HP・ブログ/(ブログ)足立区からの物体X
温泉と滝めぐり 塩原の旅にて、2022.10.14(金) 訪問
今回は雄飛の滝なども見たかったのでスッカン沢を下って桜沢を目指してみることにしました。
通行止め区間はどうなっているのか確認もしようと思います。
スッカン沢入口の駐車場です。
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(写真は戻ってきた時に撮たものです)
遊歩道の入口はこんな階段の下りから。
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一通りスッカン沢の滝を見終えて、スッカン橋まで来ました。
さぁ、案内板では橋の先で通行止めとなっていました。
確かに橋を渡った先のループ状に造られた木製の階段がいたるところで落石によって壊されていました。
山腹は薙刀(なぎなた)岩でもわかるように一面柱状節理の崖で、どうもそれらの一部が崩落したみたい。
今まで自己責任の名のもとになんども通行止めの先に入らせてもらったので
今回も十分注意しながら通らせてもらいました。
(これを見て通行止め区間において事故に遭われても責任は負いかねますのであくまで自己責任でお願いします。)
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こんなところもありましたがこれは倒木ですね。
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通行止め区間を通ってみて、
危険地帯はスッカン橋から見える範囲の節理の落石の部分だけということがわかりました。
確かに大規模な上部崩落でもあればひとたまりもありませが、どこの登山道でもあるかもしれないロシアンルーレットみたいな感じです。
通行止め区間を抜けたところのT字路。
ここを左に下れば桜沢に落ちる咆哮霹靂(ほうこうへきれき)の滝です。
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見えました。

右が咆哮(ほうこう)の滝、左が霹靂(へきれき)の滝、どちらも落差は10mほどです。
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咆哮(ほうこう)の滝はわずかしか水は流れていませんでした。

霹靂(へきれき)の滝の方は水量もあっていい感じです。




では、今日最後の滝に向かいます。
先ほどの分岐まで戻って、そのまま真っ直ぐに上がっていって、桜沢に架かる雷霆(らいてい)の吊橋も渡って・・・
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大きな桂の木を写真に収めて・・・
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逆光の中、見えてきました雷霆(らいてい)の滝、落差は10mほどです。
今回どうしても見たかった滝です。
なお、googlemapで表示される位置よりはもう少し奥なので国土地理院の地図で確認ね。
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頂点から分岐を繰り返しながら、跳ねることもなく滑るように流れる滝姿はいつまでも見ていられます。


ひとしきり遊んだあと、心残りを振り払う最後の一枚を撮って戻ることにしました。

帰り道、次々目に入る被写体が、疲れを忘れさせてくれます。


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