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紅葉・温泉・滝めぐり 東北日本海側北上 (上)

紅葉・温泉・滝めぐり 東北日本海側北上 (上) の10月分 からの続きです。


2023年11月01日(水)

山形県米沢市の滑川温泉 福島屋さんで朝を迎えました。
昨夜は内風呂に入ったので早朝に岩風呂に入りに行きました。







渓谷の中の露天風呂でこの時間は混浴です。
早起きは三文の得ですかね、現役バリバリのお姉さん方が2人すでに入浴中。
一瞬躊躇しましたが、どうぞどうぞのお言葉に甘えご一緒させていただきました。
2人が出た後次々おじさん方がみえたので私も出ることにしました。
今日は良いことありそう・・・。


福島屋さんをチェックアウトのあと最初に寄ったのはJR峠駅です。
旧駅舎ですかね、こちらは現在駐車場となっていました。
山形県米沢市大沢


ラッキー、たまたま山形新幹線が通過しました。



傍にある峠の茶屋 力餅さんで名物の力餅をゲット。




さぁこれからいくつかの滝に寄りながら米沢に下っていきます。
最初の滝は、羽黒川に左岸から落ちる三階滝です。
山形県米沢市関根






上部の緩やかな部分も含め、目測落差は8mほどでしょうかね。





すぐ上流の橋から羽黒川の紅葉です。




そして次は、羽黒川をさらに下って、本流に落ちる小僧ヶ滝です。
真横辺りはJRの線路があるので、少し上流から川を下ってのアプローチとなりました。
山形県米沢市 大字市野々




  

落差は3mです。




次は、関根大滝です。
滝前まで車で行ける超お手軽滝でした。
山形県米沢市関根


段瀑上に落ちる落差20mの分岐瀑で、一段上がったところに大きな大滝沢不動尊が祀られていました。

  

  

滝の中にも3つのお不動さんがあるのを見逃しませんでしたよ。

  


盆地まで下りてきて、次に繰返滝不動滝に行こうかと繰返瀧不動尊まで来ました。
ここから大滝までは約30分の歩きだと思いますが、入口が判りませんでしたし、
このあたり周りは深いブッシュで覆われ、私の心の声がここはやめとけとささやいていましたので安全を期してパスとしました。


折角米沢に来たので市内まで出てちょっと贅沢な昼食。
山形県米沢市桜木町



昼食後、考えていたプランとは大幅変更、長井市まで走って里の名水・やまがた百選の三階滝を目指しました。
山形県長井市川原沢
あら、林道入口で通行止め。
山形県長井市川原沢


1.3kmと書いてあったので歩いてみます。
やがて工事現場。



ここを抜けた先の林道は跡形もなく水害で流されてました。
やがて林道は右にカーブして沢から離れていくのでそこで入渓。
あとは大きな倒木多数の悲惨な遡上。
小さな滝を左から超えてさらに遡上するも先がみえず、ついに心が折れました。



撤退です。
あとで地理院の地図で見ると、100m以内のところまで行っていたのではと思われました。
無念。


今日の滝めぐりを終え、今夜は道の駅 川のみなと長井で車中泊です。
山形県長井市東町


2023年11月02日(木)

山形県長井市東町の道の駅 川のみなと長井で朝を迎えました。
昨夜は明け方まで、ものすごい雷雨でしたが、明るくなるころまでには止んで青空も少し見れるくらいまで回復しました。
寝ている間は、今日はどう過ごそうかなんて考えてましたが何とか今日も滝めぐりが続けられそうです。

滝へ向かう途中の最上川は茶色く濁っていました。
今日最初の滝は三ッ滝です。
国土地理院の地図でも滝の近くまで林道がないので、最後は少し歩くのかなと思っていたら、
ほとんど滝近くまで林道があったので助かりました。
山形県西置賜郡白鷹町荒砥乙


一番奥に落ちるここでの主瀑の三の滝に向って進むと、左からの沢に三連分岐瀑が落ちていました。
一の滝です。
落差は難しいですが相当いい加減な目測で、上から10、5、5mといったところでしょうか。



  

三の滝に近づくと、もう一つ左側にも滝が現れました。
目測落差10mの二の滝です。
これて三ッ滝そろい踏みです。



  

最後の三の滝は上部がよく見えないのでなんとも言えませんが落差15mほどでしょうか。



  

二の滝と三の滝の真ん中にお不動様が祀られていました。



滝前にはおいしそうななめたけが出ていたので少しだけ頂き、明日の朝味噌汁で頂こうと思います。



こちらもおいしそう。




林道を戻って、次に長谷滝です。
三ッ滝不動尊の看板が目印で、そこから車は入れないほど荒れた林道を進みます。
林道入口に駐車、車の奥が林道です。
山形県西置賜郡白鷹町荒砥乙


