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滝めぐり 南紀


8月17日の熊野大花火大会を見に行ったついでに熊野近くの滝を巡ってきました。
16日の夜出発し、その日のうちに熊野に到着して車中泊。
そして17日の午前中に近くの滝を訪れ、花火大会を見た翌18日は紀宝町の滝を訪れました。
19日帰路の途中、湯の山温泉に立ち寄っから帰宅しました。


2018. 08. 17 (金)


熊野市からK34で北山村方面に行くと七色ダムがありますが、その近くに瀧神社なるものがあって
以前から気になっていたので行ってみました。
途中の七色ダムです。
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R169から柳谷橋手前を右に折れ柳谷川沿いに入って行くと集落の入口に瀧神社は在りました。
道路沿いの駐車スペースに車を止め、苔むした参道を入って行くと左手に滝がありました。
先ずは神社に参拝して・・

滝前まで行ってみました。
目測落差8mの分岐斜瀑で、名前があるのか調べたんですがわかりませんでした。
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滝のある柳谷川下流にはいくつかの滝が見られたので、戻る途中見てみました。
猪渕橋のすぐ上にある落差3mほどの無名の小滝です。
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更に下って、5つぐらいの連瀑帯がありましたが、川には降りれず、道路から覗くだけでした。
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次に大馬清滝を目差しましたが、途中K34沿いの井戸川にも滝が見られたので寄ってきました。
K34から対岸の沢に落ちる滝が見えました。
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カーブミラーの近くに路片駐車し、川に下りる金属の階段があったのでこれを下り、飛び石伝いに川を渡り滝前まで行ってみました。
落差は15〜20mといったところでしょうか、きれいな斜瀑でした。
 

井戸川を更に下ると、道路下に滝が見えました。
落差は目測5mと言ったところですが、本流だけに水量があって迫力満点でした。
ただ、左岸は道路の擁壁となっているのが残念でした。
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井戸川沿いに更に下り、とうげばし手前で左に折れK156に乗りしばらく行ったあと、途中左からの沢沿いに細い道に入って行くと大馬神社に到着します。

駐車場に車を止め、石畳の参道を進むとやがて滝が見えてきました。
大馬清滝、上部は直瀑、下部は分岐斜瀑の総落差30mの信仰の滝でした。
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この日の滝めぐりはこれで終えて、熊野市内に戻りました。
夜は熊野大花火大会です。


2018. 08. 18 (土)


前夜は熊野大花火大会のあとR42沿いのコンビニ駐車場で車中泊でした。
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天気も上々、この日は紀宝町の滝を廻りました。

先ずは布引の滝を目差しました。
布引の滝(布引滝)は全国によくある滝名で、不動の滝(不動滝)などと共に10本の指に入るぐらいの多さではないでしょうか。
近くの紀和町には日本の滝100選の布引の滝もあります。
グーグルマップを見るとK35から湯ノ谷川沿いに道路らしき線があるので、
近くまで林道があるのかと思ったら車で入れる道はありませんでしたのでK35沿いに駐車し、そこから歩きました。
布引の滝までの間に3つの滝があったので下から順に紹介します。
最初の滝は鮒田の滝で落差17mの二段の滝です。
道から上段の滝を恐る恐る覗き込むと綺麗な滝壺を持っていました。
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次は湯ノ谷川に右岸から流れ込む沢に架かる落差11mの小布引の滝です。
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更に遡って、落差8mの湯ノ谷の滝です。
滝前に下りるのに場所を探しましたが、下流側からは渕が邪魔して遡上出来ないし、
結局道のすぐ脇で辛うじて下りれる場所を見つけ、そこから川に降り立ちました。
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更に遡り、右からの沢に掛かる橋を渡って左の沢をしばらく行くとやがて道は途切れ、最後は沢を少し遡上すると
前方に落差70mの巨大な布引ノ滝が見えてきました。
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草木の少ない右寄りのゴーロ帯を上がって見上げると・・、まるで天から落ちて来るようです。
滝の右側に今にも崩れそうな岩肌があり、足元に転がる岩も何やら最近落ちたような新しいものもありました。
 
この下に長居は無用かと思い、左側から滝下に行ってみました。
サラサラの流れだけに飛沫は少なく、すぐ下まで行くことが出来ました。
 

次はK35をもう少し北上し、桐原地区にある滝を目差しました。
子ノ泊山(ねのどまりやま)登山口に向かう林道桐原浅里線沿いに多くの滝があるようです。


最初にあったのは落差8mの子親(こや)の滝です。
看板があったので谷底を覗くと滝が見えましたが、辺りを調べてもとても谷に下りれそうもなかったので諦めました。
あとで調べたら、ここより少し上に行ったところに谷に下りる踏み跡があり、滝前に行くのはそれほど難しそうもないことが判りました。
いつかリベンジしたいですね。
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次は一番奥にある落打の滝から寄ることにしました。
橋の袂に案内板を発見したが近くに駐車スペースはなく、少し上がったところの路肩で何とか駐車できるスペースを見つけました。
落打の滝は、橋から約300m、15分の距離みたいです。
橋の袂から川を覗くと、金属製の梯子があったのでこれを下り、あとは道なき沢を遡上しました。
沢歩きは大変そうですが、どうコース取りをすれば安全かつ楽に歩けるかパズルを解くみたいでけっこう楽しいです。

