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南紀滝めぐり


8月17日に熊野大花火大会が開かれたのでそれを見ながら、ついでに周りの滝を訪れてきました。


2017. 08. 16 (水)


花火大会は明日ですが、先乗りで出かけました。 途中、尾鷲で滝を一つ見て、温泉に入ってから熊野に夕方着く予定です。

滝と温泉が近くにあることとして選んだ村嶋不動滝です。
滝は、K778から三重県立熊野古道センターへの入り口の紀勢線のガード下を潜った直ぐの左側の沢を上がったところにあります。
三重県立熊野古道センターの駐車場に車を止め、駐車場側から沢に下りる階段を下てから、
沢沿いの平坦な遊歩道を5分強奥に進むと滝がありました。
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このあと直ぐ傍の夢古道の湯で入浴しましたが、温泉ではなく海洋深層水のようでちょっと残念でした。
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K778に戻ると、海岸より小島と火力発電所、燃料のパイプラインが目の前に望めました。
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この後熊野まで走って、花の窟神社近くの墓地の駐車場で車中泊です。
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前のコンビニの駐車場は車中泊の車で満杯で、今晩は商売にならないでしょう。
私もよくコンビニ駐車場で車中泊しますが、あくまで十分空いている場所、時であって、
コンビニに迷惑をかけるのはもってのほかです。


2017. 08. 17 (木)


花火大会当日ですが、午前中は滝めぐりをしてきました。

K52を北山村方面に入って行ったところにある滝を目指しました。
雨滝です。 観瀑台にて自己責任で少し柵外から撮らせてもらいました。
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隣の看板にガンガラ滝入口3.7kmと書いてあったので
次にそれを目指しました。

途中、大丹倉という断崖がありましたが、そこに2本の滝が架かっていました。
わかりますか。





名があるのか調べてみたら左の滝には大丹倉の滝という名があるとのこと。 右は?
それぞれの沢が道路を横切るところも小さな滝になっているので、合わせてご覧ください。
水量が違う様に見えますが、途中で浸み込んでしまうんですかね。

先ず、右上の方にある滝です。 左が上の滝で、右が道路わきの滝です。
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左中ぐらいにある滝です。 左が上の滝で、右が道路わきの滝です。
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さらに進むと橋の下に滝が見えたので下りてみました。
橋のガードレールにナベラ滝橋とあったので、ナベラ滝という名のようです。
川の岩は全て柱状節理で出来ているようです。
今、紀伊半島には火山はないですが、その昔はこの辺りも大変な火山活動があったことがうかがえます。
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さらに進んで、ようやくガンガラ滝入口の看板がありました。
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ここから徒歩で30〜40分とあります。
尾川川(おがわがわ)の支流に架かる滝のようです。
1ヵ所橋が落ちて、川を渡らなければならない場所と山側から崩れた堆積物がある場所以外は、
概ね平坦で歩きやすい道でした。
落ちた橋の土台や道の法面などは石組の立派なもので、どうしてこんなにもしっかり作ったのか、
あとで御浜町の妙見山への参詣道と書かれたものを見ましたが、それだけでは説明がつかない感じがします。

 



途中の苔の谷と耳島様。





到着しました。 ガンガラ滝です。
直ぐ上に砂防ダムが造られていて美観を損ねているのが残念でした。
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熊野の町に戻って、もう少し時間があったので近くの清滝に行ってみました。
主要幹線R42のすぐ横にある大きな滝です。
行く途中、すでに花火を見る客で渋滞が始まっていたので、やめようとしたのですが簡単にUターンするところもなく、
滝を過ぎてからUターンしたので結局寄ることにしました。
後ろにさがるのが限界があるので、なんとも撮りにくい滝でした。
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熊野に戻る道路の渋滞にしっかりはまってしまいましたが、距離がしれているので助かりました。
この後の花火大会の模様は、始まりと終わりにあるメニューから飛んでご覧ください。
明日は、那智の滝を定番の場所で撮りたいので、
花火の後那智まで走ってコンビニ駐車場で車中泊です。
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2017. 08. 18 (金)


那智のコンビニ駐車場で朝を迎えました。
今日はこれまでで一番いい天気です。

朝一で那智大社に向かいました。
朝早いので規制道路と書かれている有料道路も無料で青岸渡寺の駐車場まで上がれました。
駐車場のすぐ近くで三重塔と滝のコラボ写真が撮れます。
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熊野那智大社と那智山青岸渡寺を参拝。
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次に、那智の滝に寄りました。
那智大社には何回か来ましたが滝に寄るのは初めてでした。
真っ先に思ったのは、この前この壁を登ろうとしたおバカさんがいたなぁということでした (≧▽≦)
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次に近くの陰陽の滝に行ってみました。
以前は遊歩道が滝まであったようですが、沢が暴れたようで半分近くの道が流されて、
その部分は沢を遡上することになりました。