林道の終点から奥に滝が微かに見えますが、ここからの数十mは沢を遡上するしかありませんでした。



滝に到着しました。
山形県西置賜郡白鷹町荒砥乙


目測落差15mです。



  

滝の左に滝上に通づる道があるようですが、林道終点からはすでに道の体をなしていないようでした。
察するに三ッ滝まで林道が通って無かったときは、この道を通って三ッ滝まで歩いて行ったのではないかと思いました。






次は、くぐり滝です。
近くまで車で行け、遊歩道も整備されたお手軽滝でした。
山形県南陽市


二段の滝で上段は落差8mの直瀑、下段は落差6mの分岐瀑となっています。



この滝の特徴は、なんといっても洞門を潜って滝が落ちていること。
ラッキーなことに、撮影しているうちにちょうど穴にお日様が掛かって、思いがけない写真が撮れました。



  

  



滝を見下ろすところが林道終点で、ここまで車を乗り入れることも可能でした。
潜り岩を裏からも見れます。

  


今日最後の滝は、平田乃滝です。
川に下りるところにはこんなバンブーラダーを掛けてくれてました。
ありがとうございます。



滝は、最上川の支流、平田川に落ちる目測落差8mの分岐斜瀑です。
山形県西置賜郡白鷹町
  





  

  


今日の滝めぐりを終え、今日は以前からチェックしていた黒鴨温泉で温泉を頂きました。
冷泉ですが、肌にまとわりつくようなぬめり感をもった泉質はつるつる泉質ではトップクラスに入ると思いました。
山形県西置賜郡白鷹町黒鴨



今夜は昨晩も泊まった道の駅 川のみなと長井で車中泊です。
山形県長井市東町


2023年11月03日(金)

山形県長井市東町の道の駅 川のみなと長井で朝を迎えました。
けっこう濃い朝霧が掛かっています。
高いところから見れば雲海が広がっているんだろうな。

さぁ、今日はR113を西に進んで日本海に出ていきますが、
2007年に飛泉寺から横川ダム湖畔に移植されたという大イチョウを見に寄り道しました。



山形県西置賜郡小国町市野々




  


今日最初の滝は木滝です。
国土地理院の地図に滝近くまで点線が延びているのでそれに沿って行ってみました。
ちょうど車のテール辺りの向こうが入口で、入口付近こそ草ぼうぼうですが10mも進めば林道跡が明確に判るようになります。
山形県西置賜郡小国町黒沢




林道跡の終点で、先に川が見えてますが、道らしいものは無いので適当に川まで下りて、あとは遡上しました。



滝に到着しました。
目測落差は4m、もう少し水量が多いといい感じに右の方まで広がって落ちるようですがちょっと残念でした。
山形県西置賜郡小国町黒沢






  

  


つぎは桃川のおたきさまです。


R290の休憩所にある遥拝所からの遠望です。
新潟県村上市桃川


少し下流側に遊歩道入口があるので下りてみました。



落差は5m、あとでわかったことですが、実はこの上にもう一つ滝があるとのことです。





滝前の左岸に、四角に掘られた岩屋が見られましたが、なかには何もないようでした。

  




今日は道の駅やらいろいろ寄ったのでこれで終わりです。
このあとは岩船港と岩船海岸まで出て夕日を撮影しました。
新潟県村上市岩船


新潟県村上市岩船


  




今夜は岩船港のみなとオアシス 越後岩船の駐車場で車中泊です。
新潟県村上市岩船港町


2023年11月04日(土)

新潟県村上市岩船港町岩船港のみなとオアシス 越後岩船で朝を迎えました。
目が覚めたばかりは今日もいい天気かなと思っていた空も時間がたつにつれどんどん雲が多くなってきました。

今日最初の滝は、近くの多岐神社に落ちる不動滝です。
海岸沿いに歩いていきます。
新潟県村上市岩ケ崎




神社の手前の橋の奥、こんなふうに海の近くに落ちてます。
新潟県村上市岩ケ崎


落差は6mぐらいでしょうか。

  

海側を見るとこんな感じです。

  


さぁ、朝の散歩がてらの滝見を済ませ、今日のメインの鈴ヶ滝へ向かいました。
知ってる人はここで、えぇ・・と思っただろうな。
高根地区から林道を少し行ったところで通行止めでした。
新潟県村上市高根


地元の人に話を聞くとなんでもR4.8.3からの大雨によって、
滝に通ずる市道鈴滝線、林道鈴川線、朝日ス―パ―ラインのいずれも水害を受けて、治る目途もたってないとの事でした。
くすん! (ToT)/~~~
またもや事前調査不足でした。
朝日ス―パ―ラインの紅葉も見てみたかったな。


