TOP  09月  津屋川ひがん花まつり 紫金山・アトラス彗星 紅葉・温泉・滝めぐり 奥州 10月のガーデニング 10月の朝日・夕日  11月



紫金山・アトラス彗星


2024.10.14(月)

紫金山・アトラス彗星を見てみようといつもの野見山展望台に出かけました。

紫金山・アトラス彗星は、2023年1月に中国の紫金山天文台で発見された彗星で、2024年9月28日に近日点を通過(太陽に最も接近)しました。
このときの彗星と太陽の距離は約5900万kmで、近日点通過前後の時期で彗星活動(注1)がピークを迎えたものと予想されます。ただし、
彗星の見かけの位置は太陽にかなり近く、肉眼で観察するのは困難でした(※日によっては、明け方の低空で双眼鏡などを用いて観察
されたり、写真撮影されたりしました)。地球への最接近は10月13日で、この時の彗星と地球の距離は約7100万kmです。ちょうどこの頃から、
彗星の見かけの位置が太陽から離れて夕方の西の低い空で観察できるようになります。空の暗い場所であれば、肉眼でかすかに見えるかも
しれません。市街地では肉眼で見るのは難しそうですが、適切に設定したカメラで撮影することでぼんやりとした姿を写すことができそうです。
10月下旬以降は、彗星が太陽からも地球からも遠ざかっていき、徐々に暗くなっていきます。
(注1)
彗星は、氷(水、一酸化炭素、二酸化炭素などが凍ったもの)とダスト(ちり)が混じった天体です。彗星が太陽に近づき、太陽の熱によって
氷がガス(気体)になる(昇華する)ときに、ガス自体やダストが彗星から放出されます。このような一連の現象を彗星活動と言います。一般的に
太陽に近づくほど彗星活動は活発になり、明るくなります。

先ずは今日の夕日です。
こんなに雲が多くて彗星見れるでしょうか。

17時16分撮影  豊田市の今日の日没17時19分
愛知県豊田市野見山町


猿投山の上の雲がきれいでした。



いつもは閑散とした展望台も、今日は彗星を見ようと人が集まってきました。



18時11分、西の空に彗星を見つけました。
西の雲の少し上の辺りでした。





目を切るともうわからなくなるほどの明るさです。
再度見つけるには空を広く取って露出もオーバーにして撮影すると見つけることが出来ました。



町の明かりも入れて撮ってみました。





TOP  09月  津屋川ひがん花まつり 紫金山・アトラス彗星 紅葉・温泉・滝めぐり 奥州 10月のガーデニング 10月の朝日・夕日  11月