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滝めぐり 伊豆北部




2022.09.26(月)


明日から2泊3日の予定で裾野から伊豆の北部の辺りの滝をめぐろうと思いますが、
今日は、かつてから気になっていたイハラニッケイの夜景と富士山のコラボ写真を撮ろうと先乗りでやってきました。

先ずは撮影ポイントのチェック。
プラントはR1を挟んで海岸の堤防からの撮影になりますが、残念ながら富士山は雲の中で顔を出してくれそうもありません。
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日が沈んで行きますが夕日も雲の中。



プラントの夜景だけでもと、暗くなるのを待って撮影してみました。





今夜は、R1の道の駅富士で車中泊でした。


2022.09.26(月)


折角この辺りに来ているので、早朝に清水区吉原の富士山のビューポイントに上がってみることにしました。
雲が多いですから富士山は見れないかもしれませんが、わずかな可能性を信じて夜明けを待ちました。
日の出まじか、裾野は少し見えているものの富士はついに姿を見せてはくれませんでした。
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5時40分、朝日の昇るのを見て山を下りました。






さぁ、いよいよ滝めぐりです。

最初に向かったのは、長泉町を流れる黄瀬(きせ)川本流に落ちる鮎壺の滝です。
町中の滝だけに周りに公園や遊歩道がよく整備されていました。
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落差は10m、本流だけに水量も豊富で迫力満点です。





もしかして裏見も出来るんじゃあないかと行ってみましたが、途中の深みで滝裏までは行けませんでした。

  



いつのまにか富士に掛かっていた雲もすっきりと取れて、富士と一緒に撮れる滝も貴重ですね。




さて、次から裾野市の滝になります。

最初は偕楽園という公園内に落ちる落差10mの不動の滝です。
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次は黄瀬(きせ)川本流とその支流に落ちる五竜の滝です。
本流に落ちるのが落差12mの雄滝、2本の支流それそれに落ちる目測落差10mの2つの滝が雌滝です。
雄滝の滝上左岸から狭い踏み跡を辿って下りて行けば、左岸支流に落ちる雌滝の滝前となります。
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そのまま黄瀬(きせ)川本流の川原に下りて雄滝の正面に立ちました。
雌滝の2滝とこの三条に落ちる滝て五竜なんですね。
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実は、滝前河原に下りるには左岸下流側に正規の下り口があったので、今回の雄滝左岸滝上から下りるルートはお勧めできませんが、
雌滝下流の流れを渡らなければならないので支流の水量がある時は長靴でもないと行くことは出来ません。


次は黄瀬川の支流佐野川に落ちる屏風岩の滝です。
きれいな柱状節理の屏風岩を深く削って落ちる落差5mの滝です。
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屏風岩の滝のすぐ上流は美しい岩の浸食が見られる景ヶ島渓谷となっており、落差2mほどの九折(つづら)滝が落ちていました。
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佐野川を更に上流側に進むと旭滝が落ちています。
滝が目の前に見えるところまで車で入って行けるお手軽滝です。



落差25m、見事な二条の直瀑、私が保護色で立っているのが見えますか?
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本日最後は、佐野川更に上流の銚子口の滝です。
浅間神社の駐車スペースに車を置かせてもらって佐野川を10分弱遡上すると滝前です。
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落差は10m、滝周りの岩の造形が美しい滝でした。



  


今日の滝めぐりを終え明日の滝の近くまで走って、今夜は伊豆の国市の道の駅伊豆のへそで車中泊です。
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2022.09.27(火)


滝めぐり2日目、伊豆の国市の道の駅伊豆のへそで朝を迎えました。
昨日よりは雲が多くなったものの、雨の心配はなさそうです。
今日は修善寺から滝に寄りながら戸田に抜けていきます。

今日最初の滝は、伊豆市の小山田川に落ちる雄飛(ゆうひ)滝です。
小山田川沿いの道路から見ることが出来ました。
二段の滝で落差20m、柱状節理の岩肌をサラサラ落ちる分岐瀑です。
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次も伊豆市の旭滝です。
R414(R136)からもよく見える落差105mの巨大な滝で、アクセスも観瀑環境もよい観光滝でした。
柱状節理の岩肌をゆっくり左に向きを変えながら六段になって落ちています。
二段目(三段目?)まで遊歩道が伸びています。
米粒のようなのが見えますか。
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次も伊豆市の修禅寺奥の院の正覚院の境内に落ちる阿吽(あうん)滝です。
正覚院の右手、石段を上がったところに落る落差9mの信仰の滝でした。


