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桜前線を追う旅2015 信濃


ようやくお天気が安定しそうなので、桜を追って信濃を旅してきました。


2015. 04. 21 (火)


飯田までは地道を走っていきました。 途中、標高の高い治部坂あたりはまだ桜が残っていたので、阿智村浪合に立ち寄り桜を見てきました。

 浪合郵便局三叉路のしだれ桜

R153から浪合に下っていき、集落に入って直ぐの郵便局の三叉路の右側に立つしだれ桜です。
天正十年春3月14日、織田信長が光秀を従えこの地に出陣し、竹田勝頼、信勝父子の首を検分した場所と云えられています。
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 あおいの桜

浪合小中学校は豊かな自然に囲まれた小中併設の小さな学校です。
小学校棟の前庭に立つこの山桜は、明治16年(1883年)学校創建時に植栽されたものだそうです。
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 ふれあい館下の桜

御殿の里ふれあい館の裏にあるしだれ桜です。
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 御所桜

樹齢350年ほどの江戸彼岸のあるこの場所は、
南北朝時代、御醍醐天皇の孫にあたる尹良(ゆきよし)親王の御座所があったところから御所平と呼ばれています。
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 扇平(おんびら)のしだれ桜

浪合から阿智に下る途中、そば処おにひらの急カーブの下にしだれ桜を発見。 昭和50年に植樹されたとありました。
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この後、飯田山本で中央道に乗りました。駒ケ根SAで夕食を済ませたあと、諏訪SAまで走って車中泊でした。
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2015. 04. 22 (水)


諏訪湖の朝です。今日もいい天気になりそうです。
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諏訪ICを下りて、長和町方面に向かいますが、途中諏訪市内のお寺さんに寄ってみました。

 貞松院本堂前のしだれ桜

本堂前のこのしだれ桜はまだ若い桜ですね。 すっかり葉桜となっていました。
本当は、本堂裏手の庭園にある樹齢400年のしだれ桜を見たかったのですが、早朝なのであまり奥まで入るのを遠慮しました。
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 法光寺のしだれ桜

苔むす幹を大きく境内側に傾かせた桜の樹齢は300年ほどだが、樹勢は衰えていないように思いました。
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霧ケ峰、白樺湖を経由して長和町の大門まで来たとき、左手に大きな桜が目に入ったので寄ってみました。

 大門の江戸彼岸桜

集落から少し上がった墓地に立つ墓守桜です。
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長和町の和田に来ました。 中山道の和田宿があったところです。 この辺り、桜が非常に多い地区でした。

 赤倉崖下の大桜

樹齢250年と云われる江戸彼岸桜です。
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 和田の江戸彼岸桜

赤倉崖下の大桜の少し東、林と田畑の境に立つ桜です。
さして古木ではないですが、林の緑と桜の白のコントラストが美しかったです。
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 中山道宿場桜

和田宿のあたり、旧中山道を見下ろすように咲く江戸彼岸桜です。 遠くからでもよく確認できました。
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 信定寺の桜

信定寺は、武田信玄の信濃攻めの時に討死した和田城主大井信定の菩提を弔うために建立されたお寺です。
裏山に和田城があったんだそうです。
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 和田久保のしだれ桜

久保の大しだれ桜を探しているときに目にした桜です。 まだ若い桜だと思われますが、ピンクが濃くて美しい桜でした。
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 久保のしだれ桜

村道から久保の大しだれ桜を見下ろすと、同じ視野の中に入ってきます。 貫録では大しだれ桜にはかないませんが立派な桜でした。
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 久保の大しだれ桜

村落のどこからでも見える高台の墓地にありました。 古くは桜の開花で農作業を始める目安にしていたと云われています。
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和田からR142を依田川沿いに北上し長久保に来ました。 ここも中山道の長久保宿があったところです。

 長安寺のしだれ桜

長安寺は曹洞宗の古刹。寛永4年(1627)、当時の小諸城主の松平憲良が開基。
寺の裏手の松平憲良公の墓のそばで咲く桜は、「松平憲良の桜」とも呼ばれています。
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 長久保宿口のしだれ桜

芦田宿(江戸の方向)から笠取峠を越えて長久保宿に入る入口にあるしだれ桜です。 ランドマークらしくのっぽな桜でした。
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 長久保のしだれ桜

