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の旅 九州中部 (上)

2024年03月03日(日)

今日から2wの予定で、九州中部の滝、桜、温泉をめぐる旅が始まりました。
今日は、大阪南港より19時05分発のさんふらわあ むらさきで九州の別府に向かいます。

少し早く着いたので、大阪南港近くのさきしまCOSMO TOWERに上がってみました。
地上252m、55Fの展望台より。
大阪府大阪市住之江区南港






大阪南港ATC(アジア太平洋トレードセンター)から、これから乗るさんふらわあ むらさきです。





むらさきは23年春就航の新しい船で、船内もとてもきれいです。



20時15分、明石大橋を通過。



2024年03月04日(月)

06時55分、定刻通り別府に到着しました。
ちょうど日の出の時刻でした。









乙原(おとばる)の滝

この旅最初の滝は別府市内からすぐで、レジャー施設のラクテンチの近くにあります。
ラクテンチの先300mぐらいの乙原(おとばる)川の橋の袂に駐車し、左岸沿いの遊歩道を上流に歩きます。



東九州自動車道の下を潜って進みます。



15分ほどで落差60mの滝が現れました。
滝と正対する岩の上には不動明王の石像が置かれていました。
大分県別府市別府
  



近づくと右にも一本落ちていました。
左の主瀑を雄滝、右を雌滝というそうです。

  

  



裳裾(もすそ)の滝

河内(こうち)渓谷に落ちる落差7mの滝で、別名鬼女ヶ淵滝ともよばれており、下流側に渓谷への入口があります。
渓谷入口辺りの道路は離合困難なほど狭く駐車スペースもありませんので、
K51方面に上がっていっって河内バス停の後ろ辺りの少し広くなった路肩に車を停めました。
滝近くに不動明王を祀った祠があり、そこから滝前に降りれる道がありました。
大分県別府市河内


  





下流側です。
かつては別府八景ともよばれ、初夏はホタルが乱舞、夏は子供たちの水遊びで賑わっていたが、
昭和の2回の水害で渓相が様変わりしてしまったそうです。



水無の滝

農業用水路から目測落差7mほど、二筋になって落ちる人工の滝で、水田に水が必要なときは止めてしまうようです。
滝前は広い駐車スペースとなっている超お手軽滝です。
大分県別府市内成
  



由布川峡谷 猿渡

小柳の滝

駐車場から渓谷に降りていく道は危険になったのか通行止めで、その代わり橋の上流側に新しい下り口が出来ていました(新猿渡入り口)。
200段ほどの階段で谷まで降りると、軽石層を侵食して出来た断崖に一筋の滝が見えました。
大分県別府市東山


  

川をバシャバシャ、下流側を散策してみました。





しぐれの滝

  

やがて谷が狭まった場所があり、淵となっていたためこれ以上は進めませんでした。
見上げれば2本の橋(多分新旧の猿渡橋)が架かっています。
この二本の橋、谷から上がったあとに橋の上からいくら探しても下流側の橋が見当たらなかったという不思議。



チョックストーンを見たかったが、上流側に50分ぐらい歩くとのことで諦めました。
下流側に車で2分ほど走ると、小平の吊り橋です。
大分県由布市挾間町朴木
  

今日初見の由布岳です。



龍昇の滝

素掘りのトンネルを抜けると、目の前に落差25mの滝空間が広がっているという感動。
大分県由布市庄内町大龍










  

  

狸穴(まみあな)の滝

滝入口に1台分の駐車スペース、そこから2分のお手軽滝でした。



大分県竹田市直入町大字上田北




落差4m、幅10mの低い幅広滝で、滝前左側には木製の観瀑台が造られていました。





滝上からと、上流のの渓相です。







今日の滝めぐりを終え長湯温泉まで走って、長湯温泉御前湯で温泉を頂いた後、
今夜は道の駅 ながゆ温泉で車中泊です。
大分県竹田市直入町大字長湯


雨が降ってきました。
明日は一日雨が降るみたい・・・、どうしよう。


2024年03月05日(火)

