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小岐須(おぎす)渓谷の滝

所在地/三重県鈴鹿市小岐須町祓塚

鈴鹿川水系安楽川支流御幣川の小岐須(おぎす)渓谷に架かる主だった滝々です。
御幣川本流に架かる落差8mの鮎止の滝、滝ヶ谷の一の滝二の滝、池ノ谷の(仮名)池ノ谷一の滝かくれ滝、一の谷のスリバチ滝
大岩谷の(仮名)大石橋下の滝、目測落差5mのこけ滝、落差40mの白滝
カワラコバ谷の法丁の滝(目測落差12mの上の滝、目測落差10mの下の滝)などがあります。

参考HP・ブログ/(HP)やぶこぎネット

滝めぐり 鈴鹿 小岐須(おぎす)渓谷の旅にて、2019.07.08(月) 訪問

先ずは、小岐須渓谷山の家駐車場の下に落ちるお手軽滝の鮎止の滝です。
御幣川本流に架かる落差8mの滝で、大きな砂防堰堤の下流にあります。
滝ヶ谷橋の袂から岩場の観瀑台へと降りる遊歩道がありました。
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次は、大岩谷にあるこけ滝白滝です。
小岐須渓谷山の家から更に上流に進み、大岩谷に架かる大石橋を過ぎたところで右の林道に少し乗り入れ、邪魔のならないところに駐車しました。
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大石橋の袂にも3台ほど停めれる駐車スペースがあります。
白滝まで沢登りで遡上するのは時間がかかりすぎるので、全て林道と登山道を歩きましたが、
めぼしい滝が在れば都度立ち寄りながら進みました。
林道は整備されてないし、途中崩落ヵ所がありそれ以上進めないので、車は最初から入らない方がいいでしょう。
林道を進んで間もなく右下に目測落差5mほどの直瀑無名滝が現れましたが、
砂防堰堤に挟まれた場所であり、深い谷に下りるにはあまりに急勾配なので諦めました。
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(無理に下りようと思えば、下流側の堰堤のきわ辺りでロープを使えば下りることが可能かと思いました)

林道の終わりです。
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初めての渡渉で左岸に移って砂防堰堤の右を越えてさらに登山道を進みます。

左下に小滝があったので下りてみました。
近くに行くとあまりたいしたことはなく、目測落差は2mといったところでしょうか。
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右から小沢が入っていたところにあった目測落差5mほどの滝がこけ滝でした。
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紺屋谷との出会いのすぐ上流に滝が見えたので、渡渉してから少し遡上し滝前まで行ってみました。
目測落差4mほどの無名の滝です。
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渡渉ヶ所まで戻って、滝を左から巻くようにある道を進んだところで再び入渓し数十m遡上すると滝が見えてきました。
前衛滝の奥に白滝の主瀑です。
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目測5mほどの前衛滝を右から越えて白滝主瀑の滝前に上がってみました。
落差は40m、二段で落ちる美しい段瀑でした。
  

                

  




次は、カワラコバ谷に架かる法丁の滝です。


車を停めた林道入口から登山道をヤケギ谷沿いに進んだあと
カワラコバ谷との出会いでヤケギ谷を渡り、両谷の真ん中の尾根沿いに上がって行きます。
ヤケギ谷渡渉ヶ所にある小滝です。
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間もなく両谷沿いに道は分かれるので、ここは法丁の滝のある右のカワラコバ谷側に進みます。
しばらくすると右の下にカワラコバ谷の谷底に落ちる法丁(ほうちょう)の滝が見えました。
目測落差30mはありそうな大きな滝です。
滝前に立ちたいけど、谷は深くしかも急峻で、とても下りれそうなところはありませんでした。
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仕方なく少し下流からアプローチすることに。
(地図参照:緑の点線の部分です)
なんとか谷に下りれそうなところを下って、しばらく遡上すると滝が現れました。
どうも法丁の滝ではないようです。
(ネットではこれを法丁の滝と書かれている記事もみられますが、どう見ても登山道から覗いた滝とは大きさも形も違うと私は思います)
無名滝だと思いますが、仮にカワラコバ谷の滝と呼んでおきます。
万事休す。
落差は目測10m、高巻くのは私の技量では不可能です。
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ということで今回は法丁の滝前に立つことは諦めました。


その他にも、池ノ谷のかくれ滝と一の谷のスリバチ滝、滝ヶ谷の一の滝二の滝などもあったのですが
今回、少し疲れたのと、実は吸血鬼との果てしない攻防で戦意喪失して、行く気を失ってしまいましたので、
またヒルの活動が鈍ったころに来てみたいと思います。



滝めぐり納め 小岐須渓谷の旅にて、2019.12.28(土) 訪問

先ずは法丁の滝へ。
前回滝前まで行った無名滝の上流側に下りれればいいなあと思い、
登山道から谷への下降点を前回より少し上流側にずらしてみたんですが、下りてみたら結果的にはまだ下流でした。
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しかたなく左岸を高巻くことにしました。

そして、上がったらすぐ目の前に滝が・・・、間違いなく前回登山道から見えた滝です。
まさかこんなに近くとは、30m位しか離れていませんでした。
法丁の滝です。
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目測落差は12mぐらい。
   

下の滝も無名ではかわいそうなので、そちらを法丁の滝(下の滝)
そしてこちらを法丁の滝(上の滝)と呼んでおこうと思います。
   



これですっきりしました。


次はかくれ滝を目差し、大石橋の袂から踏み跡を辿って池ノ谷方向に進み
池ノ谷のトイレの上あたりを通過して砂防堤の上へと進みました。
直ぐに7mほどの無名滝です。
仮名で池ノ谷一の滝と呼んでおきます。
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この滝は滝のすぐ横を容易に上がれました。

沢をしばらく進むと目測落差3mほどの小さな無名滝です。
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ここも滝のすぐ横を乗り越えました。

そのあと谷はどんどん狭くなって、
やがて目測3mほどのこの無名滝で万事休す、高巻きも容易にできずこれ以上の遡上は諦めました。
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沢をそのまま戻るのも大変なので、左岸の急斜面を木につかまりながら直登、尾根筋まで上がったら登山道に出ました。
かくれ滝はおそらくまだ上みたいだけど、直登がちょっとこたえたので滝は諦めました。
登山道をそのまま来た方がよかったですね。

それにしてもこの登山道(入道ヶ岳池ノ谷コース)は危険すぎます。
沢登りの方がよっぽど安全だと思いました。



林道に戻って駐車場所に戻る途中、大石橋の直ぐ下流にある仮名大石橋下の滝の滝前で休憩です。
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次のスリバチ滝に行くために小岐須渓谷キャンプ場の駐車場に戻る途中、この渓谷の名勝屏風岩
に寄ってみました。
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そして最後にスリバチ滝です。
滝は、キャンプ場駐車場から続く野登山登山道の途中にあります。
御幣川を飛び石で渡り、直ぐに短い急登を上ってあとは緩やかで歩きやすい登山道を進むと
やがて右手の枝沢に滝が見えましたが、そのまま進んで先ずは滝上に行ってみました。
ウオータースライダーみたいな個性的な滝ですが、カメラに収めにくいのが難点。
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滝前に下りるには少し戻って、砂防堤のところで沢に下りてからオーバーハングした岩壁を左に見ながら遡上します。
  

滝前に来ても全体像はほとんど見えません。
  





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