長久保宿口のしだれ桜から、ほんの少し笠取峠方面に上がった国道沿いの田圃の山際にある桜です。
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 長久保の江戸彼岸桜

さらに少し笠取峠方面に上がったところ、国道の左手下に見える桜です。
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笠取峠を越えて芦田にやってきました。

 宇山の江戸彼岸桜

中山道(R142)の「芦田宿入口」信号を西へ800mほど行ったところ、左に村道を入った山際に江戸彼岸桜の巨木がありました。
桜下に墓があるので墓守の桜として植えられたものだと思われます。
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 宇山のしだれ桜

宇山の江戸彼岸桜のすぐ先にあるしだれ桜です。
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 正明寺のしだれ桜

先ほどの「芦田宿入口」信号を東に折れてしばらく行くと正明寺があります。 ここの境内に、2本のしだれ桜がありました。
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ここで少し戻る方向になりますが、R254で武石まで行ってその辺りも見ておくことに。

 立石の江戸彼岸桜

武石まで行く途中、立石公民館の交差点を左に入ったところの桜です。 江戸彼岸桜だと思います。
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 日中(にっちゅう)の江戸彼岸桜

同じく途中、日中地区にある江戸彼岸桜です。
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 岡森の山桜

同じく途中の岡森地区、民家奥の畑地に立ち姿の美しい山桜が見えました。 映画のロケにも使われたのだそうです。
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 古町有坂の大しだれ桜

有坂公民館脇の火の見櫓から路地に入っていった奥の民家裏の敷地に咲く枝垂れ桜です。 非常にわかり辛い場所でした。
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 七ケ公民館のしだれ桜

信広寺に行く途中、七ケの公民館に咲くしだれ桜を見つけました。
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 信広寺のしだれ桜

寺の入口に立つしだれ桜は、今から120年程前、時の住職が植えたと言われています。 境内にも1本のしだれ桜がありました。
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再び芦田に戻ってきました。

 光徳寺のしだれ桜

光徳寺は、芦田古町にある曹洞宗のお寺さん。
山門の前に主幹が折れてだいぶ低くなってしまった2本のしだれ桜がありました。
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光徳寺のお隣には蓼科神社があり、そこにあった樹齢1500年といわれる神代杉。
かつては40m近くあったという杉は数メートルのところで折れ、主幹は一部を残し朽ちて白骨化してもなお凛として立つ姿に
畏敬の念を抱かずにはいられませんでした。
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日もだいぶ傾いてきたので今日はこれで終わり。 今夜は、セブンイレブン信州望月店駐車場で車中泊です。
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2015. 04. 23 (木)


 古町のしだれ桜

今日一番は、昨日行った光徳寺のすぐ近くのしだれ桜です。
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 福王寺のしだれ桜

佐久市に入りました。 平安時代の大同2年(807年)開基と云われ、1200年の歴史あるお寺です。 しだれ桜は樹齢300年です。
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佐久市望月。 八丁地川に架かる高橋橋からです。 ソメイヨシノは今が満開。遠くに浅間山が見えています。
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 大井家の江戸彼岸桜

八丁地川沿いに少し下ったところ、大井家の墓地に立つ江戸彼岸桜です。
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 関所破りの桜

五郎兵衛をまつった神社に植える桜を受取りに行く途中の関所で、通行札を忘れたが
わけを話したところ通行を許された、その時の桜と伝えられています。
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 根岸のしだれ桜

「五本木の咲き分け桜」を探しに入ったところで見かけたしだれ桜です。
肝心の桜は道の筋が一本違っていて見付けられず。
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 耳取のしだれ桜

御代田方面に向かう途中見かけた桜です。
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どんどん浅間山が迫ってきました。 浅間山の上にぽっかり浮かんだ雲。藤村もこんな風景を見たんでしょうか。
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 宝珠院のしだれ桜

境内に立つ、樹齢300年のしだれ桜。樹勢は旺盛で、形も良く素晴らしい桜でした。
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御代田辺りもソメイヨシノが満開でした。
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 一里塚のしだれ桜

