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紅葉・温泉・滝めぐり 東北日本海側北上 (下)

紅葉・温泉・滝めぐり 東北日本海側北上 (上) 11月分 からの続きです。


2023年11月06日(月)

山形県鶴岡市越中山名平の道の駅月山で朝を迎えました。
朝焼けが見られ、お天気は悪くありません。

先ずは100選滝の七ツ滝からスタートです。
R112から田麦地区に向かう道から右下に滝が見えたので撮影しました。
七ツ滝の下流にあたり、あさひ月山湖に直接落ちる滝で地理院の地図に滝マークがあるやつですが、あとで調べたら落口の滝というらしいです。
田麦俣の滝と書かれているのもありました。
落差は20mとも30mともいわれていますがどうなんですかね、遠目ですが私には15m程度に見えました。
山形県鶴岡市田麦俣








  


七ツ滝です。
落差は90mといわれ、七ツ滝公園からの遠望となります。
山形県鶴岡市田麦俣


  








この近くにもう一つ田麦不動滝が在りますが、最初はこの滝かと思ったんですがね。
山形県鶴岡市田麦俣
  

田麦橋からまっすぐ下流側の岩壁にほとんど水の流れていない黒い滝の跡があったんだけど、
ネットではほとんどがこちらとなっているからこちらなんでしょうね。
斜瀑からの直瀑で、目測落差は30mほどありそうでした。
山形県鶴岡市田麦俣
  


近くのあさひ月山湖の紅葉も見てきました。
山形県鶴岡市







次は松根大滝です。
林道入口を見つけるのに苦労しました。
まさかここを行くの?といったような道です。
山形県鶴岡市松根上松根


水で流され掘られたところもあり、一般の乗用車ではとても走れない道でした。





何とか追分石というところに到着しました。
ここから滝まで約0.6kmです。
山形県鶴岡市松根




昔、大滝不動尊が建っていたといわれる場所に到着です。
すぐ先に滝が見えています。



山形県鶴岡市東岩本






落差は15mです。
今回、ヘルメットを着用していますが、これは落石予防ではなく、熊から頭を守るためです (^^♪

  







帰りに途中にあった小滝を撮影。



滝までの道に、サイズ的には女性だと思うんですが、真新しい靴跡がありました。
恐らくこの三連休だと思うんですが、この林道を歩いてきたんですかね。

今日の滝めぐりはこれで終わりとし、このあと一度行きたかったクラゲの鶴岡市立加茂水族館です。
山形県鶴岡市今泉大久保




  





  



  

  












このあとなの花温泉 田田で温泉を頂いたあと直ぐ近くの道の駅 庄内みかわにて車中泊です。
雨が降ってきましたが明日はどうなるでしょうか。
山形県東田川郡三川町横山堤


2023年11月07日(火)

山形県東田川郡三川町横山堤の道の駅庄内みかわで朝を迎えました。
昨夜から本格的な雨が降っていましたが、朝になって降ったりやんだりの天気になりました。
ずっと本降りの雨が続くようだったら一人カラオケで一日過ごすのもいいかなと思ったけど、これならなんとか廻れそうです。

再訪になるけど出羽三山神社にもう一度行ってみることにしました。
途中、玉川寺庭園の看板に誘われて寄り道です。
山形県鶴岡市羽黒町玉川玉川








桜の咲くころがベストなのかな。










このあと羽黒山五重塔と、途中に須賀の滝があるというのでそこに向かいました。



随神門ですかね。



急な階段を下りると見えてきました、落差20mの須賀の滝です。

  

この滝は8kmも導水して造られた滝だそうですが、1654年の話です。
山形県鶴岡市羽黒町手向院主南




  


少し先に進むと、やがて羽黒山五重塔が見えてきました。
残念ながら改修中のようで鉄パイプの足場が組まれていました。
改修は来年までかかるようで、積雪時にはパイプ足場は一旦解体するみたいで今その作業をやっているところのようでした。
3日ぐらい後だったらそのままの姿が見られたかもしれませんね。
山形県鶴岡市羽黒町手向羽黒山


さらに石段を登っていくと出羽三山神社に行くのですがなにせ2446段あるとか、私はここで戻って、車で上がることとします。




有料道路で出羽三山神社まで上がって来ました。
出羽三山とは、湯殿山、月山、羽黒山であってたかな。



こちらも補修中でした。
山形県鶴岡市羽黒町手向羽黒山




ここには3つの神社が祀られています。






出羽三山神社にお参りを済ませたら、このあとは、再訪となりますが100選滝の白糸の滝を見ました。
R47から最上川を挟んで対岸に多段となって落差120mを流れ落ちています。
山形県最上郡戸沢村古口