道の駅 ながゆ温泉で朝を迎えました。
昨夜から降り出した雨は止む気配はなく、今日一日降り続くようです。
一応予定通り滝をめぐる決意をしました。

籾山(もみやま)八幡社

滝に向かう途中、立派な杉が立つ神社があったので寄ってみました。



大分県竹田市直入町長湯


ご神木である推定樹齢800〜1000年のケヤキは圧巻です。

  

清滝

駐車場所から遊歩道を250mで到着です。



大分県竹田市直入町長湯
  



落差40mの直瀑で、
ほとんど深さのない滝壺から、
大雨が降っても急激に増水するほどの集水域は持たず、湧水を集めていつもこれくらいの水量で安定していると推定されます。

  

  

天然炭酸水よいやな湧水

飲用に炭酸水調達。
大分県由布市庄内町阿蘇野


名水の滝

すぐ下に見えており、2分で到着のお手軽滝です。



大分県由布市庄内町阿蘇野
  



落差は8m、きれいな地層がみどころです。

  



ここから、上流の男池園地まで遊歩道があるようですが、今でも行けるんでしょうか。



男池園地



こちらが男池湧水です。
大分県由布市庄内町阿蘇野




この雨で園地には一人だけ、もののけの森をゆっくり彷徨しました。









  



九重“夢”大吊橋

再訪です。
午前中は強風で通行止めだったそうです。
大分県九重町田野


吊り橋より、下流側です。



震動の滝(雌滝)

落差93m。
大分県九重町田野
  

震動の滝(雄滝)

落差83m、少し待って、ようやく姿を現してくれました。
大分県九重町田野
  

雨模様の一日でしたが、なんとか終えて、
最後は筌の口温泉共同浴場で温泉を頂きました。
大分県九重町田野


このあと、夕食と今日の寝場所を探してたら・・・、なんと、玖珠町まで来てしまいました(予定外)。
今夜は道の駅童話の里くすで車中泊です。
大分県玖珠町帆足


2024年03月06日(水)

大分県玖珠郡玖珠町帆足の道の駅童話の里くすで朝を迎えました。
相変わらず小雨が降っています。
予定外のところに来てしまいましたが、ついでに近くの滝に寄りながら計画のルートに戻っていきいます。

中塚不動尊の滝



滝の岩がご神体です。
大分県玖珠町山下


  

龍神の滝

龍門の滝の駐車場のすぐ近く。
水はほとんど流れていませんでした。
大分県九重町松木
  

龍門の滝

川遊びで有名な滝ですが、あんなゴツゴツしたところを滑ったらお尻の皮が?けちゃいそうがけど・・・。
大分県九重町松木












支流に小滝という滝があるけど、その川の出合いに落ちる無名の小さな滝です。
大分県九重町松木


小滝

龍門の滝の近く、支流の川に落ちる滝です。
どこから行くかはちょっと探したが、下流側からでなく滝横を下りていくといった感じでした。
滝へ下りるが道がありましたが、途中個人所有の土地を通るのか、入口はコーンで通行止めとなっていました。
すぐ横にお不動さんの祠に行く道があったので、そちらから下りてみました。
大分県九重町松木
  

大分県九重町松木






  

  

相生(あいおい)の滝

町田川本流に落差7m、二条になって落ちる水量豊富な滝です。
道路側の右岸は護岸されて川までは降りれませんが、滝の30m下流辺りに護岸上まで下りやすい場所がありました。
大分県九重町引治


  

  





裏見滝

裏見滝、二俣滝を目指したけど結局、裏見滝の滝上で万事休す、覗いてみたかったけど足がすくんでやめました。
下流から遡上するか、あるいは対岸に林道らしきものが見えたのでそちらから下るか。
対岸の植林の辺り、下りやすそうだよね。
熊本県小国町下城


遊水峡

グーグルマップには5つの滝が載っているが、滝らしいのはかっぱ滝と倉本滝の2つだけでした。
先ずは宇土谷川沿いにいくつかの滝を見ながら最上流のかっぱ滝を目指しました。
熊本県小国町大字下城滝ノ上


遊水の滝



出合いの滝



せせらぎの滝





かっぱ滝

20分ほどでかっぱ滝に到着、落差15mのなかなかの美瀑でした。
熊本県小国町西里
  







  