江戸幕府が日本橋を基点として築かせた一里塚だそうで、この御代田一里塚は中山道41番目となる塚です。
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 加増稲荷神社のしだれ桜

小諸東中学校と国道141号の間にある小さな稲荷神社の赤い鳥居の上に咲くしだれ桜です。
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小諸もソメイヨシノが満開でした。 小諸東中学校の桜並木です。
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 福正院のしだれ桜

村道沿いに立つしだれ桜です。 他に樹齢300年のしだれ桜があるらしいですが目立ちませんでした。
もうこの桜に世代交代でいいんじゃあないでしょうか。
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 智妙院月窓寺跡のしだれ桜

県道79号から山手にしばらく上がっていった糠地(ぬかじ)集落にあるしだれ桜です。
急な石段を上がると小さなお堂としだれ桜が村を見下ろすようにありました。
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この日は、この後近くの「湯楽里館」で温泉に入って、このところの旅の疲れを癒した後、
敷地内のレストラン「オラホ」で上田の夜景を見ながらのディナーを頂きました。 いい気分転換ができました。
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夜は、セブンイレブン真田本原店の駐車場で車中泊です。
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2015. 04. 24 (金)


 瀧水寺のしだれ桜

昨日は、瀧水寺の近くまで来て車中泊だったので、5分ほどで到着。門の前に、樹齢300年ともいわれるしだれ桜が立っていました。
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懸崖造りの観音堂と軒の天井に描かれた龍。

 


 廣山禅寺のしだれ桜

六文銭の真田の郷にやってきました。 総門前のしだれ桜は他の古木同様、上部が枯れて低くなっていました。
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 墓前の桜

長篠の戦いで首級を取られた真田信綱は、家臣の手によって陣羽織に包まれ大柏山打越寺(今の信綱寺)まで運ばれ、
桜の木の下に葬られたとされています。
現在の寺の総門前にあるのがその桜で、墓前の桜と呼ばれています。
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折角来たので真田氏本城跡にも立ち寄ってみました。
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 真田公民館のしだれ桜

長谷寺へ向かう途中、桜が目に入ったのでちょっと寄ってみました。 散り始めで、桜吹雪が舞っています。
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 長谷寺(ちょうこくじ)のしだれ桜

長谷寺は、真田幸隆が開山しその後真田昌幸により整備され真田氏の菩提寺となりました。
六文銭が刻み込まれたアーチ型の石門を潜り境内に入ると、3本のしだれ桜の競演で思わず息を呑む世界が・・・。
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こういう景色が旅情を感じていいですね。 この後、菅平高原を越えて、須坂に向かいました。
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 高顕寺の桜

高顕寺は、南北朝時代の僧行基により開基と伝えられています。 境内にあるエドヒガンは寺の歴史から推定樹齢500年。
また、ミドリザクラ(緑咢桜:咢などが緑色の為花は白いが緑色に見える)という珍しい桜もありました。
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 高顕寺上のしだれ桜

高顕寺から更に上に上がったところに、一本のしだれ桜がありました。 まったく保護されている形跡がなく、枝が折れたままで放置され哀れ。
ビックリしたのは折れて倒れた枝の桜が別の種類かと思うほど違って見えたこと。
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 萬龍寺の桜

亀倉町に来ました。萬龍寺は、元和3年(1617)但唱上人により開山し、その10年後現在地に移転したと伝えられています。
十王堂の桜は寺の移転の頃植えられたと考えられ、本堂前の桜はその50年後と推定され、両樹とも300年を超える古樹でした。
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 亀倉神社の桜

この辺り一帯、神社の前を米子不動に続く信仰の道が通り、萬龍寺にも隣接して何本ものしだれ桜が咲き、
まさに霊域ともいえる空間を形成していました。
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 米子神社のしだれ桜

米子神社は、須坂市米子町一円の崇拝をうける氏神社です。
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 東照寺の桜

東照寺は元禄14年(1701)に、相之島より移転再建されました。
しだれ桜の推定樹齢は約350年〜400年とみられ、寺よりも100年ほど早く植えられたと考えられ、
東照寺移転の前は誰かの住居跡だったのかも。
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 塩野のしだれ桜

県道349号線から50m程入った民家の入口にあるしだれ桜です。
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 大日向(おびなた)観音堂夫婦しだれ桜