  



一本の杉の木はご神木でしょうか、よく枝打ちされ手入れされてますね。



  


今日最後の滝は三の滝です。
入口に大きなイチョウの木があり、そこから沢の奥を覗くと一見砂防提か?と思うような滝が見えました。





何も祀られていない祠の後ろから沢に降りて50mほどで滝です。
落差25mのとても細かい階段上の斜面をサラサラと落ちる特徴的な滝です。
山形県最上郡戸沢村
  

  



  




今日の予定をすべて終え、今夜は道の駅しょうないで車中泊です。
山形県東田川郡庄内町狩川外北割


2023年11月08日(水)

山形県東田川郡庄内町狩川外北割の道の駅しょうないで朝を迎えました。
曇りがちですが雨は降っていません。

今日最初の滝は十二滝です。
滝の下流に降りて滝前に、そして滝の横から林道に上がってくる回遊の遊歩道がありました。



  

12の滝からなるという多段瀑からこの名がつけられていますが、段数も書かれている落差も色々あってはっきりしませんので、
自分の感覚として総落差約50mの多段瀑で、最下段の滝の目測落差は15mとしておきます。
山形県酒田市北俣








上に滝が続いているのが見えます。

  

お不動さんの横から滝上に上がっていきます。
途中から滝横の岩盤に降りて上の滝を覗き込みながら林道まで上がっていきました。



  

  




山越えでR344に出て、次は和滝です。
R344の旧道跡に落ちており、穴渕橋からも微かに見えています。
R344に2つの橋が架かっており、和滝橋の方からも行けますが、穴渕橋側から旧道跡に進んだ方が駐車場所もありますし歩きやすいと思います。



山形県酒田市


落差は15mです。

  

  


R344をさらに東に走って慈光滝です。
国道の脇に落ちる落差6mの超お手軽滝です。
山形県酒田市


  

  


次は玉簾の滝です。



落差63mの典型的な直瀑です。
山形県酒田市升田
  



  

  


このあと、近くの湯の台温泉鳥海山荘で温泉を頂きました。
山形県酒田市草津湯ノ台



開運出世の滝です。
こんなすごい滝が神社の裏になにげに落ちていてお手軽滝にみれるなんて恐るべし。
神社は御瀧神社、滝の正式名は不動の滝、落差15mの美しい分岐瀑です。
山形県酒田市下黒川滝道


  





  


鳥海山大物忌神社 蕨岡口ノ宮本殿に立ち寄り。
山形県飽海郡遊佐町上蕨岡松ケ岡



今日最後の滝は、胴腹滝です。



山形県飽海郡遊佐町吉出


苔で覆われた沢に落差3mほどの潜流瀑が二つ。






今日の滝めぐりを終え、今夜は道の駅鳥海ふらっとで車中泊です。
山形県飽海郡遊佐町菅里菅野
道の駅近くで撮った夕日です。
山形県飽海郡遊佐町吹浦西楯


  


2023年11月09日(木)

山形県飽海郡遊佐町菅里菅野の道の駅鳥海ふらっとで朝を迎えました。
今日は朝から青空が広がっています。
雨のあとだいぶ気温が下がって、夜は肌寒い感じでした。
さぁ、今日からようやく秋田に入って行き、この旅も終盤となってきました。

今日最初の滝は、鳥海ブルーラインの秋田側登り口近くの元滝伏流水です。
車は、一番近い駐車場に停めました。



落差約5mの潜流瀑が幅約30mにわたって落ちており、湧き出す水の水温は一年を通してほぼ10℃だそうです。
秋田県にかほ市象潟町本郷麻針堰


  









なお、元滝という滝そのものはもう少し上流にありますが、崖崩れのため、現在立ち入りはできませんでした。


次は近くの奈曽の白滝です。
奈曽白橋から金峰神社、そして滝前へ、そのあとねがい橋という吊橋を渡って奈曽白橋に戻ってくるという回遊遊遊歩道がありました。
鳥海山を源とする奈曽川本流に落ちる滝で、落差26m、幅は11mあります。
秋田県にかほ市象潟町小滝川向










大迫力の水量でした。

  