倉本滝

遊水峡の滝の中でこれだけ沢筋が違い、宇土谷川の支流の沢に落ちます。
こちらも川は滑床で、滝まで林道がありましたが、途中に車はここまでの看板がありました。
車で来れれば3分ですが、歩いたので10分かかりました。



落差は6mです。
熊本県小国町西里














今日の滝めぐりを終えて、今日は小国町の道の駅小国で車中泊です。
熊本県阿蘇郡小国町宮原


2024年03月07日(木)

熊本県阿蘇郡小国町の道の駅小国で朝を迎えました。
久々に青空となりましたが、その代わり昨夜は冷え込みました。
今日は黒川温泉に入ることと、夜の湯あかりを見るのがメインということで、そちら方面を廻ってきました。

夫婦滝



左が雄滝、右が雌滝らしいですけど、姿からすると逆なんですよね。
熊本県南小国町満願寺




落差12mの雌滝から。

  





落差15mの雄滝は光芒が出ることで有名です。
光芒の写真は左上からの差し込みが多いから、恐らくもっと早い時間に来ないとだめでしたね。

  

  



下流側に見られたこのヒョングリは、パイプから放水されたものでした。





黒川温泉

熊本県南小国町満願寺
  

今回入った共同浴場穴湯です。
2020.07の集中豪雨で流されましたが、クラウドファウンディングで新しくなり、混浴から別々になりました。
流される前の穴湯の記事ですが、前の方が風情があったな。
熊本県南小国町満願寺


赤川温泉 赤川荘

温泉にも入りたかったけど、火〜木はお休みだそうで残念でした。



大分県竹田市久住町大字久住
  

雄飛の滝

赤川荘が休みの関係で、滝にも近づけませんでしたが、
やっていたとしても滝近くに男女別の露天風呂があるので、撮影は無理だっかもしれません。
落差は12mです。
大分県竹田市久住町大字久住
  



梅ノ木滝

K131の旧稲葉橋の下に落ちていました。
大分県竹田市久住町大字白丹
  

橋の下に降りる道がありました。

  

落差は10mです。



  

  

観音滝

滝前に降りる道はありませんが、滝のすぐ近くで道路脇から下りれそうな斜面を見つけました。
熊本県産山村産山






  

小園の滝

観音滝のすぐ上流。
こちらは急ですが階段が造られていてありがたかったです。



落差5.8m、約10mの川幅いっぱいに幾筋にもなって落ちる滝で、滝上に九州でおなじみの石橋が見えていていい感じです。
熊本県産山村産山








幸神の滝

下流側川沿いに農道があるのでそこを進めば、一台分のUターン&駐車スペースがありました。
熊本県南小国町満願寺


落差は3m程と低く、川幅いっぱいに広がった斜瀑ですが、下流側にも滑滝状に20mぐらい続いていました。









秘境七滝

滝下と滝上に行く道あり。
こちらは滝下に降りる金属製階段、数えたら214段でした。
熊本県南小国町満願寺
  

滝壺に行けるのかと思ったら淵に阻まれ、滝の姿さえ見れませんでした。
下りてきた甲斐がないじゃん!



階段の下流側で、華坊という宿につながっています。



滝の上流側遊歩道にも行ってみました。







黒川温泉湯あかり

熊本県南小国町満願寺
  







今日の予定を終えて、再び道の駅小国に戻って、今夜もここで車中泊です。 熊本県小国町西里


2024年03月08日(金)

熊本県阿蘇郡小国町の道の駅小国で朝を迎えました。
今日もいい天気になりました。
今日は菊池市方面に進みます。

R387を西に進むとすぐに鍋ヶ滝入口です。
入口に、3月いっぱいまで工事で休園との表示がありましたが確認しに行ってみました。
熊本県小国町黒渕


葛滝(つづらだき)

川への下り口はえだ2さんの記事を参考にさせていただきました。
大分県日田市上津江町川原


階段を下りた後、沢の右岸を下りると行き詰まるので左岸の側を下るのが正解です。



川に下りるとすぐに崩落地ですが、そこを超えるともう上流に滝がみえてますので足も軽やかになります。
大分県日田市上津江町川原






落差は24m。





  