桜は一対のしだれ桜で樹齢は約250年。
寛永元年(1624)に建立されたと伝えられる観音堂の隣にあり、堂を覆うようにしだれていました。
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 長妙寺のしだれ桜

桜は長妙寺の本堂の前にあり、樹齢約400余と推定される。 今は短くなって、包帯を巻かれ痛々しい。
長妙寺は応安2年(1369)甲斐国に開山。 応永21年(1414)井上村に移転した後、慶長2年(1597)この地に移った。
桜は寺の建立に伴って植えられたものと云われています。
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 洞入(ぼらいり)観音堂のしだれ桜

観音堂の右側の斜面に背の高い枝垂れ桜がある。
豊丘五大桜(注1)の一本に数えられるシダレサクラであるが、細く、他の桜ほどの風格は感じられない。
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(注1)大日向観音堂のしだれ桜、長妙寺のしだれ桜、洞入観音堂のしだれ桜、延命地蔵堂の江戸彼岸桜(今回寄らず)、弁天さんのしだれ桜


 弁天さんのしだれ桜

奈良山の山ふところに位置する高台に湧水池の「弁天池」があり、池のほとりに樹齢推定250年のしだれ桜が見事な花をつけていました。
地元では弁天さんの大桜と呼ばれています。 標高730メートルの高地にあるため開花が平地より一週間ほど遅とのこと。
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今日の桜巡りはこれで終わって、夕方は須坂温泉古城荘で温泉に入らせていただきました。
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北信濃くだもの街道からの落陽。 シルエットは飯縄山です。
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このあと、サークルK小布施中松店駐車場で車中泊。
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2015. 04. 25 (土)


今日は午前中、高山村周辺の桜を巡ります。 午後は渋温泉で宿が取れたので13時過ぎにチェックインし、温泉を楽しみます。


 中原のしだれ桜

県道66号線沿いのJA須高山田の近くの民家の墓地にあるしだれ桜です。
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 中塩のしだれ桜

中塩のはずれの阿弥陀堂の道端に立つしだれ桜です。
樹下にはお地蔵さんが安置され、信仰が今も生きている事が伺われます。
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 黒部の江戸彼岸桜

黒部の集落の南の水田地帯の中にポツリとロケーションがいいのでカメラマンが沢山来ていました。
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 天照大神社のしだれ桜

黒部集落の中にある神社境内のしだれ桜です。 近くに名桜があるのでここを訪ねる人はほとんどいませんでした。
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 二ツ石のしだれ桜

二ツ石は高山村のほぼ中央に位置し、1662年に4軒で二ツ石の村が始まったそうです。
桜は1680年頃に植えられたと思われ樹齢は330年となります。
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 和美(なごみ)の桜

高山村役場の近くにあるため「役場上のしだれ桜」と呼ばれていましたが、村政50周年記念の際に「和美(なごみ)の桜」と命名されたそうです。
この土地の持主の先々代が長女の誕生日に植えたという樹齢80年の桜で、
若いだけあって樹勢もよくバランスの良い整った樹形をしていました。
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この辺りは俳人小林一茶が晩年、門人から提供された離れ家「水石亭」に逗留しながら近隣の門人たちの指導にあたったところ。
一茶館は、50点に及ぶ一茶の遺墨と関連資料約150点を保存公開しているというので寄ってみました。
移築復元された「水石亭」もありました。
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 高山大橋南のしだれ桜

一茶館の東、小林一茶と親交のあった久保田家等の墓地を守るしだれ桜。
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 紫のしだれ桜

紫地区の墓地の中に咲く墓守桜。
紫という地名については、この辺り江戸時代以前は荒地で、「荒井原の村の先」ということで「村先」と呼ばれてたが、
明治の初めに「村先」から「紫」に変わったんだそうです。
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 十王堂のしだれ桜

十王堂は万座道路(県道112号線)沿いにある小さなお堂で、入口左の聖観世音の後ろにしだれ桜がありました。
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 赤和観音のしだれ桜

山中の観音堂の登り口に立つしだれ桜。 背後にそそり立つ山の中腹には懸崖づくりの赤和観音堂があり、400年の歴史を持ちます。
標高があるせいかちょうど見頃でした。
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 水中のしだれ桜