苔むしたがれ場に立ち寄ったりしながらさらに進み・・

見通しの悪い右カーブを曲がると急に前方に滝が現れました。
落差30m末広がりに分岐した落打(おちうち)の滝です。
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林道を戻って、一の滝二の滝の看板と紅葉の滝の看板の間(この間は数十mと近い)にある駐車スペースに車を止めました。
先に一の滝と二の滝を見ることとし、看板のところから入りました。
看板には滝まで30分となっていました。
谷に下るしっかりした道があり、標識もあったので迷うことはありませんでしたが、最期の川に下る30mほどは道とは言えないところでした。
下るとそこは砂防堤のすぐ上で、そこから川を遡ると直ぐに一の滝がありました。
落差5m(そんなにあるかな・・、目測せいぜい2m)と高くはないですが美しい滝壺が印象的でした。
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さて、二の滝にはどう行くのかなと目を凝らせば、滝の左側にロープが見えました。
早速、そのロープを利用して巻いていくと直ぐに二の滝がありました。
平らなところがない狭い滝前でしたが、落差10mのその滝は女性的にカーブした流れと流水紋の美しい一級品の滝でした。
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あとで調べたことですが、観光案内板にあった三の滝と四の滝はこの上にあって、二の滝の滝前で右に渡って左岸を高巻いて行くんだそうです。
今回は下調べが不足で行けなかったけどまた来てみたいと思います。

車まで戻って小休止の後、紅葉の滝に向かいました。
看板には滝まで30分とあり、沢沿いの山道はキツイ上り下りもなく楽な行程でしたが時間はもっとかかったように感じました。
山道が終わるころ突き当りの沢に小滝が見え、まさかこれが?と一瞬思ったのですが、
更に川の奥の方に目を凝らすと、何やら水が落ちているような白いものがチラッと見えていました。

ここから道は無くなり、谷の斜面や沢を歩き滝前に到着しました。
落差20mの紅葉の滝です。
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戻りの途中パラパラと雨が来たので急いで歩いたら、20分で駐車場所まで戻れました。

桐原地区の滝巡りを終え帰路につきましたが、
亀山JCT辺りの渋滞を避けるためこの夜は嬉野PAで車中泊したあと、翌日の早朝に帰ることとしました。
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2018. 08. 19 (日)


嬉野PAを出発、日曜日のせいもあるのか、亀山JCTから四日市辺りまでのいつもの渋滞もなくスムーズに通過出来ました。
ここまでくれば、ということで以前から行ってみたいと思っていた湯の山温泉の蒼滝を見て、温泉に入って帰ることにしました。

グーグルマップを見ると温泉街の奥の方に綺麗な滝なるものが載っていたのでこちらから見てみました。
滝としてはう〜んと首を傾げるようなものでしたが、水の綺麗さは一級品でした。
ただ綺麗な滝ではなく"水の"綺麗な滝に改名したらいかがでしょうかね。
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さて、蒼滝ですが、どこから行けばいいのかよく判らなかったので、差し当たり川下から行ってみることにしました。
蒼滝駐車場に車を停め観光案内板を見ると、以前はここから東海自然歩道が滝まで行ってたようですが、今はその形跡がありません。
砂防堤の左側を見ると急斜面に踏み跡とロープが見えましたので私もここを越えて砂防堤上に降り立ちました。
あとは川を遡りましたが、所々で階段の跡や橋の残骸などが残っており、恐らくこれが東海自然歩道の跡なのかなと思いました。
帰ってから調べて分かったことですが、平成20年(2008年)9月の記録的豪雨で東海自然歩道(遊歩道)が流されたようで、
今は温泉側から蒼滝不動尊を通って滝に下りてくる道しかありません。
災害前はこんな感じで遊歩道があったようです。

蒼滝(あおたき)、落差40mです。
花崗岩の荒々しい岩肌が印象的な大きな滝でした。
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砂防堤の上から下流を見ると工事中の大きな橋が目に入りますが、
R477(旧鈴鹿スカイライン)と御在所ロープウエイの乗り場辺りをつなぐ橋で、湯の山かもしか大橋と言うんだそうで8月24日に開通するそうです。


このあと、国民宿舎湯の山ロッジで日帰り入浴と昼食をとって帰路につきました。
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