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をめぐる旅 北部九州 (下)




桜&滝をめぐる旅 北部九州 (上) からの続きになります。

2020.03.24 (火)


佐賀県三養基郡みやき町の千栗土居公園で朝を迎えました。
今日もいいお天気が続きそうです。
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ここまでの旅で、計画が少しタイトだと感じたので
後半にゆとりを持たせるためにここで少し計画を変更し、
いくつかの滝をパスしながら、今日中に武雄市まで行くことにました。

今日最初は、佐賀県三養基郡みやき町の東尾大塚古墳の上に立つ東尾大塚古墳の一本桜です。
樹齢70年ぐらいのソメイヨシノだそうですが、残念ながらここも1週間ぐらい早かったでしょうか。
満開桜紹介ページ(1)
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次は、東尾大塚古墳の一本桜から山の中に入って行ったところの
御手洗の滝キャンプ場の奥に落ちる御手洗(おちょうず)の滝です。


一の滝二の滝がありますが、先ずは二の滝です。
2段のようで、目測総落差は8mぐらいありそうです。
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そして、なかなか見応えのある一の滝で、落差は22mです。
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次は、佐賀県神埼市神埼町の樹齢100年以上の宝珠寺のヒメシダレザクラです。
5から7分咲きですが、十分美しかったです。
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この近くの山の上に小渕のヤマザクラがある筈ですが、
林道が通行止めだったので行くのを諦めました。

次は、佐賀県佐賀市富士町の御手洗の滝、落差14mです。
こちらも「おちょうず」と読むようです。
R323から50mぐらい荒れ放題の遊歩道跡を上がって行きました。
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御手洗(おちょうず)の滝からそう遠くないところの
雄渕雌渕公園に落ちる雄淵の滝です。
地元の人は垂女木(たるめき)の谷と呼んでいるそうです。
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主に3つに分かれていて、
下流から、


その上に


 

さらに上がると


案内板に高さ75mとあるのはこれら全体を合わせたものでしょうか。
(合わせてもそこまであるようには思われませんが)


佐賀県小城市の平野部近くまで下りてきて、
小城市三日月野外研修センターの奥に落ちる藤隠れの滝、目測落差8mです。
研修センターの管理人の方に声を掛けて通らせていただきました。
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そしてこれまでで一番の滝、清水の滝です。
落差75mと言われてますがそこまであるかと思いますが100選クラスと言っていいでしょう。
滝前の石の仏様が、心無い人のいたずらなのか、哀れです。
違和感のない感じで造ってあげれないものでしょうか。
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佐賀県武雄市若木町まできて、ジラカンス(白観巣)桜です。
推定樹齢100年のヤマザクラですが、まだ1分咲きでした。
桜祭りの準備中の地元の方はあと5日ぐらいとおっしゃってました。
満開桜紹介ページ(1)
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佐賀県武雄市武内町の馬場の山桜です。
樹齢120年のヤマザクラです。
今回は何という勝率でしょうか、完全に暖冬に騙されました。
一度も寒さを経験しなかったので体内時計が狂ってしまったのでしょうか。
きれいな菜の花が慰めてくれました。
満開桜紹介ページ(1)
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そして今日最後は、佐賀県武雄市武内町の赤穂山八天桜です。
一本桜かと思ったらソメイヨシノの並木でした。
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武雄温泉元湯まで来て、温泉で疲れを取り、夕食をすませたあと
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今晩はR34沿いのコンビニ駐車場で車中泊です。
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2020.03.25 (水)


佐賀県武雄市東川登町のR34沿いコンビニの駐車場で朝を迎えました。
朝はヒヤっと寒い感じですが、今日も良く晴れそうです。

今日最初は、佐賀県嬉野市嬉野町の納戸料の百年桜です。
三分咲きぐらいでしたが
ヤマザクラとしては珍しい八重ということで豪華で、その上若々しく見えるほど元気で、なかなか良い桜でした。
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嬉野茶の畑と百年桜です。



少し南下し山の中に入って行くと、
滝の観音の奥に落ちる落差10mの滝の観音です。
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隣の沢の巨岩と節理です。



西側に山を越えて、
岩屋川内ダム河畔に落ちる岩屋川内の無名滝、目測落差は20mです。
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ちょうど真横から日が射して、キラキラ輝いてきれいでした。
いちばん好きな日の当たり方です。
 