ねがい橋、そしてそこからのビューです。







ねがい橋を渡って奈曽白橋に戻る途中で、滝の落ち口を見ることが出来ます。




一挙に北上して、R107沿いの滝です。
一つ目は六郷(本荘)・生駒(矢島)藩領界滝です。
なんと長い滝名。



目測落差は10mぐらいはありそうですが、なにせ水量がありません。
はぃ、簡単に済ませ・・・
秋田県由利本荘市東由利杉森
  




次は石沢大滝です。
駐車場所から滝までは500mほどですが途中、屏風岩とよぶ両岸が切り立ったコルジュ帯を歩きます。

  





高低差は無いので楽ちんで滝に着きました。
秋田県由利本荘市大簗西ノ角


滝の下が堆積物で埋まってましたが、以前の写真の中には堆積物のないものもありますね。
いつからこうなったのかといろいろな写真を見て調べたら、どうも2017年の4月はまだ堆積物はありませんが、11月には埋まっていました。
写真を見ると滝の左岸上の辺りに崩落の跡があるのでそれでしょうね。
何回かに分けて崩落したと思われますが、滝ガールのゆかりんさんがちょうどそのころ訪ねていますが、無事で何よりでした。
自分もここはあんなとこに立ったりしてちょっと危なかったかもね。

  

堆積前は落差15mだったそうですが、今は上の部分が10mぐらいですね。





  



  

下流側です。




今日最後の滝は赤田大滝です。
日が傾くと谷はすぐに薄暗くなってきて、プーさんの活動時間帯になってくるのでちょっと緊張しました。



落差は23mです。
秋田県由利本荘市赤田


  



  


今日の滝めぐりを終えさらに北へ走って、
道の駅 「岩城」アキタウミヨコに併設された岩城温泉港の湯で温泉を頂いたあと、今夜はここで車中泊です。
橋の先は道川漁港です。
秋田県由利本荘市岩城内道川新鶴潟







2023年11月10日(金)

秋田県由利本荘市岩城内道川新鶴潟の道の駅「岩城」アキタウミヨコで朝を迎えました。
曇りがちのお天気です。
今回の旅の終わりは男鹿半島の男鹿大滝と決めていたんですが、今朝の天気予報によると
土曜日に前線か通過したあと寒波襲来で北日本は平地でも雪が20cmぐらい積もるかもとのこと。
これは少し南に下った方がいいかな、ということで北上はここまでとすることにしました。

南に下るにあたり、一つだけ亀田不動滝に寄ることにしました。
ここのR341は冬季通行止めになるようで、ぎりぎりだったみたいです。



駐車スペースのすぐ下の観瀑台からの眺めです。



今まで熊の気配すら全く感じすにここまで来ましたが、川に下りてついに痕跡を発見。
爪のあとまでくっきりとわかる足跡です。



秋田県由利本荘市岩城滝俣


高さ25mをまっすぐ垂直に切り立った柱状節理の岩壁を幅10mで落ちる"直瀑"でいいですよね。





  

柱状節理の岩壁です。




これであとは南に下って天童まで来ました。
山形県総合運動公園の紅葉です。
山形県天童市山王



















今夜は、近くの道の駅天童温泉で車中泊です。
山形県天童市鍬ノ町


2023年11月11日(土)

山形県天童市鍬ノ町の道の駅天童温泉で朝を迎えました。
今日は一日雨かなという予想に反し、なにか曇りがちとはいえ雨は降りそうもありません。
これなら滝も行けそうです。

今日最初に寄ったのは慈恩寺というお寺さんです。
本堂は改修中で全部シートに覆われていましたので写真はありませんが内部を拝観させていただきました。
山形県寒河江市慈恩寺


三重塔です。

  




今日最初の滝は楢山不動滝です。
入間沢橋が入口で、そこから300mほど平坦な道を上流に進みます。



川に下りる道があります。



下りて少し遡上すると滝前です。
山形県西村山郡大江町楢山


落差16m、幅5mほどの直瀑です。



  

  

  



遊歩道は左岸でしたが、右岸には林道がありそちらからは川には降りれませんが、滝はよく見えました。




次は白蛇(はくじゃ)の滝です。
ここにはしっかりした駐車場があり、そこからすぐのお手軽滝でした。
山形県村山市樽石


落差20mの分岐瀑です。





  