江戸時代の寛保2年の水害の後、鹿島神社を建てた際に植えた桜と言われていて、樹齢約250年となります。
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今日の桜巡りはこれで終了し、渋温泉に向かいました。
高山村高井の果樹園(プラム/スモモと言ってました)からの眺めです。 霞んで見にくいですが、左から飯縄岳、黒姫山、妙高です。
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渋温泉への途中、浄光寺に寄って御朱印を頂いてきました。
ここは2012年5月10日以来、2度目の訪問となります。
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13時過ぎに旅館「初の湯」さんにチェックイン。 外湯に入ったりしながらゆっくり過ごしました。
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七番湯「七操(ななくり)の湯」です。 google map






2015. 04. 26 (日)


「初の湯」さんは、24時間プランということで取ってあるので、お昼までは外湯めぐりをしながらゆっくり過ごしました。

朝一は、「初の湯」さんの檜風呂です。 google map



八番湯「神明滝の湯」です。 google map





二番湯「笹の湯」です。 google map





一番湯「初湯」です。 「初の湯」さんの目の前の外湯です。 google map





いちばん有名な「大湯」は、何年か前入ったことがあるので今回はやめにしました。


昼過ぎから桜巡りを再開です。


 菅狩田八幡宮のしだれ桜

山ノ内町寒沢地区、県道342号線沿いに菅狩田八幡宮があり、入口にしだれ桜の古木がありました。
湯田中、渋温泉の辺りより標高が高いので、桜はちょうど満開でした。
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 菅十王堂のしだれ桜

狩田八幡宮より更に上がった、県道342号線沿い十王堂に咲くしだれ桜です。 こちらも満開でした。
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山ノ内町の宇木地区にやってきました。 隆谷寺さんの入口に「宇木の古代桜」の看板が立っていました。




 隆谷寺のしだれ桜

たびたび全国の桜雑誌にも掲載される名木とのことですが、残念ながら花は終わっていました。
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 区民会館前のしだれ桜

宇木区民会館前の墓所にあるしだれ桜です。
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 大久保のしだれ桜

宇木区民会館前の道を真っ直ぐ登ったところの左手にある墓所にあることから墓守の木として植えられたもでしょうか。
葉桜になってますが樹勢はなかなかのもの。 満開時は間違いなくきれいでしょうね。
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 源平しだれ桜

かつて紅白2本あったことから源平しだれ桜といわれている。 紅花(平家)は枯死し、いまある桜は白花(源氏)だそうです。
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 宇木の千歳桜

昭和3年(1928)の天皇御大典を記念して「千歳桜」と名づけられたそうです。
根回りの大きさなどは県下で右に出るものはない一本桜の名木といわれています。
この桜といい、この辺りの古代桜は、一度見頃のころに来る必要がありますね。
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 深沢の観音桜

宇木地区から県道434号線を西に走ると、道路の上に覆いかぶるようなしだれ桜がありました。
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 谷厳寺のしだれ桜

谷厳寺は桜の名所で、参道から境内にピークはとうに過ぎてはいましたが染井吉野やしだれ桜の花が沢山見られました。
そのなかでも山門脇にあるしだれ桜は、白壁の塀を覆うように白い花を垂らしていました。
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宇木地区は標高が低く、すでに桜が終わっていたので、次は山の多い信濃町、飯綱町方面に向かいました。


 称名寺のしだれ桜

鳴らない鐘と枝垂れ桜で知られるお寺です。 鐘つき堂に吊るされているのは…なんと石。
第2次世界大戦の際、鐘を国に供出し、代わりに石を吊るして以来そのままになってしまったということです。
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 原のしだれ桜 (閑貞桜)

江戸時代の中ごろにこの地に庵を結んだ僧、閑貞坊が植えたと伝えられていますが、今は手当のかいなく枯れてしまったようです。
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今日の桜巡りはこれで終了です。
このところ花が終わってしまっているのが多くなってきたし、この旅も終わりが近づいてきました。
ということで、少しづつ家の方に戻ろうと思い、信州中野ICから上信越自動車道に乗りました。
今夜は、姥捨SAで車中泊です。 夜景は、千曲市です。
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2015. 04. 27 (月)