地元在住の外国人の方に聞くとマムシとダニに注意してくださいとのこと。
たぶん40分ほど歩いたでしょうか、工事用の金属製階段のある場所があり、
左手の沢に滝が見え夜美(やみ)の滝との標識がありました。



これは途中に転がっていた看板です。



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金属製階段を上がったところは取水ダムとなっていて、まだどのくらい歩くのかなぁなんて休憩していたら、
滝は直ぐ上ですよとのこと。(天女の声)
取水ダムのバックウオーターを見るとその上がそれらしい雰囲気なので下りてみると奥に滝が見えました。
陰陽の滝です。
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滝前に行ってみました。
いままでいくつも滝を見てきたけど、こんなスピリチュアルな場所を知りません。

       

       

天女は滝の大きな石の下の穴の中に消えていきました。
このままいつまでも簡単に行けない場所のままであってほしいなんて思いながら谷を下りました。

次に、新宮から新宮川を上がって支流に入ったところにある日本の滝100選に選ばれた桑ノ木の滝を目指しました。
途中、K230を走っていたら右手に滝が見えたので寄ってみました。
沢の周りに無数の水槽が並んでいるので何かなと思ったら、
この辺り、親鮎の販売所が無いということでみんなこの水槽に鮎を飼っているんだそうです。
この取水ホースは長いもので滝前まで伸びていました。



ふうけつ滝という標識がありました。
そばに、滝の名の由来となった風穴があり、常時涼しい風が吹き出ていて暑い夏の日には天国のようなところ。



道路から滝前までそう遠くありませんが、道も無い登りでマムシに注意しながらなので思いのほか苦労しました。
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K230をもう少し進むと、左側に桑ノ木の滝の入口である橋が架かっています。
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車も渡れないことはないですが、非常に狭いし渡った直ぐがL字に折れているので無理に渡らない方がいいでしょう。
私のハイエースは、行は簡単に行けましたが、帰りはL字のところがもうギリギリで、
何回も切り戻しながらなんとか抜けましたが小さな擦り傷を作ってしまいました。
(いざとなればバックで戻ろうかとも思いましたが、それでもギリギリなので相当な神経を使うと思います。)

 

支流の沢伝いにほぼ平坦な道を20分ほど歩きました。

 

桑ノ木の滝です。
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この後、熊野速玉大社に立ち寄りました。
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これで帰路に付きますが、
途中で古里温泉に立ち寄り旅の疲れを癒した後、
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伊勢道の安濃SAで車中泊です。
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2017. 08. 19 (土)


旅最終日、今日は多度大社と多度峡を訪れてから帰宅します。
まず、多度大社です。
ちょうちん祭りの名残が残っています。
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本宮多度神社の奥に滝が見えますが、石積みがあり人工のようです。
  落葉川の滝という名があるそうです。
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多度大社一番の稼ぎ頭、白馬の錦山です。
100円でニンジン2切れを買って、与えることが出来ます。
頭を上下に振って早く頂戴をするので、だれも与えずにはいられません。

       

多度大社は上げ馬神事でも有名ですが、その場所を見てあまりの急坂と最後の垂直な土手の高さにびっくりです。
乗り手の勇気にも恐れ入りますが、馬にももの凄いストレスでしょう。
伝統行事とはいえ動物虐待の声が上がるのもわかる気がします。
レースではまれに骨折して薬殺される馬がいますが、ここではそんなことは起こらないのでしょうか。

       

多度峡に行ってみました。
ここには天然プールがあって、夏休みの子供たちで賑わっていました。
プールの前に昔滝だったらしいところ(写真右)がありましたが、ここが禊滝(みそぎだき)だそうで、水は落ちていませんでした。
これは推定ですが、
この滝は多度川上流から樋で導水していて、何らかの理由で樋が壊れ水が流せなくなったか、
又は、
この水遊びシーズン、子供たちが誤って滝の中に入って落石に会わないようあえて水を止めているのかもと思いました。
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滝を求めて少し上流まで歩いてみました。
最初にあった道路脇に架かる小さな滝です。
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さらに上流の支流に架かる小さな段瀑です。 右は上段で落差目測4mほどです。
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滝の横には誰かが籠った形跡のある洞穴が・・。



さらに1kmほど行ってみましたが、川から高くなるばかりなので諦め戻りました。

以上で今回の旅は終了、17時ごろ無事帰宅しました。


m(_ _)m 最後までご覧いただき、ありがとうございました m(_ _)m



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