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プチ滝めぐり 三重宮川水系

2024.05.14 (火)

このところ身体が訛ってきて、腰痛やら肩こりやら酷いのでこれはマズイと三重宮川水系に2泊3日ぐらいのプチ滝見に出かけてきました。

レンガ滝

からすき谷林道の入口の鎖はどうかなと思いましたが下がっていてくれました。
林道終点まで行って車を駐車したら、あとは山道を10分ほど登るとガレ場の向こうに見えてきました。



滝前に上がるためのこんな梯子が設置されてましたが、使用は遠慮させていただき、沢の石のところから上がりました。



周辺には焼成レンガ色の岩が露出していましたが、これが滝名の由来となったんですね。



落差25mの斜瀑で、滝壺を有していました。
三重県多気郡大台町岩井
  

  






奥橋の滝

R422の八知山(やちやま)橋の下に落ちています。
2018年以来で、その時は宮川を挟んで対岸からでしたが、今回は滝前に下りてみました。
道はないですが、左岸木立の中に滝前に下りれる斜面がありました。
三重県多気郡大台町滝谷


目測落差8mの直瀑です。

  

     




奥伊勢湖

洲山橋から、宮川に架かる三瀬谷ダム湖です。
三重県多気郡大台町



今夜は、道の駅 奥伊勢おおだいで車中泊です。
三重県多気郡大台町佐原


2024.05.15 (水)

道の駅 奥伊勢おおだいで朝を迎えました。
プチ滝めぐり2日目の今日は、前々から行きたかった滝を訪れる予定です。



見る人が見ればすぐわかる谷の入口の梯子は朽ち、滝の看板はすでにありませんでした。



踏み跡は最初は左岸、途中渡渉して右岸へと谷の奥に続きます。



無名滝

最初の滝らしい滝は、目測落差6mをくの字に落ちていました。

  



腰折滝

さらに遡上すると、向きを変えながら2段に落ちる滝が現れました。
落差は目測ですが上段は10m、下段は6mほどでしょうか。

  



  

左のガレ場を巻き上がって、大熊谷不動滝が現れました。
三重県多気郡大台町




落差60mの3段瀑ですが、最上段はちょっと見えにくいですね。

  

このアングルからの写真しかないのは、
実はこのすぐ前に2mぐらいの落ち込みがあって、これ以上進めないから。

えぇ〜
滝前に、ましてやこの上となる主目的の夢幻滝にどうやったらいけるの?
不動滝を巻くのは滝の右側を上がっていくとあったけど、ここを越えれなければ話になりませんね。
圏外なのでネットで調べることもできず、ここで撤退となりました。

家に帰ってから色々行った方の記事を見させていただいた結果、腰折滝を巻くのに高くまで上がり過ぎたみたいです。
もっと低いところに上段の滝の落ち口あたりに行けるルートがあるみたいですね。
下から見上げたときあの辺りだなと突き進んだのが失敗でした。
もっとじっくり見ればよかったです。
いずれリベンジしましょう。

東股谷の入口まで戻って、世界平和と夢幻滝へのリベンジを祈念してケルンを建立。

  


次は三滝に向います。

定入(じょうい)滝

宮川ダムに上がっていく途中、K53から宮川左岸に落ちる別名生居滝を遠望できました。
落差は15mだそうです。
三重県多気郡大台町久豆
  


三滝の上り口に到着。

  

山の上の方に滝が見えて、最初はあれか、近いじゃんと思いましたが間違いでした。
案内には1.5kmとありました。
それにしても、あの2つの滝の位置関係、どうなってるんだろう、違和感しかない。



ほとんど急な登りで、最後に切り立った絶壁にかけられたガングウエイで横移動、
不動七重の滝の観漠台への道を彷彿とさせます。



ほぼ上がりきったあたり、多分電力会社の取水口がありました。



国土地理院の地図によると、
ちょうどこの地下に大和谷発電所への送水パイプが通っているようなので、ここからも取水しているのでしょう。
来る途中、大和谷発電所のパイプも撮影してましたが、今いるここはちょうどあのパイプの最上部とほぼ同じ高さぐらいなんでしょう。
それにしても、こんな場所に送水トンネルを掘ったり、設備を造ったり、人間の限りない欲望にはなかば呆れます。



下りて行っても鍵のかかった建物を通らないと沢は見ることはできませんが、その下には相当大きな滝が落ちています。
推定ですが下で見えた滝のうち、上の滝がそれではないかと思いました。
下りて沢を見たかは置いといて・・・(^_^;)

 

階段を下りずに荒れた道をまっすぐ進むと・・・



いよいよ沢に到着し、上の方に本命の滝が見えてきました。
大きな石のゴーロ帯が行く手を阻み、ルーファイ力が試されます。

 

苦労したあげく、何とかゴーロ帯を突破しました。

三滝

落差は40mの直瀑で、下部は岩に弾け分岐となって落ちており、滝壺はありますが深さはありません。
三重県多気郡大台町久豆
  



  

開けて明るく、居心地のいい滝前ですが、天候が怪しくなってきましたので戻ります。

途中で滝らしいものがあった場所に寄り道しました。
これも大きく、やはり40mぐらいはありそうに見えました。
推定、下で見えた滝のうちの下の滝ですが、これだけの滝、名前は無いのかしら。
この滝は、上の取水状況で水が落ちてないこともあるようですが、駐車場から見れば水の有無はあらかじめ確認できますね。

  

さらに下って、これは目測落差8mと小さめの滝で無名滝でしょう。

  

霧雨に追われるように下りてきましたが、なんとか濡れずに車に戻れました。


奥伊勢湖

再び洲山橋からの奥伊勢湖です。
三重県多気郡大台町



今日の滝めぐりを終え、今夜も道の駅 奥伊勢おおだいで車中泊です。
三重県多気郡大台町佐原


2024.05.16 (木)

道の駅 奥伊勢おおだいで朝を迎えました。
ほぼ一晩中小雨が下りていましたが、朝までには上がって青空が見えてます。
プチ滝めぐり最終日です。

水呑不動滝

グーグルマップの水呑不動尊の位置が谷2つ違いますね。
現地には案内があるので間違わないとは思いますが。
2段5mの信仰の滝で、滝の左横の浅い洞にはお不動さんが祀られていました。
三重県多気郡大台町栗谷
 



 




十八ヶ滝

水呑不動滝への途中、分岐した林道のすぐ下に落ちてますが、50mぐらい下流で川に下りてから遡上しました。
川底に露出した美しい縞模様の岩です。



3mほどの小さな滝です。
三重県多気郡大台町栗谷
 

 




次は宮川水系を離れ、山ひとつ越えた櫛田川水系に移動しました。

野々口滝

何段もある砂防提の一番上の砂防提まで林道がありましたが、途中から車は無理そうなので
林道が洗い越しを越えたところに駐車しました。



林道を歩いて3つ目、一番上の砂防提を過ぎたところが入渓点です。



10分ほどでしょうか、滝が現れました。
三重県松阪市飯高町野々口


上段があることも確認。
落差は下段が6m、上段は18mとのことです。

  

左から巻いて上の滝前に。
ちょっと危ないところもありましたが、ギリギリ自分の安全限界内で何とか通れました。





  




西又口滝

野々口滝のある沢の入口に落ちる落差7mの滝です。
三重県松阪市飯高町野々口




  


なお、野々口川の下流に出羽の滝があるようですが、(軽く探しただけですが)見つからなかったので諦めました。


今回の滝めぐりはこれでお終いにし帰路につき18時には無事帰宅しました。



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