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周りには沢山の石仏が祀られていました。




次は正覚院から山越しにK16に出て、霧香峠に上がって行き、峠を越えて戸田方面に少し下りたところにあるよしの滝です。
これかな!? と思うくらい小さな滝で、下の渓流部も含めて目測5mぐらいでしょうか。
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戸田方面に少し下ってはかま滝オートキャンプ場の方に入って行くと、キャンプ場の脇にはかま滝が落ちていました。
滝前に観瀑用の橋がありましたが、今は立ち入り禁止のロープが張ってありました。
ちょっと急斜面を下りて滝前で観瀑しました。
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二段の滝で、よく見えない上段は細い斜瀑で、下段は滝の名前のように袴状に広がって落ちる斜瀑となっていました。
総落差は目測10mといったところでしょうか。






今日最後の滝は、はかま滝からそう遠くないところの雉ヶ尾の滝です。
車で進めるところまで行こうと入ってみると、受水槽のようなものがあるところまで入れました。
ここまで来たら滝はもうすぐそこでした。
滝の少し下流に取水堰があり、そこから先ほどの受水槽までパイプが伸びていました。
過去のネット記事を見てみると、以前はパイプの上にキャットウオークがあってそこを歩いたようですが、
今は下に立派なコンクリの道が出来ていました。
この取水堰のおかげで深いプールが出来ており、へつることも難しそうで、滝前に行くことは諦めました。
落差は19mだそうです。
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あとで、ぽこっと顔を出しているあの石を足掛かりに、ここを濡れずにい突破した人がいたことを知りました。
恐れ入りました m(_ _)m



こちらはI padで撮ったものです。色合いが違いますね。

  

歩いて行く途中、沢の対岸の少し高いところにあった横穴、手で掘った穴のようでもあり気になって、気になって・・。
金鉱山の試掘抗か何か? なんて妄想が広がります。



なお、車を停めた受水槽のあたりの少し下流に右からの沢が入ってきていましたが、
どうもその奥にも滝があるようで、残念ながら今回は見逃がしましたがそちらを雌滝といい、先ほど見た滝を雄滝と言うようです。


今日の滝めぐりを終え、戸田まで下りて、今夜は道の駅くるら戸田で車中泊です。
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2022.09.28(水)


伊豆北部の滝めぐりの旅も最終日です。
昨夜は、戸田の道の駅くるら戸田で車中泊でした。
夜半、パラパラとハイエースのルーフを打つ雨音、朝には何とか上っているもののいつ降りだしてもおかしくない天気です。

今日最初の滝は、土肥経由R136を伊豆市月ケ瀬方面に走って青葉の滝です。
立岩石材興業さんの砕石場事務所に一声かけ、場内を抜け小さなワサビ田を眺めながら林道を進み、最後に少し沢を遡上すると滝に到着です。
落差は24mです。
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次に、R136から林道で南にひと山越えて行基之滝です。



K124からすぐ下の吉奈川に下りていくと直ぐに、磐の狭間の奥に隠れるように神秘的な滝が落ちていました。
落差は7mだそうです。
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更に南に下りて、次は大滝です。
沢の左岸に最初はわずかに道らしきものがありましたが、まもなくほとんどなくなり
倒木、朽ちた竹などを越えながら進むと最後は沢の遡上となりました。
滝を目の前に行き詰まりましたが、よく見ると右岸にルートがありました。
滝前は凄い飛沫と足元は長靴も捕られるほどのぬかるみ。
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落差は18mです。



  

しかも本格的に雨が降ってきて、三脚を立てて撮影する余裕もなく早々に切り上げざるをえませんでした。



車に戻ったころには衣類はびしょびしょで、当分止む気配のない空模様です。


ということで今回の滝めぐりは以上としました。

このあと濡れた体を湯ヶ島温泉のテルメいづみ園という日帰り温泉でさっぱりしたあと
3日間の滝めぐりを終え帰路につきました。
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