林道はここより上にも続いていて工事のため通行止めとなっていましたが
案内板によると散策路があって、途中にいくつかの滝があると書いてあったので歩いて行ってみました。
ここが散策路の入口のようです。



ところが、川まで進むと散策路はほとんど自然に帰った状態でした。
ここは、川に下りて最初の辺りで、沢の中を歩きましたがあとで思えば散策路はもしかして右の笹の中にあったのかもしれません。



沢を歩いたり藪漕ぎしたりで何とか2つの滝を見ましたが、ついに心が折れて、右を走っている林道にエスケイプしました。
滑沢の滝、落差12mの滑滝です。
山形県村山市樽石




富貴沢の滝、落差13mの滑滝です。
山形県村山市樽石




林道に逃げたあと、一応観察センターの所まで行ってみましたがその近くの滝は、もう谷に降りるのがキツそうで諦めなした。




さぁ、これで天童を離れます。
R48沿いにある関山大滝です。
大滝ドライブイン泉やさんのところから川に下りれますが上からもよく見えます。
水量があればもっと左まで広がって落ちるんですけどね、ちょっと残念。
山形県東根市関山


  



川に下りてみました。
落差は10mです。

  






さらに仙台の方に走ると、以前来たことのある鳳鳴四十八滝です。
すでに薄暗かったけど、美しい紅葉が撮れました。
宮城県仙台市青葉区作並棒目木
  


今夜はR48沿いにあるJR仙山線の熊ヶ根駅の駐車場で車中泊です。
宮城県仙台市青葉区熊ケ根檀の原
明日はいよいよこの旅の最終日とし、秋保(あきう)大滝を見てから帰路につこうと思います。


2023年11月12日(日)

宮城県仙台市青葉区熊ケ根檀の原のJR仙山線の駅の駐車場で朝を迎えました。
フロントガラスが凍るような寒い夜でした。
いよいよこの遠征の最終日です。

今日は日曜日、混まないうちに100選滝の秋保(あきう)大滝を見てしまいます。
先ずは駐車場から近くの観瀑台からです。


  

滝壺へ。
宮城県仙台市太白区秋保町馬場西向




落差は55mあるそうですが、流れが太いのでそこまであるようには見えないですね。





  


折角なので、上流の滝も見てきました。
先ずは姉滝ですが、看板のところから下りたら滝上でした。

宮城県仙台市太白区秋保町馬場中小屋


姉滝の上流側です。





林道を少し戻ったら滝の下に降りる道がありました。
橋は姉滝橋です。



橋から少しだけ沢を遡上すると滝前です。











右が落差16mの姉滝、左は落差10mの妹滝です。
ネットで調べたら、姉滝は昔ポットホールの底が抜けた穴から落ちていたようですが、昭和20年に穴が崩壊したみたいですね。
それと姉が16mなら妹滝は同程度か、それより高いと思うんですがね。





  




さらに上流に進んで白糸の滝です。



落差40mの斜瀑ですが、残念ながら今日はほとんど水が流れていませんでした。
宮城県仙台市太白区秋保町
  

名取川本流の方が楽しそうなので遡上してみました。
滝はどれも直登が可能でした。













一番上の滝は林道に架かる風の洞橋の下で、落差は目測5mほどありました。
宮城県仙台市太白区秋保町馬場











ここまで来るときは後ろになるので見えなかったけど、戻る時に山の上に柱状節理の絶壁があることに気づきました。
看板を見かけたけど、これが盤司(ばんじ)岩なんですね。
宮城県仙台市太白区秋保町馬場





これで今回の紅葉・温泉・滝めぐりをすべて終えて帰路につきますが、
仙台南ICに向かう途中、たくさんの幟に誘われて秋保(あきう)神社に寄り道です。
勝負の神だそうで、多くの幟は色々なスポーツクラブから奉納されたものでした。
宮城県仙台市太白区秋保町長袋清水久保北


  


このあと東北道−久喜白岡JCT−圏央道−八王子JCT−中央道−大月JCT−東富士五湖道路−新東名と乗り継いで、
日付が変わったころ駿河湾沼津SA(下り)で車中泊です。
静岡県沼津市根古屋


2023年11月13日(月)

静岡県沼津市根古屋 丸尾木戸上の駿河湾沼津SA (下り)で朝を迎えました。
昨日は宮城県仙台市の秋保(あきう)大滝とその上流の滝を見たあと帰路につきましたが日付が変わったのでここで車中泊していました。

そのあと10時30分、無事に帰宅しました。



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