  

程野(ほどの)の滝

下に滝が見えるところの斜面を下るのがベストです。



右半分に日が当たって撮影には邪魔くさい。
大分県日田市上津江町川原


落差20m、水量豊富で豪快な直瀑でした。

  

ほぼ撮り終わったころに日が陰ってくれました。







  

保慶(ほけい)の滝

R387から保慶(ほけい)川沿いに林道を300mほど入って行くと、左下に見える滝ですが、
滝の近くはたいして高さは無いものの降りにくいし駐車場所も無いので、150mぐらい手前に車を停め、そこから入渓し遡上しました。
大分県日田市上津江町上野田


落差は目測6mぐらいでしょうか。







ササガツメの滝

R387を走っていると、保慶(ほけい)川に架かる第九笹野橋の上から見ることが出来ます。
落差はここも目測6mぐらい、この滝の上流300mには保慶の滝があります。
釣り師の方が去るのを待って滝前に下りてみました。
大分県日田市上津江町上野田












黄金(こがね)の滝

高い護岸で下りれるのか心配しましたが、滝のすぐ近くにちゃんと降りれる場所がありました。



大分県日田市上津江町川原


落差は8m、裏見が出来ますがちょっと怖いので途中までです。



  

笹野の滝

黄金の滝のちょっと上流にある滑滝です。
大分県日田市上津江町上野田




真ん中に立とうとしたが、流速が早くて行けなかった。



こちらは滝前右岸の支流の沢に落ちていた無名滝です。
大分県日田市上津江町上野田


連日の強行軍でだいぶ疲れもたまってきたので今日はこれでお終いにし、きくち温泉薬師湯で疲れを癒しました。
熊本県菊池市西迫間




菊池市での日没です。
熊本県菊池市稗方


熊本県菊池市七城町水次


今夜は道の駅 水辺プラザかもとで車中泊です。
熊本県山鹿市鹿本町梶屋


2024年03月09日(土)

熊本県山鹿市鹿本町の道の駅 水辺プラザかもとで朝を迎えました。
今日もいいお天気ですが、滝の撮影には曇りがいいよね、などと贅沢をいってます。
今日は山都町まで南下し道の駅 通潤橋を目指します。

白糸の滝

少し手前の高いところに広い駐車場があるが、そこからは遊歩道を10分ほど下るようです。
滝のすぐ近くにももう一つ駐車場がり、混んでるときはすぐに満車にならしいですが、今回は早朝だったのでそちらに駐車できました。
熊本県西原村河原
  

強い光芒が現れました。







観音滝

K152沿いに滝の看板と駐車スペースかあり、そこから川近くまで農道がありました。
熊本県山都町島木


  





左岸に渡ってしまえば滝はほとんど見えなくなってしまいます。



椛の木滝



滝上には簡単に行けました。
これで十分かなと、滝前に行くのはやめときました。
熊本県山都町島木








布勢の滝

滝のすぐ上に駐車し、入り場所を探しながら下流方面に歩いたら
100m弱行ったところで植林帯にて安全に降りる場所が見つかりました。





熊本県山都町島木




  

落差は12mです。

  



姥川滝

K152沿いにある滝への入口です。
近くに駐車スペースもありました。
左岸から入ったらすぐに沢を渡りあとは道に沿って進めば10分弱で到着します。
熊本県上益城郡山都町金内


熊本県山都町金内


前の倒木をどけとけばよかった・・・、落差は7mです。





  



通潤(つうじゅん)橋

嘉永7年(1854年)、水不足に悩む白糸台地に水を送るために造られた近世最大級の石造アーチ水路橋で、
令和5年(2023年)に国宝に指定されました。
橋の真ん中より左右に放水できることで有名ですが、いつでも放水しているわけではないので、調べてから行くことをお勧めします。
熊本県郡山都長原


今日は早めに切り上げ、道の駅通潤橋で車中泊です。
熊本県上益城郡山都町城平


滝・桜・湯の旅 九州中部 (下) に続きます。



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