気を取り直し、高根地区から広域農道で北上しました。
雨が降り出しました。
途中、天蓋大橋からの紅葉の絶景です。
新潟県村上市蒲萄














R7に出てさらに北上し海岸に出てきました。
新潟県村上市碁石


カメラを準備してたらちょうど羽越本線の電車が通過したのを撮り逃した。
次はいつ来るかと調べたら2時間後だった(≧▽≦)


降っていた雨もほとんど上がったので、気を取り直して湯見ヶ滝に行ってみることにしました。
山形県鶴岡市湯温海
温海総合運動場のところが入口で、すぐに登りが始まり道に沿って尾根伝いにどんどん上がっていきましたが、どうも国土地理院の地図の点線と違うなという違和感。
地図では尾根より右下を滝のある沢の方向に行ってます。
でも途中で右に行くような道はなかったな。
来た道を戻りながら探しても道らしいあとは見つからず。
結局諦めました。


雨もまた降り出したし、あつみ温泉に来ていることだし今日はこれでお終いにして温泉としました。
温泉街の浴場は駐車場もないのでちょっと外れの湯之里公衆浴場です。
真っ暗で、やって無いのかと思いましたが戸が開いたので入らせていただきました。
協力金200円です。
山形県鶴岡市湯温海湯之里





今夜はファミリーマートあつみ温泉インター店の近くの空き地で車中泊です。
山形県鶴岡市大岩川


2023年11月05日(日)

山形県鶴岡市大岩川家の平の路肩駐車スペースで朝を迎えました。
天気も回復して青空が広がっています。
やっぱお天気はいいですね、テンションが上がります。

今日最初の滝は、あつみ温泉に北から流れ込む沢に落ちる滝です。
下流から一の滝から三の滝まであり、一の滝は林道沿いに、そこから林道と沢が離れてしまうので
二の滝、三の滝は沢沿いの登山道を歩きます。
先ずは最上流の三の滝を目指し帰りに順に見てきました。
林道との別れ道、登山道の入口です。
山形県鶴岡市湯温海甲






三の滝に到着しました。
筋の細い滝ですけど落差は30mあるそうです。
山形県鶴岡市湯温海


  

斜面を少し下りてみました。

  

三の滝をあとにして、少し下ったところにある小滝です。
出会いの滝という看板が転がっていました。



右のこちらが男滝だそうです。



左の女滝はほとんど流れていませんでした。



こちらは、すぐ下流の右岸枝沢より落ちる小滝です。



二の滝まで下りてきました。
山形県鶴岡市湯温海
  

落差は8mです。



たきの右横が少しえぐれていて、楽しい撮影が出来ました。

  



登山道入り口まで戻って、林道を少し戻ったところに車を止めてましたが、
その20mぐらい下の一の滝橋の下に一の滝が落ちていますのでそのまま行きました。
斜面を下りて滝前に。
大きな岩を挟んで左右に分かれて落差6mを落ちていました。
山形県鶴岡市湯温海
  

  


K44まで出てきたら、なんだかやたら混んでるお蕎麦屋さんがあったのでどんなものか早めの昼食です。
てんせいろを頂きましたが、特別という感じはしなかったな。
個人の感想なのであしからず。






K44を東に向かいます。
途中の温海川ダム湖の紅葉はまだ早かったか。
山形県鶴岡市温海川





さぁ、次の滝は弁財天滝です。
林道入口の桜の紅葉がきれいでした。
山形県鶴岡市越沢


たしか”せとばし”と書いてあったと思うけどその橋を渡ったところが登山道入り口で駐車スペースも十分にありました。
そこから紅葉真っ盛りの沢道を進みます。

  



やがて分岐があるので、ここは左というか、まっすぐ進みます。







紅葉の弁財天滝到着です。
山形県鶴岡市越沢


落差は28mです。



  

  

左隣にも目測落差8mほどの滝が落ちていて、これと併せて夫婦滝ともいうそうです。



  

心地よい疲労感と紅葉に染まった弁財天滝に会えた満足感に浸りながら少し黄色くなりかけたお日様の中林道を戻ります。




明日あたり、100選滝の七ツ滝でも見ようかなと今夜の車中泊先を道の駅月山としてそちらに向かいました。



時間も少しあるのでお手軽滝を2つ見ときました。
R112の米の粉の滝ドライブイン駐車場から観瀑できる米の粉の滝、落差25mは再訪になります。
山形県鶴岡市上名川


  




もう一つは道の駅月山のすぐ近く、ふれあい吊り橋の下に落ちる亀の滝です。
梵字の茶屋の対岸の沢が梵字川に流れ落ちるところにできた三段25mの段瀑です。
山形県鶴岡市上名川




  


今日の紅葉・滝めぐりを終え、今夜は道の駅月山で車中泊です。
山形県鶴岡市越中山名平


紅葉・温泉・滝めぐり 東北日本海側北上 (下) に続きます。



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