そのままK6をR34まで下ると轟の滝です。
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塩田川本流に落差11mの滝が二本に分かれて落ちていました。






下流の平らな川底も特徴的です。



長崎県に入って
次に、東彼杵郡波佐見町の樹齢100年以上と云われる田ノ頭郷のしだれ桜です。
今年は新型コロナウイルスの関係で一般公開は中止となっており、桜の周りは歩けませんでしたが、
よこの細道から十分見ることが出来ました。
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再び佐賀県に戻って、
西松浦郡有田町の竜門ダム河畔に落ちる鉤の滝を探しました。
よく判らず、これかなというのを撮ってみましたが水はありませんでした。
帰ってから調べたら全く違う滝姿で、これは違ったようです。
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そして、一方通行のダム湖周回路をほぼダムまで戻ったところにある
たばこ観音の横に落ちる大落の滝です。
目測落差は20mぐらいですが、岩がえぐれるように大きく崩落し
滝の落ち口が大きくオーバーハングしていてなかなか面白いのですがなにせ水が少ない。
一度もう少し流れている時を見てみたいと思いました。
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このあと伊万里方面に走って、
佐賀県伊万里市大川内町の実相院の妙法しだれ桜です。
しだれ桜は勝率10割でした。
地面にとどくほど垂れた桜は満開で、いつまでも見ていたくなりました。
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伊万里に入ってきました。
賀県伊万里市東山代町の明星桜、樹齢800年以上のエドヒガンザクラです。
下の写真、一番右の桜です。
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今日の桜、滝めぐりを終えて、伊万里温泉白磁乃湯で温泉に入って夕食を済ませたあと、
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伊万里市郊外の親水公園駐車場で車中泊です。
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2020.03.26 (木)


佐賀県伊万里市松浦町の親水公園で朝を迎えました。
夜半に一瞬ルーフを叩く雨音で起こされました。
朝となり今は上がってますが、何時降りだしてもおかしくない空模様です。
旅も終盤、九州はあと2日間となりましたが、今日は100選滝2本を見れるので楽しみです。

まず最初に訪れたのは、
佐賀県伊万里市大川町の井手口川ダムの奥に落ちる雄滝です。
落差は15mぐらいでしょうか。
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ここには近くの沢に雌滝もあるそうですが、沢が小さく水も流れていなかったので行くのは止めにしました。


そして日本の滝100選、
佐賀県唐津市相知町の見帰りの滝です。
さすが100選、高さ、水量共に文句なしです。
落差100mのうち、上の方半分ぐらいは見えてませんけど、十分な迫力でした。
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左側上部に落ちる滝です。



見帰りの滝からK328の山越えで滝の観音に向かう途中、
伊岐佐ダムのすぐ上流で二段の滝を見つけたので立ち寄りました。
林道からガレ場を30mぐらい下って滝前に下りました。
上段の正面にも行くことは可能でしたが、今回は岩が濡れ落ち葉で滑りそうだったので安全サイドで止めときました。
帰ってからネットで調べたら不動滝とのことです。
落差は目測で下段8m、上段15mぐらいでしょうか。
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そして、K328をさらに進んだところの無名滝を二つ。
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幽玄でいい感じです。
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K328から、唐津湾を望みます。
平らな山は鏡山で、その向こうが唐津市です。
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佐賀県唐津市の滝の観音に到着しました。
看板には滝は三段で、一段目は4間(7.2m)、二段目は5間(9m)、三段目は2間(3.6m)の高さがあると書かれていますが、
どれがどの段なのかよくわかりません。
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そろそろ桜も見たくなったので、
佐賀県唐津市の衣干山さくら公園に咲く衣干(きぬぼし)百年桜に立ち寄ってみました。
大正解でした。
満開の樹齢100年のヤマザクラは、樹形も整って広場の真ん中にどんっと立っていました。
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今日最後は、これも日本の滝100選、佐賀県唐津市七山滝川の観音の滝です。
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落差45m、怒涛の如く落ちる水量に圧倒されます。


ここにきて雨が落ちてきて、傘をさしての観瀑となりました。
近づきたいのですが飛沫と雨に濡れた岩は滑りやすく、ここまでがやっとで横顔しか見れませんが凄まじい音に感動しました。




