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滝めぐり 安倍川中流域


2024.08.11(日)

帰省ついでの滝めぐりです。
今日、明日と安倍川中流域の支流の沢に落ちる滝を巡ろうと思いますが、なにせ、この酷暑、どれだけ廻れるかわかりません。

弘法の滝 3段20m直瀑

安倍川沿いK29から左岸山間部にある有東木(うとうぎ)地区に入ってき、
地区の一番奥の杉の木沢砂防堰堤に入る道のチェーンゲート前に駐車しました。
静岡県静岡市葵区有東木(うとうぎ)


杉の木沢砂防堰堤には階段が造られているので、簡単に超えることが出来ました。



滝までしっかりした道と黒いホースが導いてくれます。

  

到着です。
2段目下で取水しているため、3段目はお湿り程度でした。
静岡県静岡市葵区有東木(うとうぎ)
  

取水場所です。
上水に使っているような気がしたので、ここより上の水の中には入らないよう気を付けました。



  

  

  


下三段滝下の8m無名滝 8m斜瀑

安倍川に右岸から流れ込む芦沢には、落差25mの上三段滝、落差30mの下三段滝がある。
K29の大河内橋西詰から安倍川右岸の側道に入って、上流に約1km走ると足沢橋があるので渡ったところに駐車しました。
静岡県静岡市葵区渡


足沢右岸から入渓、少し遡上すると倒木で荒れた沢となり、ここを越すだけでも一苦労でした。



8m無名滝に到着、十分美しい斜瀑です。
静岡県静岡市葵区渡






  

  

しかし、ここまで来るだけでもぅバテバテでこれを巻く気力もなくなり、目的の上流の2つの滝は断念・・・、撤退です。


このあと、少し休んで黒部沢天神滝にチャレンジしたんですが、最後に道が判らなくなってここも撤退しました。
最近、途中までがやたら多くなってきたんだけど・・。
なんとかしなくちゃあね。
豊田ほどではないにせよ、暑さもやはり大変でした。


2024.08.12(月)

帰省ついでの滝めぐり2日目(最終日)、今日もいいお天気でまた暑くなりそうです。

黒部沢天神滝 2段50m分岐瀑

昨日途中まで行って撤退したんですが、もう一度色々な記事を読み直し原因が明確になったので、今日リベンジしました。
平野地区にてK29から左岸山間部に延びる林道平野線に入ってき1.9kmで黒部沢に架かる橋がありますので、その手前に駐車します。
この辺り一帯は、ワサビ田が多く交通量は多くありませんが、時々ワサビ農家の軽トラが走りますので注意してください。
橋の南詰が滝への道の入口になります。
静岡県静岡市葵区平野


黒部沢左岸の道に入り、右からの沢を横切ったり、モノレールに沿って歩いたり、ワサビ田跡を見ながら道なりに進むと、
やがて黒部沢と右岸からの沢の出合に着きます。
黒部沢の奥は巨岩が折り重なって滝状になっていて、沢の遡上は出来そうもない場所です。
昨日もここには来ていて、この滝状になったところを右植林帯から巻いていったのでした。



そして奥にこんな光景が見えたところで撤退したのでしたが・・・、あとで判ったことですが、もう50mぐらいでした。
あの明るい崖の右側に隠れるように滝が落ちてたんですね。



一般的ルートはこちらの左(黒部沢右岸)の沢に入って黒部沢の右岸から巻きあがるのが正解でした。



途中にある石積みです。
昔の人は皆んなタフだったんだなとつくづく思います。



石積みを黒部沢方向に進むと廃屋があるので、そこから少し登ると谷に下りれる場所にでて、対岸には滝が見えていました。



静岡県静岡市葵区平野
  

  

  



本流の小滝です。

静岡県静岡市葵区平野
  



  

今日は全道程、確信歩きで行けました。
暑さのせいで結構時間がかかってしまいましたが見れてよかったです。
元気な奴いますので、ヒル対策はしっかりして行ってください。


鎌沢大滝 12m斜瀑

黒部沢天神滝の入口のところで右岸より鎌沢が出合いますが、そちらの砂防提と砂防提の間に落ちる滝です。
下の砂防提の一番左端に辛うじて上がれるところがありました。
すぐ上は砂防提です。
静岡県静岡市葵区平野


  

  

  


樋口(といぐち)不動の滝 総落差40m分岐瀑

大河内小中学校を守るように造られた砂防提の後ろに落ちていました。
静岡県静岡市葵区平野




  




(仮名)ビワミズ沢沈砂地の滝 目測20m多段瀑

ビワミズ沢が沈砂地に落ち込むところにある無名滝で、この上流には朝日の滝があるようですが、あまりにも急峻で行く気にもなりませんでした。
人工の滝かとも思ったのですが、姿からすると最初からこの姿であったんだろうと思います。
静岡県静岡市葵区平野
  


権現滝

安倍川の支流西河内川に落ちる滝で、K189臥龍橋から見ることが出来ます。
以前はもっと明確に滝が落ちていたようですが、
それも巨岩に埋もれて、今ではこの2条の滝が権現滝と紹介されていることが多いようです。
それにしてもこれほどの巨岩がゴロゴロした沢を見るのは初めてで、水のパワーの恐ろしさを感じさせてくれ、
この沢を見るだけでも来た甲斐がありました。
少し上にも滝が見えてましたので行ってみたかったが、この巨岩のゴーロを上がるすべはありませんでした。
この1.3km上流(沢を遡上できれば200m弱の距離)に権現橋があって、そのすぐ下流に滝マークがあるみたいなのでそれかとも思うのですが・・・。
行ってみたけど、個人の別荘に入って行く感じだったので滝見は諦めました。
静岡県静岡市葵区横沢


  




横沢の無名滝 目測5m直瀑

臥龍橋から少し行くと右の沢に一筋の滝が見えました。
すぐ近くに十分な駐車スペースがありました。
静岡県静岡市葵区横沢


  

  


今回の滝めぐりはここまでです。



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