今日は、高速をこのまま帰ると午前中には着いてしますので、寄り道しながら一日かけて帰ります。
高速を松本で下り、梓川沿いに遡ってから木祖村に抜け中山道を中津川まで下ってから高速に乗って帰ることにしました。


 安養寺のしだれ桜

松本市波田の三溝駅に近い安養寺は800年以上の歴史を持つ浄土真宗の古刹。
境内にはしだれ桜が20本ほどあるということで、満開時はさぞ華やかだろうと想像されます。
本堂正面にある2本のしだれ桜は樹齢500年ともいわれています。
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 丸田のしだれ桜

小さな墓地に立つ墓守のしだれ桜です。 さほど大きくもないのですが、周囲が開けているのでよく目立ちます。
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 舟つなぎ桜

真光寺の近く、村道の脇に立つしだれ桜です。 周りに雑木が多くてごちゃごちゃした感じで見栄えが良くないのが残念。
それにしても 昔、松本平一帯は湖で、この木に舟を繋いだといわれてるいることに驚きです。
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 真光寺のしだれ桜

松本市梓川上野にある真光寺は梓川地区では最も古い曹洞宗の寺です。
石段上の高い位置に山門を覆い尽くすように数本のしだれ桜があり、また寺左奥の墓地にも数本のしだれ桜がありました。
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梓川を遡って梓湖にやってきました。 ここで右に行けば安房トンネルを越えて高山に、左に行けば木祖村方面となります。
今や高山は外国人客に大人気。 中国系の観光客を乗せたバスが高山方面に次から次へと向かって行きました。


 入山の御殿桜

梓湖のトンネルを出たら直ぐに右に入って、山の上にある小さな集落を過ぎた辺りにある桜です。
しっかりした看板はあったのですが、周りにそれらしい桜は見当たりません。 でも、恐らくこれだと思いカメラに収めました。
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入山の集落辺りは、大山桜が満開となっていました。
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 奈川の大山桜

奈川の新野麦街道を走っていると左にピンクの濃い桜が目に入ってきました。 開花時期と花の色から大山桜と思われます。
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境峠を越えて小木曽まで来ました。 この辺りは無名のしだれ桜が結構あって、ちょうど満開となっていました。
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 小木曽栃木橋上のしだれ桜

県道26号線を更に下ると、栃木橋の手前の笹川対岸に、川の上に枝を延ばすように一本のしだれ桜がありました。
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 小木曽栃木橋下のしだれ桜

栃木橋の下にももう一本。
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 田ノ上のしだれ桜

県道26号線から老人福祉センターのところを左に折れ、奥木曽湖(味噌川ダム)に向かう途中の田ノ上観音堂境内の桜です。
かたわらの茅葺き屋根のお堂と相まって見事な景観を呈する、樹齢数百年の古木です。
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 菅の江戸彼岸桜

木祖村で中山道に出た後、木曽川沿いに少し下ったところで合流する菅川を少し遡っていったところの菅地区にある江戸彼岸桜です。
桜は、十王堂の土手の斜面に立ち、お堂と村道を覆うように大枝を張っていました。
お堂周辺の石仏の中に正徳4年(1714年)の銘を刻むものがあるところから同時期に植栽されたと推測されています。
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 興禅寺のしだれ桜

中山道を更に下り、今回の旅の最後は木曽福島興禅寺のしだれ桜です。
観音堂脇に、碁盤の目のように藤棚風に組まれた支え一杯に枝を広げたしだれ桜は、
木曾義仲公お手植えの二代目で「時雨桜」という名前が付けられていました。
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お寺さんもちょこっと載せます。





「万松庭」江戸中期金森宗和の作庭。



「看雲庭」昭和38年、重森三玲の作庭。 枯山水の庭園としては東洋一の広さをもつ。
周囲の木曽の山並みと木曽川の渓谷を借景として、広大なる雲海上に浮かぶ山岳を象徴的に表現した。











木曽義仲公の墓所。




このあと、中津川から高速に乗り、夕方に無事帰宅しました。
時期からして、今年の「桜前線を追う旅」もこれで終わりです。

 m(__)m 今年も美しい桜にたくさん出会えて感謝 m(__)m


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