こちらは下流の観瀑台下に落ちる木がくれの滝です。


帰ってから看板をじっくり見たら、下流にいくつかの滝があったようで、今回見てこれなかったのが残念でした。


今日の桜、滝めぐりを終えて、
岡県糸島市にあるまむしの湯で温泉と夕食を済ませたあと
そこの車中泊専用駐車場で車中泊です。
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明日はいよいよ九州最後です。


2020.03.27 (金)


福岡県糸島市のまむしの湯車中泊専用駐車場で朝を迎えました。
雨です。
昨日の観音の滝辺りから降りだした雨も
夜になって益々本格的となって、時々雷まで聞こえていました。
この旅最終日になって雨の一日となりそうです。
ということで、
今日は予定を適当に変更して、
桜を中心に、滝も出来るだけお手軽滝をめぐろうと思います。

最初に選んだのは、
福岡県糸島市の鳴滝です。
遊歩道を歩いて直ぐとのことで来てみました。
林道の大きなカーブのところに車を停め、沢沿いに砂防堤辺りまで進んでも、そこから遊歩道らしきものは無く
すこしウロウロしてしまいました。
そして、カーブから林道を100mほど進んだところに
滝入口の看板と沢方面に延びる軽四が走れるほどの林道を見つけました。
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車は入れず、歩いて5分ほどだったでしょうか。
小滝の連瀑帯といったところで、全長は推測50m以上はありそうですが、
滝前まで下りると下部の部分だけしか見えなくなってしまいます。
雨でなければ上の方にも行きたかったところですが、その気力は出ませんでした。
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林道を出たところの近く、松国大山桜です。
樹齢約160年のヤマザクラで、まだ5分咲きぐらいでした。
グーグルの航空写真ではまだありませんが、そば処山崎さんの入口に数台停めれる駐車場が出来ていました。
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次は、福岡県福岡市西区にある中組観音のヤマザクラです。
こちらはまだ1、2分咲きといったところです。
近くには広〜ぃ九大の伊都キャンパスがありました。
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こちらは、福岡県福岡市城南区の南片江の一本桜です。
開花前でした。
満開桜紹介ページ(1)
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福岡県那珂川市の不入道の滝です。
不入道薬師地蔵尊の奥に落ちる信仰の滝で、
この雨で増水し笹濁りの水が勢いよく落ちていましたが、
多すぎも良くないですね。
落差は8mぐらいありそうでした。
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そして、入って来たR365をもう少し入って行って、
那珂川の筑紫馬渓に落ちる鮎返滝です。
R385から眺めるだけでしたが、目測落差は5mぐらいでしょうか。
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そろそろ、新門司港方面に戻りながら、
福岡県直方市の雲取山桜です。
樹齢400年のヤマザクラです。
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そして、いよいよこの旅、九州最後に寄ったのは
福岡県北九州市小倉北区にある福聚寺の宗因桜です。




樹齢は定かでないですが、八重の紅枝垂桜とのことで濃いピンクの花を付けるらしく、
ソメイヨシノがほぼ散ってしまった頃に咲くとありました。
うそかほんとか、すでに散ってしまったように見えたのは間違いだったんでしょうね。
満開桜紹介ページ(1)
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そして、17時頃に新門司港に到着。
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名門大洋フェリーの第2便に乗船し、定刻の19時50分、九州をあとにしました。
大阪南港には明日の08時30分到着予定です。


2020.03.28 (土)


フェリーは順調に瀬戸内を航行し、
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定刻の08時30分に無事大阪南港に入港しました。
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あとは、高速を飛ばして一路帰路につくだけですが、
高速のインター近くに桜でもあったら寄ろうかと調べたら、
新名神の甲賀土山IC近くに大福寺の徳本(とくほん)桜があったので立ち寄ってきました。
これが大当たり。
今回の旅で一番感動したかも・・
樹齢は200年以上だそうで、このように大粒の花がこぼれ落ちるように咲く桜は初めて見ました。
感動に比例した分だけ写真を載せました。
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そして、お昼ごろに無事帰宅しました。
桜の方は、まだ早かったのも多かったですけど、
開花時期が少しづつずれる桜を一挙に見ようなんて言うのは所詮無理な話で、
いくつかの満開の桜を見られたことに感謝です。
滝の方は、近くまで行ったのにいくつも飛ばさざるをえませんでした。
またいつか会えることを楽しみにしています。


m(_ _)m 最後までご覧いただき、ありがとうございました m(_ _)m



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