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氷瀑めぐり 南相木村
2025.01.29(水)
東海地方は、本当に雨の少ない冬となっていて滝めぐりもままならない状態ですが、
氷瀑なら大丈夫そうだし、行くなら寒波が来ている今かなと思い出かけてきました。
一番の目的地は大禅の滝としましたが、今日は主に移動で、
途中滝に寄りながら2泊予定の立岩湖交流センター立岩荘を目指しました。
最初に立ち寄ったのは、
大滝 一の滝14m、二の滝16m
駐車場、遊歩道完備の、準お手軽滝でした。

道路から谷に下りる階段を下りていくと、上流側に一の滝が見えてきました。

階段途中から滝前に向かう踏み跡を辿りましたが、結局、滝壺があって近づけません。
山梨県北杜市高根町浅川


階段を、更に下りると下流の二の滝の滝前に架かる橋があり、渡ると滝壺の縁まで下りれました。

山梨県北杜市高根町浅川




南相木村川のつくる谷に入れば、宿はすぐです。
御三甕(おみか)の滝 16m斜瀑

こんなトンネルを通って滝に近づきます。

トンネル途中に窓が一つ開けられていて、滝をほぼ正面から見られました。
長野県南佐久郡南相木村和田

トンネルを抜けると、上の道路から下りてくる遊歩道に合流します。
遊歩道の下り口は、南相木小学校の近くの諏訪神社のところにあり、小学校の校門前の駐車場もあります。

滝に一番近い所では滝の全体像は見えず、上部と滝壺しか眺められません。

自己責任で下まで下りてみました。



立岩の滝 15m分岐瀑
道路から、階段を下りていくと最初に綺麗に分岐した渓流瀑で、ちょっと凍りかけていました。

そのすぐ下流にもう一つの滝です。
長野県南佐久郡南相木村




この滝のちょっと上流が立岩湖ですが、今晩の宿、立岩湖交流センター立岩荘はその湖畔にあります。
立岩湖は全面凍結していました。
チェックインのあと、少し上流の南相木温泉滝見の湯で夕食と温泉を頂いてきました。
明日はどんな氷瀑が見れるでしょうか。
2025.01.30(木)
長野県南佐久郡南相木村の立岩湖交流センター立岩荘さんで朝を迎えました。
いいお天気ですが、空気は凛とした冷たさです。
目の前の立岩湖は完全凍結で、朝からワカサギ釣りの方が真ん中あたりまで立ち入って釣りの準備をしていました。
長野県南佐久郡南相木村


朝一で向かったのは、隣の谷の北相木に落ち、冬は氷瀑になるという三滝です。
雪はどこにもなく、難なく到着です。

大禅の滝 30m直瀑
正面からです。
氷柱は、滝の落差の2/3ほどの大きさでした。
長野県南佐久郡北相木村


左側からです。


右側からです。

アイスブルー、いつ見てもやさしい色です。

なお、このあと浅間(せんげ)の滝を探してみたんですが、わかりませんでした。
小禅の滝 10m分岐瀑
こちらは残念な状態で、見ている間にもしょっちゅう崩れ落ちていました。
おかげで近づくことも出来ません。
長野県南佐久郡北相木村


K124まで戻ってきて、相木川に落ちる滝を2つ。
箱瀬の滝

右岸の崖崩れで滝壺の半分が埋まってしまったそうで立ち入り禁止のため、先ずは箱瀬橋の上から様子見です。
大きな石が崩れ落ちてます。

自己責任で、橋の下流側から下りて、近づいてみましたが、長居は無用ですね。
長野県南佐久郡北相木村




雪瀬の滝
遊歩道を下りますが、最後は切り立っているため川までは下りられません。
長野県南佐久郡北相木村


再び、南相木に戻って、
千ヶ淵の滝 10m直瀑
下りるのは無理そうで、道路から見るだけでした。

長野県南佐久郡南相木村栗生川

千ヶ滝 5m斜瀑

滝は氷に覆われていて、水は見えません。
長野県南佐久郡南相木村

滝壺も下流側は薄氷が張っています。

割れた氷の破片がお互いに削り合って円形になっていく鍋蓋という現象を見ることが出来ました。

鍋蓋でくるくるを撮ってみました。

犬ころの滝 12m幅広多条分岐瀑
2日間、お世話になった南相木温泉滝見の湯のすぐ横に落ちる滝です。
温泉の湯船からみることが出来ますが、マジックミラーになっていて外からお風呂は見えません。
左岸滝上側から滝前に下りる遊歩道がありました。

長野県南佐久郡南相木村






今日の滝めぐりを終え、すぐ横の滝見の湯で温泉と夕食を済ませた後、今夜も立岩湖交流センター立岩荘さんに宿泊です。
明日は今回の旅の最終日です。
2025.01.31(金)
長野県南佐久郡南相木村の立岩湖交流センター立岩荘さんで朝を迎えました。
目の前の立岩湖では、今日はワカサギ釣りの客に混じってカメラマンの方が何名か居たので宿の人に聞いてみると、
昨日、地方テレビが立岩湖のアイスバブルを取材にきて、テレビで放映したので、それを見た人が来ているのだろうとの事でした。
放映したものがYouTubeにありました。
#冬限定!湖の神秘「アイスバブル」 幻想的光景の正体は?(abnステーション2025.01.30)
昨日、撮影班とはチラッと話を交わしましたが、ワカサギ釣りの取材と思っていました。
なお、ここではシナノユキマスというトラウトの仲間も釣れるんだそうです。


湖上を歩いていると、時々ゴン!という音が聞こえますが、氷が膨張してヒビが入った音だと思います。
激しくなると諏訪湖の御神渡りのように、氷が盛り上がったりするのでしょうか。

私も少し探してみたんですが、きれいに見える場所は見つけられませんでした。

今日は旅の最終日なので、いくつかの滝に寄りながら帰路につきます。
八岳の滝 12m分岐瀑
さすが、この辺りは道路にも雪が積もっていましたが、よく踏まれていたので無事に到着です。

長野県南佐久郡小海町稲子
滝まではなだらかな坂を200mぐらい?
ズボズボというかんじもなく歩きやすかったです。





落水の前に成長したアイスウイング(勝手に付けました)です。

次に牛首の滝をめざしましたが、もう少しのところで分厚いアイスバーンで車はここまで。
歩いても行ける距離のところですが、
このアイスバーンはつるっつるで歩行すら危険でした。
沢から行けるかもとおもったのですが、この辺りは、川が両岸落ち込んでいて、入渓も容易ではなさそうなので諦めました。
長野県南佐久郡南牧村海尻

千ヶ滝 12m直瀑
千ヶ滝橋の袂に駐車場と、遊歩道入口です。

最後に鉄の階段を下りれば滝下です。

長野県南佐久郡南牧村海ノ口



沢の水は落ちてなくて、下に流れているのは潜流水です。

まわりは板状節理でしょうか、けっこう崩れ易そうなので要注意ですね。


滝めぐりをすべて終えて帰路につき、18時前には無事帰宅しました。
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